ヘルシンキ福祉施設視察ツアー 7日間

期間:2008年10月27日〜2008年11月2日
R.K. 様

GON-000222

10月27日~11月2日の7日間

女友達と2人でフィンランドへ行ってきました。私たちは2人とも、看護系の大学に通う4年生で、福祉先進国と呼ばれる北欧へ強く興味をもっていたため、渡航を決めました。

そもそも、北欧での福祉視察を取り扱っている旅行会社は、そう多くはありません。そんな中、友人がパーパスジャパンを見つけてくれ、担当の方が私たちの希望を取り入れつつ、スケジュールを調整してくださいました。多々、私たちのわがままに対して親切に対応してくださり、素敵なプランを計画してくださった、パーパスジャパンさんには本当に感謝しています。

到着して次の日、現地ガイドの方と福祉視察に行ってきました。認知症の方が入居されている施設を2箇所見学させていただきました。

私たちは、看護学生ですので、日本の老人福祉施設には何度も行ったことがありましたが、海外の施設はどんな雰囲気なんだろう?というのが率直な気持ちでした。内装は、北欧らしく、白や木目を基調とした、シンプルなつくりで、日本で見てきた福祉施設よりずっと“家庭らしさ”を感じることができました。また、入居者は、施設の自室に自宅から家具を持ち込むことができ、見慣れた家具に囲まれて生活することができます。

認知症の方にとって、“家庭らしさ”を感じることは、穏やかに過ごすためにとても重要なことです。簡単なことのように見えますが、日本ととても大きく異なる点だと思い、“家庭らしさ”の再現に重きを置いている点が、とても印象に残りました。

 視察した老人福祉施設
視察した老人福祉施設

 視察した老人福祉施設
視察した老人福祉施設

翌日、翌々日は

ヘルシンキ市内の観光と買い物。

北欧の秋は、どんよりと雲で覆われていることが多いのですが、この日だけはきれいな青空を拝むことができました。

朝早めにホテルを出て、フィンランドで一番有名な観光スポット:ヘルシンキ大聖堂をはじめ、世界遺産に指定されているスオメンリンナ島、ウスペンスキー寺院、テンペリアウキオ教会等、一通り観光してきました。

これくらいなら、徒歩で十分回れる範囲にあるのですが、ツーリストチケットを6ユーロで購入し、トラムを駆使して、オリンピック競技場、かもめ食道の舞台となった食堂:カハヴィラ・スオミ、ハカニエミのマーケットまで足を伸ばし、回ることができました。

スオメンリンナ島
スオメンリンナ島

 エスプラナーディ通りから覗いた大聖堂
エスプラナーディ通りから覗いた大聖堂

そして、19時発の

サンタクロースエクスプレスに乗り、ロヴァニエミへ。人生初の寝台列車でしたが、車内は清潔で、とても快適でした。

到着して、オウナスヴァーラの丘に建つ、すばらしいロケーションのスカイホテルにチェックイン。そして待ちに待ったサンタ村へ!
サンタさんとの対面を果たし、写真も撮ってもらいました。(自分で見て恥ずかしいくらい、最高に嬉しそうな顔で、サンタさんの隣にうつっていました・・笑)

ホテルでサウナとディナーを楽しみ、翌日、帰国の途へ。かわいい北欧みやげと思い出がつまった、パンパンのスーツケースと一緒に、無事に日本に帰ってくることが出来ました。

大学生、女二人で、英語力も旅行経験値もそれほど高くなく、でも、北欧の人の親切さに何度も助けられ、なんのトラブルもなく、旅することができました。フィンランドの方の自然体な生き方を目の当たりにして、自分の世界がぐんと広がったような気持ちです。

日本から一番近いヨーロッパ、フィンランドは、派手ではないけれど、とっても魅力的な国です。リキみすぎて疲れちゃった日本人には是非とも、おすすめの国だと思います。

サンタクロースエクスプレス:ロヴァニエミ駅にて
サンタクロースエクスプレス:ロヴァニエミ駅にて

オウナスヴァーラの丘から見下ろしたロヴァニエミ
オウナスヴァーラの丘から見下ろしたロヴァニエミ

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