ユーロエキスプレス利用 ローマ・フィレンツェ・ミラノ8日間
期間:2008年12月28日〜2009年1月4日
草野 様
一日目
出発日はハワイの停電の影響?で3時間程遅れ、やっとフライトだと思って座席に座ったら、機内のエアコンの調子が悪いとのことで30分程待たされ・・・。飛び立ったのは17:30でしたが、途中シベリア上空でオーロラが見れたのが嬉しかったですね。(モヤのようでしたが笑)
ローマ到着後はまたハプニングで荷物が出てこず、一時間位待ち、(途中ローマ乗り継ぎ、カイロへ向かう人がいて驚きました)ホテルに到着したのは深夜12:00頃になってしまいました。その際、現地の日本の方が帰国までのスケジュール案内、ホテルのバウチャーチケット、ユーロスターのチケットを渡してくれました。
ビスコンティーパレスは都会的な感じでしたね。フロントには紫のライトが付いていて、デザイン感覚が日本とは異なる感じでした。
二日目
朝からヴァチカンへ。
朝一が一番混むとのことでしたので広場を見学後、10:00頃美術館へ。40分くらいで入場できましたが、中も混雑していて人の流れに沿ってぐるぐる迷路のようにまわって出てきました。
そこでかなり時間と体力を費やしまして、地下鉄に乗りコロッセオへ。コロッセオでも30分位並びました。
ヴァチカン近くの城(サンタンジェロ城?)
朝日が照らしています。
広場前
その後フォロロマーノへ行こうとしたら入り口が逆ということに気づかず、入りそこねてしまい、フォロロマーノの脇の大通りから眺めながら、ヴィットリオエマヌエーレ二世記念堂、トレビの泉からスペイン広場、フラフラになりながらホテルへ到着しました。
夕食はサンマルコへ。人で賑わっていて、もう少し遅かったら待つところでした。
メニューが全部イタリア語だったので読めたサーモンのフィットチーネとポルチーニノフィットチーネを注文。ポルチーニはきざんだものしか食べたことが無かったため、ごろごろ入っているのを見て、さすが本場!と感動しました。
トレビの泉
スペイン広場
三日目
人数が少なかったらしく、15人程でゆったりとバスでシエナへ。
添乗員の日本の女性が色々知識を持っていてバスの中からたくさん説明してくれました。シエナ到着からはすでに寒くなっており、持参したイヤーマフラーがここからミラノまでものすごい威力を発揮してくれることになります笑
シエナは落ち着いた町並み、ドゥオモの美しい白さ、雲一つ無い濃い青空に鐘が鳴り響く・・・。まるで別の次元にスリップしたようでした。
(唯一快晴、人ごみ無し、怪しい人物がいなかったため、ゆったりとした気持ちで見ることができました。ノーマークのシエナが一番印象に残ったかもしれません)
その後フィレンツェのソフィテルへ到着。ホテルは中世的で一番気に入りました。(女性には人気があるはず)
ドアにはクリスマスのリースが付いており、部屋は他のホテルと比べると狭かったですが、スズランのような優しい花の香り・・・窓からはドゥオモの鐘が聞こえます。
飾ってあった絵もとても素敵で気に入り、持って帰りたいくらいでした。途中でメイドさんの格好をした女性がチョコレートを届けに来てくれたりもしました。
夕食は・・・シエナでのお昼がどっさりお腹に残っていたため、(お昼のメニュー:ペンネアラビアータ、サラダ、豚肉のロースと付け合せにマッシュポテト、パン、パンナコッタ)スーパーでサラダ、バールでパニーニを購入しました。
四日目 曇りのち雨
ドゥオモ見学後、息を切らせながらジョットの鐘楼の一番上まで上り、ウフィッツィ美術館へ。
ウフィッツィは並んでも一時間位かと思いきや、考えが甘く、結局二時間半寒い中待たされました。まるで東京ディズニーランド並みの待ち時間で、シーズンだったらどれほど並ぶのか考えただけで恐ろしくなります。3000円払っても予約にするべきでした。
中も混雑していましたが、ボッティチェリの「春」と「ヴィーナス誕生」に感動。ボッティチェリの描く女性は美人で優しさがが現れているよう感じました。
ジョットの鐘楼にて
美術館を出た後は雨がパラパラ降ってきていていましたが、コートのフードをかぶってそのままヴェッキオ橋へ。
夕食にと8:00過ぎにラ・スパーダへ行きましたら、9:00からパーティーが入っているのでそれまでだったら入れると言われ急いで入りました。メニューがイタリア語だったため、プレイステーションポータブルのトークマンという翻訳機ソフト(鳥のキャラクターがイタリア語を代わりにしゃべってくれます)で店員さんと相談し、三種類のパスタの盛り合わせ一皿とお肉を二皿注文しました。
パスタはゴルゴンゾーラのペンネが一番おいしかったです。骨付き肉はボリュームにびっくり。その上、じゃがいもの揚げた物がごろごろと付け合せにあるのですから見た目に圧倒されてしまいました笑
大晦日でしたが・・・ホテルに帰ったあとはすぐ休みました。
ドゥーモ近くのセルフサービス店のデザート
五日目
ホテルにお迎えが来てくれ、ユーロスターが発車するまで同行してくれました。
スーツケースを座席の上に乗せるつもりでしたが、上には乗せられないので出入り口の荷物置き場に置くよう指示があり、主人がそれでは危ないということでチェーンの鍵でスーツケースを二つつないでおきました。途中の駅で停車した際も心配性の主人は荷物置き場に立って見張り。
そしてだんだん景色は雪化粧になり、ミラノで下車したら顔が寒い!夕方ということもあるのでしょうが、空気の冷たさが全く違い、駅の荘厳さを引き立てているようでした。
ミケランジェロホテルは国際見本市?が行われるせいでしょうか、ファックス用紙、メモ用紙数種類、ペンが数本と置いてあったのでビジネスマン向きなのかなと感じました。ジャグジーがあったことは嬉しかったです。
夜楽しみにしていたイゾロットへいただいた地図をたよりに行ったのですがお店が見つからず・・・。元旦ということもあり、Fara通りは開いている店も人通りも殆ど無かったです。残念・・・。
ユーロスター乗車前
夜のミラノ駅。もやが出ています。寒い。
ミラノ駅到着後
六日目
地下鉄でドゥーモへ。凍っているとのことで上には上がれませんでしたが、リナシェンテの最上階から眺めることはできました。
ガレリアを通り、スカラ座へ。その後はドゥオモ近辺のお店をぶらぶらし、カドルナ駅まで行けたのは良かったのですが、サンタマリアデッレグラッツェ教会まで30分迷い、走りましたが5分遅刻、怒られましたが中には入れてもらえました。
ドゥーモ前
ペックのお店。全てチョコレートでできています。
ドゥーモ内
七日目 曇り
ミラノは1/3からセールでリナシェンテはものすごい混雑、支払いをするにも人をかき分けて並ぶほどでした。出発までは一日お買い物、アクセサリーショップのXENIAクセニアは見つかりませんでしたが、DIESELは日本では考えられないくらいの商品数が置いてあり、なおかつ50%オフ。二人して興奮してしまいました笑また、体と足のサイズが大きく、日本ではサイズがありませんと断られることが多い私たちにとって、サイズが豊富なのにも感動でした。
マルペンサ空港では、TAX FREEで購入したアレッシイのワインオープナーと爪切りが手荷物検査でひっかかってしまい、係員の女性に怒られてしまいました。(TAX FREEは全て手荷物でと聞いていたので)
困ってウロウロとJAL窓口へ行ったら日本語をしゃべってくれる職員の方がいて、先にTAX FREE窓口でスタンプを押してもらって再度荷物を預け、手荷物検査へ向かえば大丈夫だと親切に教えてくれ、一安心。
帰りの機内は2階一番先頭、前がテレビのついている壁で足先がのばせず窮屈でしたが、食べて寝て食べてで成田へ到着、往復フライト時間は心配していたほど辛くなかったです。
:::食事:::
旅先での食事は口に合わさないと厳しいですが、今回は小麦粉系・チーズが好きな私は問題無く、疲れもそんなに残りませんでした。
ただ、全体的に味付けがしょっぱく、パンがカサカサとしていたので喉が渇きましたね。野菜がもう少しあれば良かったかなと。
主人は米派のため、帰国後定食屋さんで食べたご飯とお味噌汁で生き返り、くパスタとチーズはもういいと言っていました笑
味噌汁の素をこっそり持って行っていたらしいですが、にポットが無かったので飲めなかったようです。
ミラノのスーパーでモッツァレラ、リコッタ、ブリーチーズをミラノで買ってきて今冷蔵庫に入っていますが、日本では高くて中々手が出せないので、私は冷蔵庫を開けるたびに幸せを感じます笑
:::その他:::
向こうで驚いたことは・・・トイレが女性用なのに便座が無いことや、町中、駅時計がほとんど合っていないこと。腕時計が無かったら・・・と思うとぞっとしました。
あと日本ではおかしなデザイン・・・と思っていたアルファロメオがあんなにかっこよく見えるなんて。
持っていって重宝したものはイヤーマフラーと真冬ゴルフ用中綿入りズボン!これが無かったら寒くて楽しさ半減だったかもしれません。
最後に・・・大変長くなりましたが、今までで一番印象に残る旅を手配していただきありがとうございました!なんだかヨーロッパにはまってしまいそうです・・・笑
また機会がありましたらその際はよろしくお願いします。本当にありがとうございました。
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