オリジナル香水作り体験 南仏の旅 6日間

期間:2009年8月11日〜2009年8月16日
S 様

GON-000361

フランス・コートダジュール地方へ

一人旅に行ってきました。空港から近いニースを拠点にして、近郊の町を巡り、美しい地中海を眺めては 食べ物、芸術にも触れてみたい・・そんな思いで、ふらりと出かけた初めての南仏旅行です。

ニースに着いた初日。宿泊したホテルが、ビーチのすぐそばでしたので、朝は鳥の鳴き声が響いてきます。「あ~リゾート地へ来たんだ!」と実感。

早朝、「城跡のある丘」へ登りました。丘の上から眺めた町並みは、素晴らしい大パノラマでした!
紺碧の海、そして右側に広がるパステル調の赤茶色の家並み・・思い描いていた以上の風景が、目の前に広がっていました。旅の疲れも吹き飛んで、「来た甲斐があった!」と感動した瞬間です。

海岸沿いの3.5kmの通り“プロムナード・デザングレ”は

はいつも人であふれ、華やかな雰囲気です。ジョギングをしたり、、思い思いに過す人たちで、ゆったりとした時間が流れていました。

所々に、絵画の巨匠が描いた作品がパネルになっていて、風景と対比しながら楽しめるように設置されていたり、ビーチパラソルが、海のブルーによく映えています。

海風を感じながら、朝夕歩くのが楽しみでした。




次は、ニースの食をのぞきたくてマルシェへ。

旧市街のサレヤ広場には、朝6時から野菜市・花市が立ち並んでいます。明るくなってくる、7時頃に出かけると、地元の人や観光客が入り混じって、すでに賑わっています。

カラフルな野菜からは、太陽をいっぱいにあびた力強さが伝わってくるよう。南仏らしいコンフィや、ナッツ・香辛料も豊富です。珍しいフルーツにも興味津々で、少しずつ買っては味見しました。



地元料理を、現地の空気の中で味わってみるのは何よりの贅沢!

まずは、もっともポピュラーな“サラド・ニソワーズ”から。野菜たっぷり!ボリュームもすご~い!このサラド・ニソワーズをはさんだ丸いパンが、“パン・パニャ”。巨大で、一度では食べきれません。。注文すると、オリーブオイルを、染み込むくらいかけてくれます。
他にも、店先で売られているものは、気軽に試しやすいのでいいですね。

細い路地が迷路のように続く、ニースの旧市街へ行くと、地元の名物料理を味わえるお店に出会えます。

手前の“ソッカ”は、ひよこ豆の粉を、水やオリーブオイルで溶いて大きな丸い鉄板で焼いたもの。ヘラで、豪快にかきとって皿に盛ってくれます。焼けた部分がパリッとして、お味はまさにひよこ豆!

他にも、“サーディンのベニエ”や“ピサラディエール”・・毎日様々な地元料理を味わいました。どれも素朴ながら、しみじみと味わい深い美味しさです。


ソッカ
ソッカ

また、多くの芸術家たちが愛した

コート・ダジュールには、あちこちに美術館やアトリエが点在していて、芸術に触れることができました。ニースでは、バス移動が便利で、あちこちへ移動することができます。

オリーブの木が茂る公園を歩いていくと、ひときわ目をひく赤い壁の建物が、「マティス美術館」です。ニースで没したアンリ・マティスの、鮮やかで色彩あふれる、楽しげな作品がたくさん!しかも入場無料です。
赤い壁とオリーブの木々、降り注ぐ太陽・・忘れられない風景です。南仏が、なぜこんなにも多くの芸術家たちを魅了してきたのか。その理由が分かる気がします。

すぐ近くには、「シャガール美術館」もあり、聖書をテーマに描いた、貴重な作品をたくさん見ることができました。

マティス美術館へ行ったら、是非おすすめなのが、“ヴァンス”にある「ロザリオ礼拝堂」です。マティスの集大成とも言われる礼拝堂は、白い空間に、青や黄色のステンドグラスからの光が落ちて、それはそれは美しく、神聖で・・マティスの心の深いやすらぎが伝わってくるようでした。



2日目は、楽しみにしていた「香水作り体験」です。

香水の町“グラース”には、香水工場がたくさんあります。その中で、もっとも古い香水工場“Galimard(ガリマール)”でオリジナル香水作りを体験してきました。

1人ずつテーブルが与えられ、前には香水ビンがズラーリ!私を担当して下さったのは、日本語が話せるやさしくてエレガントな雰囲気の調香師さんでした。
最初に小さなビンに入ったサンプルから、好きな香りを選んで、好みの香りの系統を見つけます。トップノート → ミドルノート → ラストノートと香っていきますが、作るのはなぜか逆からです。

前に並ぶ香水ビンの中から「ここから、ここまでのビンで、好きな香りを4つ選んで下さい」と言うような事を何度もくりかえします。鼻が混乱してくるので、途中で休憩を入れながら、最終的には15種類くらいを呼び出します。調香師さんが決めて下さった配分で、ビンを逆さまにして、100mlになるまで調合。

途中で、ムエットに香りを付けてチェックします。
「いいかおりね~」と調香師さんもニッコリ!私は、どうやら花やフルーツの甘い香りが好きなようです。

出来上がった香水は、自分がつけた名前のラベルを貼って下さって、お持ち帰りできます。ディプロマ(終了証)まで頂けて、旅の記念になりました!配合のレシピは保管されて、日本からもオーダーできるようになります。グラースへ行かれるなら、香水体験は是非おすすめです!




その他、鷲の巣村で有名なエズや

中世の可愛らしい町並みが美しい、トゥレット、サン・ポール、モナコ・・色んな町を回って、この他にも書ききれないくらい様々なことを体験してきました。

今回、パーパスジャパン様に送迎や、体験ツアーを手配して頂いたおかげで時間が有効に使え、短いながらも濃い時間を過ごすことができました。
現地でお世話して下さった送迎の方に、分からない事を聞けたり、現地の方ならではの情報を教えていただけたこと、旅の間もサポートして下さっている安心感が常にあって、一人旅でも心細さを感じませんでした。

海外旅は何かとエネルギーを要しますが、行った先で必ず何かの感動に出会えます。また機会さえあれば、旅行へ行きたい気分。
その時は、またパーパスジャパン様にお願いしたいと思います。ありがとうございました。

ツアープランナーからのコメント

とても綺麗なお写真を頂きまして、有難うございます。ご自身で調合されたオリジナルの香水なんて、旅の思い出としてとてもお洒落ですよね。南フランスを満喫されて良かったです。

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