秋のイタリア周遊 11日間

期間:2009年10月20日〜2009年10月30日
稲村 様

GON-000364

10月20日から10月30日まで

秋のイタリアを列車を使って旅してきました。日頃のドジを見られているので、無事帰ってこられるか五分五分だねなどと娘に言われながらの70歳二人旅でした。

初日、フィレンツェで一泊して、鞄を預けてチンクエテッレに向かいました。途中、ピサに立ち寄り斜塔にも登ってみました。上るのにチェックが厳しかったのですが、上からの眺めは美しいものでした。飴細工のように磨り減った大理石の階段は、一体どれほどの人が上り下りしたのでしょうか。


夕方、ラスペッツィアに着き、次の朝、雨の中チンクエテッレへ向かいました。

有名な「愛の小径」は雨風がひどく通行不能の状態でした。列車でベルナッツァまで行き、そこでお昼を食べている内に、うそのように晴れてきました。また振り出しに戻り、再度「愛の小径」に挑戦、青い空と海と小さな家々は美しく、太陽に感謝しながら散策を楽しみました。

刻印を忘れて罰金を取られたり、おしゃべりしていて乗り過ごして超過料金を取られたりしながらフィレンツェへ戻ってきました。


フィレンツェでは主に

今まで見逃してきたパラティーノ、バルジェッロの各美術館や、カルミネ教会、サンタマリアノベッラ教会などを回り、フィレンツェの豊富な美術品を堪能しました。

シエナやアッシジも鈍行列車日帰りの旅で、車窓からのんびりと色づいたトスカーナの景色を楽しみました。







フィレンツェで4泊した後、いよいよ

今回のお楽しみのオルビエートへ向かいましたが、小さな町の小さな駅なので、トランクの上げ下ろしに死ぬ思いをしました。フィレンツェを出るときは、若者が我々二人の大きなトランクを両手で軽々と抱えてホームまで運んでくれて感激しました。

息子から聞いていたドゥオーモは本当に美しく、今更ながらイタリアのすごさに驚かされました。街はこじんまりとしていても可愛い陶器屋さんが建ち並び、何軒も覗いては小物を買い求めました。

ここでは現地に住む日本人の方にガイドをお願いしていたので、車で近辺の古い小さな村々を案内していただきました。エトルリア時代からの町、チヴィタやピティリアーノ、ソヴァーナは趣のある素敵な所でした。

また案内されたレストランではポルチーニ茸のタリアテッレとリコッタチーズのムースのベリーソースかけに降参!という感じでした。

夜は迷い迷い現地の人で賑わう食堂に行きステーキを何と二人で3枚平らげ、食堂のおじさんに肩をすくめられてしまいました。



冬時間に直すのを忘れ、真っ暗な

食堂で自分の腕時計を示しながら、どうして開いていないんだと文句を言ったり、荷物預かり証で地下鉄に乗ろうとしたり、数々失敗はやらかしましたが、とにもかくにも無事我が日本に帰り着きました。

いろいろご指導、アドバイスを頂きましたパーパスジャパンの伊藤さま、ありがとうございました。
レストランのことや天気予報など情報を集めてくれた娘の陽子にも感謝したいと思います。

ツアープランナーからのコメント

個人旅行ですといろいろ大変なこともありますが、それ以上の感動が味わえますよね。珍道中の楽しい旅行記と素敵なお写真を有難うございました。

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