ロンドン駐在中に
絶対行っておきたかった南イタリアとクロアチア。
何故か、行きそびれて、駐在中にはもう行けないかな~と諦めかけていたところ、パーパスジャパンのツアーで自分の希望が叶うツアーを発見!お願いすることにしました。
やっと決まったと思っていたら、なんと出発前からブリティッシュ・エアウエイズのストライキとアイスランドの噴火に煩わされ、パーパスジャパンの西澤様にも、飛行機が飛ばなかった場合のキャンセル料についてお伺いしたり、飛行機が本当に飛んでくれるか空港のHPで確認したりで、トラブル続き。本当に空港に着くまで心配していました。
でも、そんな心配も杞憂に終わり、ロンドン駐在中最後の夏休みを楽しんで来ました!
~ドブロブニク~
全室海側のプレジデントホテルに泊まりましたが、夕日がとてもキレイ。毎日早目の夕食を取って、日が沈む前にはホテルに戻り、夕焼けの海を楽しみました。
朝の海も、もちろん美しく、これが紺碧の海なのね~~と感動し、いつまで海を見ていても見飽きず、ホテルの外に出るのも惜しいくらいでした。
さて、付近の観光です。まずは、旧市街を見下ろせるスルジ山に徒歩で登って、旧市街の全景を山の上から楽しみました。山頂に登るためのロープウェイも以前はあったとのことですが、1990年代の内戦で破壊されてしまい、再建中でした。
往復で2時間半。登っているうちに、雲が多くなってきてしまったので、“青い海、青い空”とはいきませんでしたが、とても気持ちが良かったです。
同じ日に、旧市街を囲んでいる巨大な城壁にも登って一周したので、ふくらはぎが筋肉痛になり、何日も引きづりました・・・。城壁から見た眺めは、スルジ山からの景色とは違いましたが、赤レンガの屋根が、とてもキレイでした。
~マテーラ~
ドブロブニク~イタリア・バーリにフェリーで渡り、バーリからは車でマテーラ遺跡へ。
気温が35度と、ロンドンでは味あわない久しぶりの暑さにヘトヘトになってしまいそうでしたが、石造りの教会や居住跡の中はとても涼しく、所々で休憩しながら3時間、マテーラ遺跡を楽しみました。住居の造りは原始的なもので、つい半世紀前まで、ここに人が住んでいたとは驚きました。
~アルベロベッロ~
アルベロベッロの風景は、とてもかわいい屋根のおうち、トゥルッリの群れ。トゥルッリで開いているお土産屋さんも、沢山連なっていましたが、おとぎの国に来たような気分になりました。この、たくさんトゥルッリがたくさん集まっているところ以外にも、所々にトゥルッリがあり、目を楽しませてくれました。
イギリスもそうですが、古い家が、どこも残されていて、みんな不便なりに、それを楽しみながら住んでいます。日本の家屋は木造でもあり、地震国だからという理由もありますが、新しい建物ばかりの日本と、古い建物を大切にするヨーロッパの違いを改めて感じながら、この小さな町を歩きました。
~ナポリ~
*青の洞窟
私の10年来の夢である青の洞窟。まさに、夢が叶いました!!
カプリ島に着くと、パラパラと小雨が。ダメか・・と不安になりましたが、ガイドさん曰く「まだ大丈夫、入れるよ!」と嬉しい話。30人くらいが乗れるモーターボートで、青の洞窟がある場所まで行き、そこで4人乗りの手漕ぎボートに乗り換え、寝そべってボートがやっと通れる小さな入口を通り抜けて、漸(ようや)く洞窟の中に入りました。
中から入口の方を見ると、水が蛍光色に光っています。やっと、噂に聞く青い海を見ることができました。10年来のわたしの夢が叶った!という気持ちと青の美しさに、とても感動しました。
*ポンペイ遺跡
主人が有名なポンペイ遺跡に行きたいと知り、今回行くことにしました。ポンペイを3時間くらいで終わらせて、エルコラーノ遺跡も行ってみよう!なんて話していましたが、とてもあまかった・・。ポンペイだけでも、まさに丸1日掛かりました。
駅に着いたら、ポンペイ遺跡のガイドを買い、それを読みながら、遺跡の中を回りました。2千年前の生活とは思えないほど、立派な建物や美しい絵たち。
遺跡の中を歩きながら、2千年前の人々も、この道を歩いてたんだよな~と感慨に耽(ふけ)りました。
*ナポリと言えば!
ピザです。このナポリピザも食いしん坊の私の夢。もちろんピザも美味しくて、毎日ピザを食べていましたが、新たな発見は、モッツァレラチーズの美味しさです。
イギリスでも、日本とは比較にならないほど安くチーズが手に入るので、度々、料理に使っていますが、ロンドンで買うモッツァレラチーズとは、味も触感も全く違います。主人曰く、モッツァレラはハンペンみたいで不味いものだと思っていたけど、本当は全く違うんだな~~と。
また、トマトも美味しく、食べたパスタのトマトの美味しさに、涙が出てしまうほど感動しました。
~最後に~
出発まで心配していたアイスランドの噴火のことはスッカリ忘れてしまうほど、旅行を満喫できましたのは、パーパスジャパンの西澤様のお陰と思っております。手早く、ご親切なご手配に感謝。
本当に、ありがとうございました。また機会がありましたら、是非、よろしくお願い致します。