マレーシア航空フライトシミュレーターモニターツアー

期間:2010年3月21日〜2010年3月24日
Y.K 様

GON-000384

マレーシア航空フライトシミュレーター

操縦体験ツアーに参加しました。私自身マレーシアは初めて。フライトシミュレーターの体験はありますが、今回体験する機種は初めてと、初めてづくしのツアーでした。
有休が取れるかどうかが最大の焦点でしたが、それもクリアでき、参加の運びとなりました。

1日目

前日より成田空港のホテルに宿泊していた私は、早朝のものすごい風の音で目が覚めました。ニュースを見たら、電車が運休したり道路が通行止めになったりした他、羽田空港では欠航便も・・・。果たして無事出発できるのだろうか?不安な気持ちで、大雨の中を空港へ。

でも飛行機が飛ぶころには、天気は曇っていましたが、雨も風も落ち着き、無事出発できました。

機内では皆さん旅慣れている様子で、ツアーメンバーとお話をする方、ビールで乾杯をしている方、寝ている方、それぞれ思い思いのフライトを楽しんでいるように見受けられました。なかでもいちばんリラックスしていたのが添乗員氏に見えたのは気のせいでしょうか??

行きの便の機内食
行きの便の機内食

クアラルンプール到着後は、関西出発の方と合流して、専用バスでホテルへ。マレーシアは日本と同じで道路は左側通行。思い返せば、私の海外旅行先はなぜか左側通行の国が多い・・・。

ホテル到着は18時頃。晩御飯をどうするかということになり、添乗員氏とメンバー数名とでホテル近くのレストラン??へ。オープンテラスの店舗でしたが、この時期のマレーシアは雨季のため外は大雨!当然屋根はありますが。

そんな中でいろいろお話をしながら楽しく食事をしたのですが、最後に出てきた鍋料理がまた!!すごい量で「食べきれるの?」と皆さん不安がっていましたが、なんとか完食しました。病み上がりの私がいちばん食べてなかったかも・・・。

2日目

現地時間6時頃に起床。日本との時差は1時間。テレビではNHKニュースも受信され、7時のニュースを見ながらメインイベント準備。

ホテルからバスで1時間ほど走り、マレーシア航空アカデミーへ。国は変われど通勤ラッシュは同じ!?ということで、若干遅れて到着。すぐにブリーフィングへと入りました。そしていよいよメインイベントへ。

私が今回希望したのが、エアバスインダストリー社式A330型のシミュレーター。サイドスティックと呼ばれる、シューティングゲームのコントローラーみたいな操縦棹で操縦します。結果としては・・・・・・。そりゃ素人ですから当然ですね!

このシミュレーターを体験して強く感じることは、パイロットがいかに難しい操作をしているかということと、オートパイロットなど支援システムの信頼度の高さです。

人間は鍛錬次第で速く走ることも、重い物を持ち上げたり投げたりすることも、俊敏な行動をとることもできます。しかし、いくらがんばっても「飛ぶこと」はできません。それを身近に体験できる手段となった飛行機。この飛行機をいかに安全に飛ばしていくかというその取り組みは、国が変わっても変わらないであってほしいものです。なんか脱線してしまいました・・・。

シミュレーター記念撮影
シミュレーター記念撮影

シミュレーター記念撮影
シミュレーター記念撮影

続いて向かったハンガー。飛行機の整備場です。飛行機ではないですが、元々整備関係の仕事をやっていた私にとっては、こちらの方が興味津々。お国柄と申しましょうか、整備士の皆さんがリラックスムードでお仕事をされているように感じます!!日本ではありえません。

整備中のボーイング社式B747-400型の機内を見せていただきましたが、この機体は日本でも使われています。内装を取り除いた機体は、まさに線と管が張り巡らされた円形の鉄の塊です。コクピットまで見せていただけたのはラッキーでしたが、整備中ともなるとすごい状態でしたね。コクピットクルーの休養室があるとは聞いていましたが、あんなに狭いとは。これも驚き。

ともかく、知られざる飛行機の構造の一面をいろいろ見られた貴重な経験でした。その後B747の前でちょっとだけ撮影タイム。撮影できる場所が限られてしまいますが、これはしっかり守らなければなりません。

ドックインするB747を真正面から
ドックインするB747を真正面から

すべてのメニュー終了後は、休憩とおみやげ購入の時間に。コーヒーとサンドイッチと肉団子?がセルフサービスで出されましたが、この肉団子?がおいしかったです。その後全員に体験証明書が進呈され、全員で集合写真の撮影をして、アカデミーを後にしました。

マレーシア航空のスタッフの方々は、皆さん明るく楽しい方ばかりで、とても好印象でした。いつかまたお会いできたら嬉しいです!

ホテルに戻った後は、自由時間となりました。とはいえ、私は3日コースを申し込んだため、残り半日しかありません。ということで、ホテルからも見えるツインタワーへ行ってみました。じっくり見る時間がなかったのが残念ですが、「各階のフロアはそんなに広くないが、それがあれだけの高さになれば・・・」という印象を持ちました。日本のお店も入っているようで、本屋「KINOKUNIYA」で買い物をしました。

ツインタワー
ツインタワー

ホテルに戻ってチェックアウトをした後に、ホテル近所のショッピングセンターでおみやげを購入。そうこうしているうちに出発時間に。ここまで案内してくださった添乗員氏と握手をして別れ、暮れゆく街の中で煌々と輝きだしたツインタワーをバスの車内から見送りながら、空港へ向かいました。空港到着後は、チェックインまで現地ガイドさんにお世話になり、ここでお別れ。

話題が脱線しますが、私が外国へ行って探すのを楽しみにしているのが、ヘンな日本語の表記や商品。今回は空港内でこの手の案内板を見つけました!

おかしな日本語表記の案内板
おかしな日本語表記の案内板

チェックインを済ませた後は、軽く食事をしておみやげものを見て回ってから出国。本日の搭乗口はG。通常ならCから出るのですが、変更になったみたいです。出国してからのおみやげ物購入は、サテライトの方が豊富に店舗があると聞きシャトルで向かいました。

車内でJAL便のコクピットクルーにお会いしたので、ちょっとお話をしました。会社はたいへんなことになっていますが、フライトは常に安全・快適なものであってほしいですね。JALに限らずですが。

おみやげを購入して搭乗口へ向かうと、待っていたのはA330!通常なら使用機材はB777のはずなのに、搭乗口だけでなく機体も変更されてました。乗ってみたらシートモニターなしの、いわゆるクラシック機。私たちはまだ夜行便だから寝てたら時間が経ちますが、折り返し成田からクアラルンプールへ向かった方々は暇を持て余したのではないかと・・・。

帰りの搭乗機のA330
帰りの搭乗機のA330

3日目

着陸1時間前くらいに朝食が出されました。外は明るくなっていますが、雲がかかって地上は見えません。そして徐々に高度を下げ、定刻より若干早く成田に到着しました。入国して到着ロビーに出た後、一緒に帰ってきた方々とお別れとなりました。

今回のツアーは、ツアー参加者、添乗員・ガイド・通訳等関係者の方々、そしてマレーシア航空をはじめマレーシアの方々すべてに恵まれ、とても楽しいツアーとなりました。私自身は弾丸ツアーだったので、見足りない等の不完全燃焼が否めませんが、それはいつかまたマレーシアに行くときの楽しみにとっておくことにします!

最後に、今回のツアーを企画してくださったパーパスジャパンならびにイカロス出版の皆様に感謝を申し上げます。またツアー参加の機会がありましたら、よろしくお願い致します。

ツアープランナーからのコメント

機内で一番リラックスしておりました添乗員です。
短いツアーでしたが、私も皆様と一緒に楽しませていただきました。シミュレーターを操縦した後の皆様の目の輝きが忘れられません。このツアーを組んで良かったと思う瞬間でした。

航空機には詳しくない私ですが、皆様に教えていただいたおかげで、少しわかるようになりましたし、興味も持てました。ありがとうございます。

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