「マラソンをどうせやっているなら、ベルリンマラソンを走りたい！」

「そして、ついでにヨーロッパ観光も楽しみたい！」と2月に思い立ち、ツアーを探した所、なかなか希望に沿うものがなく、半ば諦めかけていた時に見つけたのが、パーパスジャパンのホームページでした。

既存のベルリンマラソンのツアーをアレンジ可能だという事で、早速連絡を取り、相談に伺いました。ベルリンともう一つ別の都市を巡るというプランは、予算的に正直難しいだろうと思っていましたが、相談してあっさりと行けてしまうという事がわかり、限られた日数の中でベルリンとパリ、二都市を最大限に動けるプランを組んでいただきました。出発前には詳しい説明もして下さり、大変助かりました。

総勢10名という大人数で臨んだ今回の旅行でしたが、大変楽しかったです。メインはもちろん、マラソンなのですが、観光もばっちりする事ができました。一つ一つの思い出を書いていたら、きりがないほど長くなってしまうので、かいつまんで振り返ってみたいと思います。

まずは、ベルリンへ向かいました。

到着した時はからっからに晴れていたのですが、だんだん崩れていくという事でした。

ベルリン1日目は、親切なガイドさんと共にホテルでのチェックインを済ませた後、ポツダム観光へ向かいました。サンスーシー宮殿を見学し、川下りの遊覧船に乗り、ゆったりした一時を過ごしました。遊覧船で飲んだ地ビールが甘くて飲みやすく、とてもおいしかったです！夜はベルリン市内の雰囲気を味わいました。

2日目は、朝から

ブレックファスランに向かいました。実はスタートの時間に遅れてしまい、自力でゴール地点のオリンピックスタジアムへ向かったのですが、なんとか無事に着くことができました。ゴール地点では、たくさんのエイドが配られており、お祭り騒ぎみたいで楽しかったです。ゴールした後から、雲行きが怪しくなり、雨がちらつくようになりました。

お昼頃まで、オリンピックスタジアムを見学し、午後からはエキスポ会場へゼッケンの引き取りに向かいました。エキスポ会場は、予想外に広くて人が多く、事前に教えて頂いた通り、非常にごった返していました。ゼッケンを引き換えに行くまでに30分ぐらいかかりました。

エキスポ会場を後にすると、ベルリン市内観光へ向かいました。夕方で雨も強く、コートを着ていてもとても寒かったです。しかし、カイザーヴィルヘルム教会、アンペルマングッズショップ、ベルリンの壁、チェックポイントチャーリーと周り、最後にソニーセンターで夕ご飯を食べ、マラソン前日とは思えないほど歩き回ってしまいました。

マラソン当日もやはり雨で

寒さに震えながらスタート地点へ向かいました。ホテルを余裕を持って2時間前には出たのですが、荷物を預ける場所で迷い、そのため一部のメンバーの行方がわからなくなったり、トイレが大行列だったりでスタート時間にもまだスタート地点に行く事ができない状況でした。

私たち市民ランナーがスタートする時間は、正規のスタート時間の30分後だったので、なんとか無事にスタートすることができましたが、ストレッチやアップをする暇はもちろんなく、とても慌ただしいスタートとなってしまいました。雨だったということもあったとは思いますが、もう少し早く準備しておくべきだったと振り返ってみて思います。雨の中走ると体にも差し障るということで、大会側からビニールポンチョの無料配布があり、大変助かりました。

結局メンバーはばらばらのままスタートしたのですが、待ち合わせ場所を決めておいたお陰と、いくつかの奇跡が重なり（笑）、無事に皆完走して再会することができました。

雨という最悪のコンディションでしたが

走っている間沿道には絶えず応援の音楽や声援が飛びかっており、気持ちがくじけることなく走ることができました。前日に歩き回った所を車道から見ることができ、日本では絶対に見ることのできない風景を楽しむこともできました。

コースはワンウェイで、曲がり角が適度にあり、平坦だったので噂通りとても走りやすかったです。エイドも2kmごとにおいてあり、距離表示も1kmごとにちゃんと見やすく表示されており、さすが国際大会だなあと思いながら、気持ちよく走ることができました。しかし、食べ物のエイドが少なかったのが少し残念ではありました。

走っている間はそうでもなかったのですが、完走後は寒さが非常に厳しく、体の震えが止まりませんでした。完走のエイドも充実しており、食べ物も水もたくさんいただけて、ありがたかったです。

ベルリンで手配していただいたホテルは、2人しては十分広く、その上バスタブも平均的な日本人女性が脚を伸ばしてつかることが出来るほど広く、完走後のケアに効果的でした。すぐに温かいお湯で寒さに凍った体をほぐすことができ、その後に筋肉痛も残らず、また風邪を引くこともなく、残りの日程を過ごすことができました。完走後のディナーには、地元料理のアイスバインをいただきました。

マラソンの翌日にはもうパリへ出発ということで、ベルリンで見逃してしまったものがまだまだあるのですが、これは次回まで取っておくことにします。ほとんど天気が悪かったので、今度は晴れている時に走りに来たいものです！

パリには、夕方頃到着しました。

ベルリンとはうって変わり、秋晴れの涼しい気候でした。ホテルはオペラ座の側のこじんまりとしたかわいらしい所でした。パリっぽい装飾のお部屋で、居心地のいいきれいなホテルでした。

ホテルにチェックインした後は、徒歩でコンコルド広場へ向かい、シャンゼリゼ通りをお散歩し、凱旋門に登りました。夕食でいただいたワインが大変おいしかったです。

パリ2日目は、まずヴェルサイユ宮殿へ向かい、その後はエッフェル塔に登りました。夜は、ホテルのそばのスーパーマーケット探索をし、オペラ座界隈をぶらぶらと歩き回りました。

3日目は、モンサンミッシェルのオプショナルツアーを申し込み、バスで向かいました。朝7時出発で、夜20時頃パリに戻るという弾丸ツアーでしたが、大変満足のいくものでした。その後は、水曜日だったのでルーブル美術館に行き、夜10時の閉館まで鑑賞をおのおの楽しみました。

4日目の最終日は

朝から再びルーブル美術館へ向かい、満喫しました。午後は、ノートルダム大聖堂を見学した後、モンマルトルを散策するグループと、セーヌ川下りに乗るグループとに別れました。

私はモンマルトルへ向かいました。モンマルトルは、メンバーの1人が詐欺に遭いそうになるという一波乱もありましたが、サクレクール寺院、ゴッホの家やピカソの家、アメリの舞台となったカフェ、ムーランルージュなど、様々な所を訪れることができました。そして最後にはおまけ程度ですが、バスティーユにも寄りました。

パリでは、ショッピングやお食事というよりも、観光に重点をおき、移動をして、して、しまくるというハードな行程でしたが、主要な所は全てカバーでき、十分満喫する事ができました。

長くなりましたが、以上が旅行の記録です。

改めて、エントリー代行から、ホテル、航空券の手配まで、こちらの希望を全て叶えて下さったパーパスジャパン様に感謝申し上げます。

また、世界のどこかを走りに行きたいと思っているので、もし機会があればまたお願いしたいと考えております！本当にありがとうございました！