フランス・エリックボンパール杯観戦と
モンサンミッシェル8日間

期間:2010年11月25日~2010年12月2日
足立 様

GON-000438

2010年のエリック杯は

グランプリシリーズ最後の11月末という寒い時期でした。ただ、この時期はクリスマスシーズンになるので、街はイルミネーションがされて観光には良い時期ともいえます。

試合は午後から夜にかけて3日間(ショート・フリー・エキシビジョン)という日程だったため、午前中はパリ市内の観光にあてました。エリック杯3日間だけのフランス旅行では少し物足りないと思い、モンサンミッシェル一泊をつけて、最終日はフライトが夜中だったので、1日美術館巡りをしました。

【エリック杯】

会場は地下鉄の真ん前なので迷いません。ショートは全自由席のため、開演1時間半程前に会場に行きました。既に、50人程度の行列(20人程度×3列)ができており、半分は日本人です。摂氏2度という寒空の中、30分以上外で待たされました。ただし、その後ドアが開くまでに集まったのはさらに30人程度なので、早く来る人は限られていると思います。

やっとドアが開いてもチケット確認の作業ポイントがロビーで3カ所。ここに早く並んだ人が優先されるので、ドアが開いたとたん、すごい勢いで走って行く人たちが。チケット確認が終わると、また人々は走ります。
会場に入ると真ん中の席は既に10列ぐらいまで埋まっていました。私は右寄りの席へ。席は全部埋まっているわけではないので、荷物が置いてあっても空いているか確認すると空いていました。なので、1番前の席に座れました!

右側の席のいい点は多くの選手が大技ジャンプを右端で跳ぶことです。目の前で選手が跳び上がる迫力はこの席の醍醐味です。左側は選手の出入り口とキスクラがあるので、試合以外の表情やレポーターなどの姿を見たい人は左側がいいでしょう。

ショートは人気がないらしく、ジャッジ席側はほぼ空席です。ここは制限して客を入れていないようです。私たちが座っている側からは行けません。ジャッジ側は選手がアピールするので表情などが見られますが、どうすればあちら側に行けるのか。たぶんチケットの確認のスタッフに頼むのではと思いますがわかりません。

会場
会場

ショート客席
ショート客席

生観戦のよい点は6分間練習の前の緊張した顔や飛び出す選手たちの姿、キスクラに座るまでの表情、去るときの表情などが見られること、エッジの音や通り過ぎるときの風(最前列でないと難しい)などが感じられることです。そして、どの選手にオーラがあるのか、どの選手が元気いっぱいなのかなど肌で通してわかることです。

試合中はフランスの地元選手への応援がすごかったです。特にジュベール選手、アモディオ選手、メイテ選手が人気が高かったです。子どもたちの「アレー(がんばれ・ファイト)」の大声が何度も響きます。日本人では浅田選手に対してもフランス語の応援がとんでいました。日本人も多く1/3ぐらいは日本人のようでした。

男子6分間練習
男子6分間練習

小塚選手練習
小塚選手練習

フリーとエキシビジョンはほぼ満席です。指定席なので、開演10分ぐらい前に行けば余裕です。トイレは休み時間が長いので、少し待ってから行けば並ばずに入れます。飲み物や軽食(ホットドッグなど)は高いですが中で買えます。ただ、入る前にカフェなどでサンドイッチや飲み物を購入して入ったほうがおいしいものが食べられるし、安いです。

指定席のときは、周り中、日本人だらけでした。大きい旗や応援メッセージや名前を書いたものを持って降ると、テレビカメラで抜いてくれるので、映りたい人は何か持って行くといいでしょう。ただし、周りに迷惑にならない程度に。私の前に座っている人がウクライナの国旗を振り上げており、テレビに映ったとたんに両手を高くあげたため、私からはリンクが見えなくなってしまいました。

フリー客席
フリー客席

コルピ・長洲選手
コルピ・長洲選手

今回1番印象に残ったのは、男子シングルフリーです。フランスのアモディオ選手が会場中を巻き込んだノリノリの演技をしました。私もすぐスタオベをしましたが、足を踏み鳴らして喜ぶ人も多く、会場中が揺れていました。

そんな中、冷静にリンクの中で集中する小塚選手。そして、アモディオ選手の高得点に沸く会場。小塚選手は大丈夫だろうかと心配でしたが、演技が始まって冒頭の4回転。私の位置からは成功したように見えたのでつい「4回転だ」と声が出てしまいました。最後まできれいな滑りとシャープなジャンプで終えました。当然スタオベしました。多くの人達がスタオベをしていました。

小塚選手
小塚選手

男子表彰
男子表彰

男子表彰
男子表彰

フランスは2018年のオリンピック招致の宣伝のためか、いろいろグッズ(キャップや腕輪)を休み時間に客席に投げ込んでいました。エキシビジョンの最初にも宣伝していました。

女子の浅田選手がフリーで5位になったときに、日本人観光客たちが「エキシビジョン出られないんだね」とささやいている声が多かったですが、今回はペアと女子シングルだけが5位の選手が出ていました。浅田選手はアンコールもあり、人気の高さが伺えます。地下鉄の中でも「マオ・アサダ」の声が何度も聞かれたので、フランスの人たちも注目していたようです。

エキシビジョンでも 小塚選手は人気をさらっていました。アンコールでは一曲まるまる滑ってお客さんたちを沸かせていました。今回の試合で小塚選手のファンになった人は多いのでないでしょうか。

エキシビジョン最初
エキシビジョン最初

浅田選手
浅田選手

フリーが1番遅い時間まで(10時を回る)だったので、女子とアイスダンスの表彰式は諦めてすぐに会場を出ました。地下鉄は遅い時間は危ないと現地の人に聞いていたからです。私のホテルは地下鉄の線を1度乗り換える会場から30分程度のところでした。最後までいると、選手や関係者たちに外で会えるというのは聞いていましたが、リスクはとりたくなかったので。

車中は特に問題ありませんでしたが、駅の出口で切符のチェックをしていました。パリは降りるときは切符確認はない出口なのですが、時折駅員によるチェックがあるとガイドブックにあったので、いつも降りて地上に出るまでは切符を握りしめていました。

今回は外国人観光客のグループがホームのゴミ箱に捨ててしまったというような説明をしていたりと出口はごったがえしていました。握りしめた切符を後ろのほうで降ったら、1人の駅員が気づいて人ごみをかきわけて出口を通してくれました。

【パリの観光】

パリの観光地は早くて9時ですが、ケーブルや塔のツアーなどはたいてい10時から、そしてお店は11時からというのが多いです。外から眺めるだけという場合には早く行った方が空いていていいです。

エッフェル塔のエレベータは9時半からでしたが、時間ジャストに行ったらさほど列はありませんでした。ノートルダム寺院の頂上までのツアーは10時、ルーブル美術館は9時からでしたが、すべて5分ぐらい前に行ったら、行列は短かったです。エッフェル塔やノートルダム寺院は降りて来たら、ものすごい行列になっていました。

凱旋門
凱旋門

逆側からのエッフェル塔
逆側からのエッフェル塔

朝陽のエッフェル塔
朝陽のエッフェル塔

モンマルトル
モンマルトル

三日間の午前中だけでしたが、主な場所は見られました。コンコルド広場、シャンゼリゼ通り、凱旋門、エッフェル塔、モンマルトルの丘、ノートルダム寺院とお土産物やおいしいもの(特にパフェがお薦め)のために有名なお店等を巡りました。

最後の日はルーブル美術館とオルセー美術館を回りました。ルーブルは9時に行けば「モナリザの微笑み」前は空いています。みんな絵と一緒の記念撮影が楽にできていました。30分してもう1度見にいったら、ものすごい人の山になっていました。

1日で2つの美術館巡りはかなりキツいです。健脚でないと歩けません。あるいは目当てのものしか見ない覚悟で行かないと。

パルフェ
パルフェ

ルーブル
ルーブル

パルフェ
パルフェ

【モンサンミッシェル観光】

ほとんどの人は日帰りツアーです。確かに小さな島ですし、寺院以外は中世の街並などを見るだけですし、今は潮の満ち引きもコントロールされているので泊まらなくてもいいかもしれません。ただ、ひたすら眺めているだけでもいいものです。クリスマスのイルミネーションや夕日、朝日の中で見るモンサンミッシェルは泊まらないと味わえません。ただし、外にいるのはかなり寒い。

泊まったホテルは島内の「ラ メール プーラール La Mere Poulard」で、オーベルジュというだけあって、食事はおいしいです。他のレストランで食べたものより格段でした。

名物のオムレツは好き好きがあるかもしれませんが、やはり食べてみたいもの。オマール海老つきのものにしましたが、オマールが高い。100gで18ユーロ。半尾が最少で300gと言われ、え、海老だけで54ユーロもするのか・・・と思いましたが、せっかくなので注文。

モンサンミッシェル
モンサンミッシェル

オムレツ
オムレツ

ホテル「ラ メール プーラール La Mere Poulard」
ホテル「ラ メール プーラール La Mere Poulard」

古いホテルですが、浴槽も深く、熱いお湯をためて入れました。1番安い部屋でしたが、角部屋だったために海も見え、バスタブからは寺院のミカエル天使の像も見えました。
エレベータがないので、階段が大変。私は翌日パリのホテルに戻る予定だったので、一泊分しか荷物を持ってこなかったので楽でしたが、大荷物の人はかなりきびしい。

冬は日本人団体客ぐらいしか来ないと聞いていましたが、その通り。8割ぐらいは日本人。日本語を話す店員なども多く、逆に海外気分がそがれます。しかし、世界遺産の勇壮さ、荘厳さは大満足です。

ツアープランナーからのコメント

貴重な旅行記とお写真ありがとうございました。旅行記を読んでいて、やはりフィギュアスケートがお好きなのが手にとって伺えますし、お好きだからこその視点で色々アドバイスを頂けたのでとても勉強になりました。

ページのトップへ