自然と世界遺産の宝庫 スロベニア&クロアチア紀行9日間

期間:2011年8月27日~2011年9月4日
福井 康紀 様

GON-000487

憧れのクロアチアは連日好天に恵まれ期待を上回る最高の旅となりました。ホテルも西澤さんに評判の良いところばかりを手配いただいたおかげでとても満足でした。経験豊富なパーパスジャパンにお願いして良かったです。

ブレッド湖

リュブリアナ空港からクルマを手配してあったので夜9時過ぎの到着でも全く不安がありませんでした。運転士は翌日も同じ人でしたが、とても誠実な青年でスロベニアのことを色々と教えてくれて好印象でした。

翌朝 GOLF HOTEL の最上階の部屋のバルコニーからブレッド湖と島に浮かぶ教会が一望のもとでした。城からの眺めも素晴らしかったです。

城へは往路はタクシーで復路は遊歩道を徒歩で下りるのがお勧めです。手漕ぎボートに揺られて行く教会も良かったです。泳いでいる魚が見える程の透明度の高い湖水もとても印象的でした。

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リュブリアナ

ヨーロッパの見知らぬ街に迷い込んだような旅本来の雰囲気が味わえる素敵な街でした。

HOTEL UNION EXECUTIVE の部屋は今回の旅でも特に良かったです。内装は最新で広さもたっぷりでした。朝食の充実度もハイレベルでした。ロケーションも最高ですし。

リュブリアナからザグレブまでの鉄道はサバ川上流の渓谷に沿って走り旅の雰囲気が満点でした。
鉄道で国境を越えるとパスポートのスタンプが飛行機ではなく汽車の絵になるのも発見でした。これは貴重な旅の記念になりました。

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ザグレブからスプリットまでは飛行機でひとっとび45分。憧れのアドリア海が眼下に広がります。

スプリット空港からスプリットの街まではタクシーで30分かかりますが、もうひとつの世界遺産トロギールへはわずか5分足らず。そこで先にトロギールへ寄ってからスプリットに行くのが正解。

スーツケースはトロギールのバスターミナルの荷物預かり所に預けられます。係員はとても親切で帰りはわざわざ建物を出て道路の反対側にあるタクシーターミナルの見えるところまで案内してくれました。

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トロギール

アドリア海沿いに来て最初に訪問したのがトロギールでしたが、紺碧の海と強烈な日差しは想像以上でした。

パティオでランチの後、旧市街を抜けてカメルレンゴの砦の急な階段を昇り汗をかいたあと帰りに北門で飲んだ搾りたてジュースがとても美味しかったです。

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スプリット

ローマ遺跡の中に街があるというのはやはり独特です。市民の活気にも溢れていて印象的でした。
なお日差しは相変わらず強烈でパナマ帽を買いました。

宮殿の円形広間で聞いたクラパも感動的で思わずその場でCDを買いました。今これを書きながら聴いています。

背の高い南洋植物の並木と白く輝く大理石の広い散歩道にテーブルを出したレストランで夕暮れを眺めながらの食事は至福のひと時でした。

Monster of Split !?
Monster of Split !?

フバル島

紺碧の海と大理石の景色はトロギールやスプリットと一見同じなのですが、流れている時間がとてもゆっくりとしていて、やはりわざわざ船に乗って行く価値があります。

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ドブロブニク

数年来の憧れの地でしたが、実物を目の当たりにした感動は想像を越えたものでした。
これだけの観光地でありながら、観光地であることに負けていない、観光客に媚びていない、何か超絶した存在感がありました。世界遺産であり観光地である以前にまずドブロブニクである、と表現すれば良いでしょうか。

今回の旅行は西欧ではもはやなかなか得られない手つかずのヨーロッパに触れる旅でしたが、やはりドブロブニクがその白眉でした。

モンテネグロ日帰り旅行の帰りに寄ったスルジ山の山頂の北寄りにある内戦資料館で、手配いただいたドライバー兼ガイドが1991年~1995年の内戦時の様子をあまり思い出したくない様子ながらも親切に解説してくれましたが、当時の被害がこれほど甚大であったことを初めて知りました。一時はクロアチア本土から完全に孤立してしまい、旧市街も広範囲に銃撃を受け大規模な火災の被害もあったようです。多くの犠牲者が出たことは言うまでもありませんが。

旅行前にユーゴスラビアの現代史の本を何冊か読みましたが現地に来ないとわからないこともやはり多いのですね。内戦後に以前の姿にこだわって元通りに復旧した人々の気持ちがわかったような気がします。

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西澤さんのお奨めレストラン Lokanda Peskarija は料理もロケーションも良く気さくな雰囲気が良かったです。テラス席最前列から旧港が暮れなずむ景色を眺めながらドブロブニクの夕暮れを堪能しました。

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モンテネグロ日帰り旅行

西澤さんに手配いただいたモンテネグロへの日帰りプライベート旅行はドライバー兼ガイドがとても親切でユーモアのある人で、楽しい一日となりました。

帰路に通った旧道の国境でモンテネグロの国境係員が外に椅子を持ち出して車座になってビールを楽しんでおり我々の車が止まってもパスポートも見ずに手で行け行けと合図して来たのにはあっけにとられました。去るものは追わず、でしょうか。

その後クロアチア領に戻ってからドライバーがクルマの窓から手を伸ばして道端に生っているイチジクをもぎって食べさせてくれたのも良い思い出です。ちなみにイチジクの芯などの食べかすは、エコロジー、と言って窓から未舗装の田舎道に捨てていましたので私もそれに倣いました。

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ぺラスト

モンテネグロ旅行の大きな目的はこのぺラスト村の沖にある岩礁のマリア教会を訪れることでした。
フィヨルド湾の中に浮かぶ様子は神秘的でした。一見の価値ありです。

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コトル

深いフィヨルドの奥にある城壁に囲まれた美しい街。
背後の城壁を少し上ると旧市街の全貌とその向こうのフィヨルドが一望できました。

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帰路にフィヨルドを横断するフェリー
帰路にフィヨルドを横断するフェリー

ドブロブニクの HOTEL EXCERSIOR

西澤さんのお奨め通り、ロケーション、眺望、ともに最高でした。
朝夕のバルコニーからの眺めが素晴らしくカメラを持っていると、とめどなくシャッターを切ってしまいます。

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【おまけ】

その後、ザグレブに飛んで一泊して帰りましたが、帰路乗り換え地のウィーンで4時間半の待ち時間を利用して、鉄道と地下鉄を乗り継ぎ、シュテファン大聖堂そばの老舗カフェ、ハイナーでケーキを楽しんで来ました。美味しかったです。

ツアープランナーからのコメント

美しいお写真と旅行記をありがとうございます。お天気にも恵まれたようですね。青空ばかりで、なんだか夏が恋しくなるくらいです。スプリットからはフヴァル島へ、またウィーンでは乗継ぎ時間を利用して、カフェにも行かれたのですね!
家族旅行をご満喫いただけたようで、大変嬉しく思います。ご家族皆様の楽しい夏の想い出になったのではないでしょうか。またよろしくお願いいたします。

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