「サッカー日本代表の香川真司選手のプレーが見たい!」
その思いから始まったこの旅行。半信半疑で「香川真司 サッカー観戦」とインターネットで検索してみると、(株)パーパスジャパンさんがヒット。「これしかない。」と思い、次の日に問い合わせた。
海外旅行は初めてではないが、1人では初めてだった為(結局、姉が同行してくれ1人旅ではなくなったが・・・)、ドイツの治安が心配だった為、(株)パーパスジャパンさんに確認したら、「ドイツはヨーロッパの中ではいい方。」ということで、申し込みを決断した。
最初は、3泊5日の弾丸1人旅なので、サッカー観戦のみで、観光までできるとは思っていなかったが、急きょ、姉が同行してくれることになり、観戦日以外の予備日でライン川クルージングやケルンの街を観光することもできた。
試合当日は試合の開始時間が
午後3時からということで、午前中はドルトムントの宿泊ホテルの近くの街散策。スポーツショップでチームのユニフォームを購入し、ドルトムントのファンショップへも行った。
今シーズンの優勝が決まったということで、ドルトムントの街全体は祝福モード。アパートにはフラッグが飾ってあったり、ショップのショーウィンドウはドルトムントカラー(黄色&黒)で展示をしていた。
宿泊ホテルからスタジアムまで、歩いて行ける距離ということで、ワクワクしながら、現地のファンに混ざって、徒歩でスタジアムまでいった。
会場前、ホーム試合だったので周りは、9割の人がドルトムントサポーターだった。日本人サポーターも何人かいた。私達が日本人とわかると「カガワ~。」といわれ、香川選手はドルトムントでも人気なんだと思った。
旅行中、ドイツは暖かくて、日本の春のような気候だったが、試合当日、天気は雨でスタジアムは寒くて、震えていた。
開場してからは時間が早くて、すぐに選手が入場してきた。
実は、ドイツが初めてだけじゃなく、恥ずかしながらサッカー観戦も初めて。どんなものだろうかと思っていると、相手チームの選手が入場。観客はブーイング。そのあとドルトムントの選手の入場になると一瞬で歓声にかわった。
現地でのサッカー観戦は、テレビで見ているのとは違って解説がないので、誰が何をしたのかわかりにくかったが、背番号23番をつけた香川選手だけはわかったので、ずっと追いかけていた。
試合中はサポーターは応援歌を歌ったり、選手交代のときは、名前をコール、得点が決まるとサポーターは総立ちで喜ぶ。もりあがってくると、ウェーブもまわってきたり、じっと見ている暇がなかった。
試合結果は4-0でドルトムントの勝利。リーグ優勝は決まっていたが、試合後は優勝したチームがもらえるマイスターシャーレの受賞シーンがあったり、お目当ての香川真司選手が得点に絡むなど、貴重な試合だった。
試合終了後、サポーターがピッチになだれこんだり、芝やゴールポストなども持って帰っている人には驚いた。
今回の旅行は
サッカーの試合観戦以外は自由時間だったため、自分達で現地の電車に乗って観光したり、レストランで食事をした。英語もドイツ語もほとんどしゃべれず、道を聞いたりしても、あまり理解できなかったが、現地のドイツの方々は親切な人が多く、声をかけてくれたり、とても丁寧に教えてもらった。おかげで、大きなトラブルもなく、楽しい旅行をすることができた。
最後に、細かい相談や、急な変更など、融通をきかせてくれた真々田さん、ありがとうございました。次回はもっと、英語を勉強して海外旅行に行きたいと思います。