3月21日

オランダ経由（途中オランダ空港内で迷ったものの）でマドリッドへ。夜8:30着。

翌3月22日　ファンアルバレスとマヌエル・カセレスギター工房訪問。
ギタリストの友人が試奏したところ、マヌエル・カセレスが凄くお気に入り。購入へ。
しかし、頼みのカードは駄目との事。早速二人で ATM へ。しかし何度か試みたものの失敗、断念。

後ろ髪を引かれたまま翌日アトーチャ駅から AVE でコルドバへ。
到着後、即ユダヤ人街へ。しかし集中豪雨（ついてない）。

しかし又々ついてない事が・・・
腹が空いたので買い物を済ませ、まともな食事をする事になり、コーラが付いたステーキを17ユーロ（日本円で￥2100位）。少し高い気もするが美味けりゃいいと思い、口にしたらナイフで切れない肉、味付けは塩味も何も無い素焼きのゴム（お金返して欲しい）。友人と二人で、スペイン人は味覚がないのかと怒り心頭。

頭にきたままコルドバからグラナダへ。

ここで初のトラブル。駅の改札口で、この切符では乗れないと・・・スペイン語でペラペラ。さっぱり分からず。
ここで英語が片言の女性登場。またもお互いに分からず。

結果、乗るには乗れたが何であの時乗車拒否にあったか今も分からず。

午後14:00グラナダホテル到着。即タクシーでアルハンブラへ。又々雨（ついてない）。
昨年も観ているが、改めて凄さに感激。

帰りは買い物（寄木細工）をしながら坂をトボトボ歩き、ギター工房3軒発見。
しかし2軒はお土産ギター、もう1軒はクローズ。

3月25日

もう一度、閉まっていたギター店へ。お昼近いのにまたもや閉まっている。
昨日買い物した寄木細工の親父さんに聞きにいったら、只今コーヒーを飲んでいる最中の事。1時間程待たされる（日本ではありえない。客を待たせてコーヒーかい？）

その間、近辺散策して工房へ・・・いましたマヌエルディアス。
凄い。60歳近いのに髪は黒々で多過ぎるくらい。俺とは正反対（ほっとけ）。

しかし、ご本人のギター在庫はフラメンコだけ。
ディアスさんが息子さんへ電話すると、クラシックギターを持って息子さん登場（別の場所で製作との事）。
試奏した結果、なかなか良いので明日又来店すると言って一応仮予約（価格は3800ユーロ）。

3月26日

通訳の坂本さん、ホテルへ10分前に迎えに来てくれました（流石日本人、時間に正確）。

早速タクシーでヘロニモ・ペーニャフェルナンデスさんへ。2時間程かかり到着。
ギター工房のわりには看板もなにも無く、ただの住居でビックリ。
非常に優しい方で手厚く歓迎して頂きました（感謝）。

ギターは12000ユーロとの事（日本円で150万くらい）。とても手がでません。
5000ユーロのもありましたが本体自体重く、音も余り響いて来ませんでした。

訪問する前は、ご本人もう亡くなっているとの情報、パーパスジャパンさんに聞いたら存命と聞いていたのでどっちが本当？でも、ご本人ギター製作頑張っておられました（勝手に殺してスミマセンでした）。

1時間程おじゃまして又2時間かけてグラナダへ・・・。

3人で少し遅めの昼食を取り、午後4時頃マヌエル・ガルシア・フェルナンデス工房へ。
スペインにはフェルナンデスさんと言う名前が結構いますね（そうナンデス）。

試奏した友達は倍音が気になるとの事で、又来ますと言って次のアントニオ・マリン・モンテロ工房へ（ギター界の重鎮）。20～30分程歩いた気がします。
到着したら、モンテロさんと甥のプラスエロさんが握手を求めてくれました。

思った通りギター在庫はなく、出来たばかりの予約済みのギターを試奏させて頂きました。
坂本さん、友人、私3人共納得。直ぐ注文。1年はかかるので気長に待って欲しいと言われました。
本当に1年で送ってくれるの？

帰りに3人でモンテロさんのギター談義に花を咲かせ、続いて坂本さんのお知り合いのアントニオ・ラジャ・パルド工房へ・・・。

息子さんとラジャパルドさんが出迎えて頂き、話も余りせず早速試奏。
初めに息子さんのトーレスモデル、続いてご本人の自信作ギター。凄くいい。
友達はその前にマリンギターを注文したが、私の勧めも有り購入。

帰国してから送金完了後ギター輸送でまとまり（友達曰く奥さんにバレたら大変）、
工房を後にした（5500ユーロ）。

ホテルへ午後6時30分頃着き、通訳の坂本さんと別れました。

3月27日

バルセロナ12:00前に到着。
ホテルに行きましたが早いのでチェックだけ済ませ、サンジョセブ市場へ。明日帰国の為のお土産買い。

翌日3月28日　オランダ経由で日本へ帰国（3月29日）いたしました。

※今回の旅行でツアーでは絶対出来る事ない素晴らしい体験をさせて頂きました。
パーパスジャパンの稲毛さんには何度も企画立案して頂き、感謝致します。又日本語通訳の坂本さんにも感謝致します。そしてスペイン語、英語どちらも余り喋れなくても何とかなる事、これから個人で海外旅行を考えている人、心配せずまず行ってみる事だと思います。

菊地さんとも話しましたが、何のトラブルも無く（コルドバからグラナダへの普通列車ではありましたが、一応乗れましたので）帰って来れましたし、ツアーでは絶対無理な体験も出来、二人とも非常に満足出来た旅行でした。

今ですからお話いたしますが、菊地さんはツアーで行く自由時間で行動したいと言われてました。しかし何度も稲毛さんから企画立案して頂きお断り出来なくなったのが本音です。自分も営業マンとして（HONDA）1,800台の車を販売して来ましたが、何度も相手に接触するのが一番ですね！！（ボクシングで言うヒット＆ウェイ） 2年前の現役の頃を思い出しました。

本当に稲毛さんに感謝！！感謝！！です。
もし、同じ様な個人旅行企画して不安な方がいらっしゃいましたらお知らせ下さい。
行けば何とかなるし、楽しい事も教えてあげます。