以前から行ってみたかったトルコ・イスタンブール、昨年知人が友人と2人でイスタンブールに行った話に刺激を受けて、今回の旅行をパーパスジャパン様にお願いし実現しました。

今回の旅の目的の一つが、16世紀に活躍したトルコ最大の建築家 “ シナン ” が建築した多くのジャーミー（モスク）を中心に見て歩くことです。

イスタンブールに到着

朝5時過ぎにイスタンブール アタチェルク空港に到着。

現地スタッフに出迎え頂き、旧市街のホテルにチェックインしたのは7時半。アーリーチェックインを手配頂いていたので、すぐにホテルの部屋で休憩出来、ホテルの一階で朝食も取れたのはうれしく、まずは本日の観光出発準備完了です。

1日目

現地ガイドさんによる徒歩での観光で、旧市街の代表的な場所であるブルーモスク、トプカプ宮殿、地下宮殿、そしてアヤソフィア博物館を日本語で説明を受けながら見学しました。

まずはイントロとしてモスクの大きさに圧倒され、地下宮殿に神秘さを感じた一日でした。

2日目

今日はグランド・バザールをチラッと見ながら、あちらこちらのジャーミー（モスク）訪問です。
ハイライトは、かのシナンが建築し世界文化遺産にもなっているスレイマニエ・ジャーミーです。高さ47mのドームの建物に入るとその大きさと荘厳さに気持ちも厳粛になります。

このジャーミーを含んで大規模なものから街中で市民の生活の一部となっているジャーミーまで、計6箇所を徒歩とトラムで巡りました。

3日目

朝一は、ヨーロッパからの国際列車が発着するシルケジ駅へ、ここはオリエント急行でおなじみの場所。往事の趣を残す良い雰囲気の場所でした。

その後はボスボラス海峡クルーズで一日過ごしました。10時半の出航で片道1時間半。途中何カ所か停泊しながら目的地のアナドル・カヴァウへ。帰りは15時出航で。旧市街のエミノニュへは16時半ごろ戻ってきました。船内で名物のヨーグルトも食べ、クルージングを満喫できました。

4日目

今日はイスタンブールを出て西へ235Kmの旧都エディルネへ高速バスで日帰り旅行です。

エディルネには建築家 “ シナン ” の代表作 “ セリミエ・ジャーミー ” があります。まずはイスタンブールのバスターミナルへ行きそこでエディルネへ行くバス会社を探しチケットを購入し、バスへ乗り込む。バスの中では、走行中飲物やお菓子のサービスがありびっくり。高速道路経由約3時間でエディルネ到着。

さすがセリミエ・ジャーミーです。イスタンブール市内で見たジャーミーより凄い。何が凄いかって、大きさと荘厳さ、壁面タイルの青い色などとても印象深いジャーミーでした。

エディルネではそれ以外に市内2箇所のジャーミーを訪問しました。街の雰囲気はイスタンブールより一寸ヨーロッパ的な印象。小さな食堂の母娘との身振り手振りでのコミュニケーションは素敵な思い出になりました。

夕方7時頃イスタンブールのバスターミナルへ戻ってきました。

5日目

イスタンブールの旅もあと2日。今日は新市街へ。

ホテル近くのトラムの駅からトラムで新市街方面へ。トラムの終点から徒歩で又ジャーミーを2箇所。そして路線バスに乗って住宅地の方へ。バスの終点でバスを乗換えてタクシム広場の方へ。タクシム広場近くで降りて地下ケーブルカーでタクシム広場へ。出発前報道されていてやや不安があった反政権デモは無く、全くの日常風景で安心。

タクシム広場からイスティクラル通りを歩きガラタ塔へ昇りイスタンブール一望の展望に満喫。その後タクシーでカーリエ博物館へ行く。モザイク画、フレスコ画がすばらしい。

6日目

今日は夜帰国に向けて出発で、最後の一日を博物館巡りとトラムでの街歩きの旅で楽しみました。

午前中はモザイク博物館、その後古代当方博物館・タイル博物館・考古学博物館へ。昼はフォーシーズンズホテルでリッチな気分の昼食を。午後はトラムに乗って片道1時間弱の旅。終点まで行き少し散策しイスタンブール市民の普段の生活を感じました。

ホテルへ戻り、シャワーを浴びて出発準備。夜9時半のホテル出発まで部屋が使えるレイトチェックアウトの段取りも大変ありがたかった。現地のスタッフがホテルに迎えに来て頂き空港へ。

本当にイスタンブールの旅を満喫できました。
今回も米澤さんのおかげで、大変印象に残る良い旅を実現することが出来ました。ありがとうございました。