私たちは、ごはんとワインがとても美味しそうという理由でポルトガルを新婚旅行の旅先に選びました。しかし、食事だけではなく、ポルトガルは非常に魅力的な国でした。
期間:2014年4月12日~2014年4月20日
加納 様
GON-000781
私たちは、ごはんとワインがとても美味しそうという理由でポルトガルを新婚旅行の旅先に選びました。しかし、食事だけではなく、ポルトガルは非常に魅力的な国でした。
空港からホテルまで送ってくれたドライバーさんのマリオさんがリスボンで行くべきところを地図に書き込んでくれたのですが、これが見事なコースでした。なかでも、写真はないですが、水族館は自然に近いような展示がしてありとても見応えがありました。
リスボン2日目の夜にラミーロというお店で食べたカメノテの塩茹でが美味しすぎて、ヴィーニョ・ヴォルデという緑色の微発砲ワインを一気に2本も空けてしまい、翌日の旅が大変なことに・・・。
ユーラシア大陸最西端のロカ岬へ向かう道中、アップダウンの激しい道と昨晩のワインのせいで車酔いとなってしまい、ロカ岬で吸った空気が異常においしく感じられました。もちろん、風景も素晴らしかったです。
その後に向かったペナン宮殿までの道のりもなかなか険しく、最後は片手にビニール袋を握りしめていました。ただ、ペナン宮殿の細やかな装飾や不思議な建築を見たら、酔いは一気に引きました。
宿泊先のオビドスで昼食に食べたイワシの南蛮漬け風の料理がとても美味しかったです。ポルトガルの料理はじゃがいもやお米が添えてあることが多いので、パンを食べずともお腹がいっぱいになります。野菜がたっぷりで、油っぽいこともなく、旅の途中で日本食が恋しくなることはありませんでした。
ドライバーのマリオさんがおすすめしてくれたナザレでの写真スポットが魚を干している海岸でちょっと笑ってしまいました。ナザレの海はとてもきれいで、夏にも来てみたいと思いました。
バターリャに行く予定がなぜかアルコバサへ行き先変更。アルコバサ修道院では悲しい恋をたどったペドロ王子とイネスの棺を見たのですが、なんと、コインブラで泊まるホテルの庭に、2人に由来する泉がありました。ストーリーのあるコースにしてくれたマリオさんに心から感謝です。
コインブラのラグジュアリーなホテルに感激しつつ、コインブラ大学へ向かう道中で食べたアンコウのおじやは、ポルトガルで食べた料理のベストスリーに入る美味しさでした。
ポルトではドウロ川のクルーズやワイナリー巡りも楽しみつつ、いちばん盛り上がったのはイナシャオ動物園でした。
英語も大して通じないなか、バスに乗ってやっと辿り着いた動物園では、動物たちが非常にのびのびしていました。プレーリードッグは芝生に放し飼いされており、触りたい放題。かわいかったです。日本と比べて動物たちとの距離が近く、現地の子どもたちに混ざって大はしゃぎしてしまいました。
カフェで食べたレイタオンアサード(豚の丸焼き)のサンドイッチや、おしゃれなレストランで食べたバカリャウ(干し鱈)のグラタンなど、何気なく入ったお店がとこも大当たりでポルトに住める!と感じたラスト3日間でした。
素敵な旅行記ありがとうございます。
ポルトガルの食とワインをテーマにお問い合わせいただき、各都市を巡る周遊の旅でしたが、それぞれ都市ごとの良さをご堪能いただけたようで安心いたしました。