ギリシャ・ドバイ旅行 8日間

期間:2014年11月15日~2014年11月22日
M.Y 様

GON-000892

2014年11月15日深夜

関西国際空港を出発し、ドバイ国際空港、アテネ国際空港を経由し、24時間に亘る長旅に堪え、ついに憧れの地へ降り立ちました。ハネムーンで訪れることを夢みていた美しいエーゲ海の島「サントリーニ島」です!私たちは、それまでの疲労など一瞬にして忘れてしまうくらい、すぐに興奮と期待で胸がいっぱいになりました。

到着したサントリーニ空港から送迎車に揺られること20分、宿泊ホテルのあるフィロステファニに到着し、しばらく階段を上ると、そこには絵葉書で見たままのすばらしい絶景がありました。眼下には断崖絶壁に張り付くように佇む白壁のホテルたち、そして水平線には沈み行く夕日・・・。到着して早々、感動で何度も無意識にシャッターを切っていました。

宿泊ホテルは、石灰で真っ白に塗られたかわいらしい洞窟型の電灯建築で、ひとつひとつ部屋の間取りは異なります。部屋のバルコニーはプライベート空間が確保されており、碧いエーゲ海を独り占め(二人占め?)できるくらい非常にリラックスのできる部屋でした。

食事は、サントリーニ島の両隣にあるイタリアとトルコの食文化の影響を受けている印象で、パスタあり、肉料理ありと日本人の口にもよく合います。特にオリーブとトマトを使った料理はあちこちのタベルナ(=レストラン)で見かけ、地元料理の一つ「ファヴァ」というレンズ豆の料理はすっかり私たちのお気に入りになりました。

11月はシーズンオフで閉まっているお店やホテルもいくつかありましたが、ハネムーンで訪れていると思われるカップルも多く、それなりの賑わいをみせていました。ハイシーズンで予想される混雑はなく、のんびりと街を楽しむことができました。
服装は日本と同じ格好で問題ありませんでしたが、日中と夜間との気温差が大きく、日が沈むと一気に冷え込むため防寒用ジャケットやコートは必須です。

どの場所も絵になる街並み
どの場所も絵になる街並み

料理はオリーブとトマトが中心
料理はオリーブとトマトが中心

部屋のバルコニーからの眺め
部屋のバルコニーからの眺め

11月でも昼間は汗ばむほど
11月でも昼間は汗ばむほど

サントリーニ島では、3日間の滞在でした。

1日中ホテルのバルコニーのソファで横になり、時を忘れてエーゲ海を眺めながらワインを飲む、という贅沢すぎる過ごし方も十分魅力的ですが、私たちは2日目に今回の旅で最も楽しみにしていた町のひとつ Oia (イア)に向かうことにしました。

イアへは島内を走るバスに乗ることにしましたが、バス停に掲示してある時刻表通りには全く来ません(笑)。シーズンオフだからかもしれませんが、やはり日本とは違うため急ぐ場合はタクシーがよいかと思います。

イアでは海岸に面した見晴らしのよい場所はもちろん、路地や民家まで町の至る場所が撮影スポットで、その可愛い色使い、建物のやさしい曲線美に魅了されました。カフェも充実しており、休憩や食事にも困りません。

また、サントリーニ島は猫や犬が多いことで有名で、とても人懐っこく一緒に写真をとったり、昼寝している姿を見て癒されたりと大切な旅の思い出の一部となっています。

イア水平線に沈む夕日が有名で夕暮れになると島内から観光客がよく見えるスポットに集結します。私たちは景色のすばらしいカフェで食事をしながら夕方まで過ごしたのですが、ゆっくり見ることができたのでそんな過ごし方もお勧めですよ。

イアの景色、有名な風車も
イアの景色、有名な風車も

イアの夕日
イアの夕日

人懐っこい犬に癒される
人懐っこい犬に癒される

よく絵葉書等で有名なあの青い屋根の教会を目にします。私たちはその青い屋根の教会をどうしてもひと目見たく思っていました。3日目は、朝からその青い屋根の教会を探しに出かけました。

ホテルから見える青い屋根の建物を一つずつ訪ねてみたのですが、似てはいるけれどもどれも微妙に違います。サントリーニ島は階段や坂が多いため昇り降りで足が棒になり大変です。探し回っても見つからず、半ばあきらめてホテルに戻ろうとしたとき、なんとその教会はホテルの近くにあったのです!まさしく「灯台下暗し」とはこのことです。探し求めた念願の青い屋根の教会を無事に写真におさめることができました。

サントリーニ島は、白と青のコントラストが素晴らしく、どこに行っても絵になります。今回の旅行では、こんなにのんびり散策したこと、また観光エリアだけでなく現地の方の居住エリアを散策し生活風景が垣間見れたこと、歩き回る中でもすばらしい景色に何回も感動したこと、散策中に路地から突然ロバの隊列が現れびっくりしたこと、そしてやっと探していた青い屋根の教会を目にして感動したこと、すべて言葉では言い表せないほど感動しました。今、こうして旅行記を書いていると昨日のことのように蘇ってきます。

青い海と空、白い壁のコントラスト
青い海と空、白い壁のコントラスト

狭い路地をロバの隊列が通る
狭い路地をロバの隊列が通る

有名な青い屋根の教会
有名な青い屋根の教会

このようにして3日間のサントリーニ島を満喫した後

次の目的地である首都アテネでは古代遺跡パルテノン神殿に足を運びました。

そして、最終日には桁違いすぎる豪華絢爛なドバイにてアラビアンの異国の雰囲気を感じつつ、世界一高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」に圧倒された後、無事に日本へ戻ってきました。

世界遺産パルテノン神殿
世界遺産パルテノン神殿

世界一高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」
世界一高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」

出会ったギリシャの方は、皆さん親切な方ばかりでした。飲食店でメニュー表記がギリシャ文字で読めなければジェスチャーで丁寧に教えてくれ、食事中も「おいしいかい?」と聞いてくれました。
また、通りがかりに挨拶してくれた人や、タクシーの中では拙い英語でも熱心に聞いてくれ、日本の話をするとタブレットを使って一生懸命調べて質問をしてくれました。

治安面は、今回訪れたサントリーニ島・首都アテネにおいてはあまり不安を感じさせないほどでした。

また、是非いつかもう一度訪れたいと思います。夫婦二人だけのかけがえのない素晴らしい思い出となり、一生忘れることはないでしょう。

ツアープランナーからのコメント

臨場感溢れるご旅行体験記をありがとうございました。シーズン・オフのサントリーニ島でしたがご満喫いただけたようで、素敵な新婚旅行となり、何よりでした。

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