クロアチア・イタリア・スイス ハネムーンよくばり旅10日間

期間:2015年5月14日~2015年5月23日
S.M.様&Y.M.様

GON-000939

ハネムーンどうしよう?スペインあたり?とはっきりしない要望のままパーパス・ジャパン様にご相談。思いもよらない想像以上のご提案・コース組みをしていただき、さらに旅行中のトラブルにも迅速にご対応いただいて、心に残る大満足の新婚旅行になりました!ありがとうございました!

1日目 クロアチア・ザグレブ

<パレスホテル泊>

初日はウィーン経由で首都・ザグレブに19時頃到着。

空港からザグレブ中央バスターミナルに到着したその足で翌日のプリトヴィッツェ行きのチケット(1人90kn / 約¥1800)を購入。19時過ぎとはいえ日が長くて明るいので、ターミナルからホテルまでは街歩きを兼ねてバックパックを背負って歩きます。

ザグレブ中央駅が見えたら、ホテルはもうすぐ。初日宿泊のパレスホテルは、クラシカルで格式高く、でもどこかあたたかい雰囲気の美しいホテルでした。

2日目 クロアチア・プリトヴィツェ湖群国立公園

<ホテル・イェゼロ泊>

早朝から長距離バスでプリトヴィッツェ湖群国立公園へ。
車窓からは紛争の名残を思わせる景色も目にしつつ、クロアチアの自然や田舎町ののんびりした雰囲気を楽しみました。プリトヴィッツェ到着直前には“ラストケ村”という水路が張り巡らされた美しい村が見え、到着前からテンションが上がります。

9:30にプリトヴィッツェ湖群国立公園に到着。ST1~ST3 までエリア分けされたコースの ST1 からスタート。日帰り客は園内の周遊バスで見所を巡りますが、宿泊予定で時間に余裕のある私たちは湖畔の小道をのんびり歩き、透明な湖面に見えるニジマスの群れ、水や風の音などを楽しみ、リラックスした時間を過ごしました。

湖畔にあるカフェでハンバーガーのランチをとった後は、周遊船でさらにワイルドな滝が見られる ST3 のコースへ。こちらは美しい全景を楽しむというより、ヴェリキの滝など自然の躍動感を全身で感じるような、パワフルな滝の景色が点在し、非常に見ごたえのあるコースでした。

ちょうど一通り歩き終えたところで雨が降り出し、散策は終了。ホテルの夕食でいただいたプリトヴィツェ名物のニジマスのグリルも絶品で、素晴らしい一日となりました。

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3日目 クロアチア・ザグレブ

<パレスホテル泊>

午前中までプリトヴィツェに滞在し、もう一度湖群の景色を見ようとするも、かなりの濃霧と雨でひたすら真っ白な世界に。他にすることもなく、冷たい霧雨の中バスを待ってザグレブへ。

ザグレブでの午後は、イェラチッチ広場からメインストリートのイリツァ通りを歩きます。聖マルコ教会や聖母被昇天大聖堂の周りには、ヨーロッパらしい石畳と優しい色合いのカラフルな街並みにズラリと並ぶカフェテラス。洗練された街並みを一本入ると、そこは地元住民の生活エリア。観光スポットでありながら、お土産店が並ぶような“ザ・観光地”でもなく、まさに“ザグレブ住民の生活の中心”。どことなく懐かしさも感じる居心地のいい街でした。

そしてお楽しみの夕食は、クロアチアのサッカー選手・ボバンの父親の経営するレストランへ。洗練された雰囲気でパスタもワインも美味!さらに、ほろ酔いで帰ったパレスホテルではスイートルームにアップグレードしてもらえることになり、ふかふかのソファーやジャグジーに癒されて大満足!

4日目 イタリア・ローマ(1)

<ホテル スタンダール泊>

ザグレブ最終日の朝は、ザグレブの胃袋ともいわれるドラツ市場へ。色とりどりの花や野菜がところ狭しと並ぶ、活気に溢れた市場でした。果物屋さんのお姉さんが差し出してくれたチェリーは甘くて瑞々しい!朝のドラツ市場にすっかり魅了されたまま、ローマへ向かうべくタクシーで空港へ(200Kn)。

ザグレブからは、クロアチア航空で出国手続きのためにスプリットへ。滞在を諦めたスプリットの地に降り、機内から街をながめられたのはラッキーでした。

ローマに到着してからは、レオナルドエクスプレス でフィウミチーノ空港からテルミニ駅へ。20時前の夜の時間帯でも外は明るいので、街歩きを兼ねてホテルまで徒歩で向かいます。
到着後はさっそくローマ発祥のカルボナーラやジェラートをたらふく食べ、腹ごなしにトレヴィの泉とパンテオンへ夜の散策。残念ながらトレヴィの泉は修繕中で水も抜かれていましたが、さすがは観光都市!修繕中でも観光客や物売りでごった返し、深夜まで路地のテラスでワインを傾ける人々で賑わっていました。

5日目 イタリア・ローマ(2)

<ホテル スタンダール泊>

この旅行で最も観光地巡りが多いローマ観光日ということで、早朝から行動開始。便利な立地のホテルをとっていただいたおかげで、少し歩けばスペイン広場が見えてきます。ショッピング目的ではないので、涼しくて人の少ない朝にスペイン広場に行ったのは正解でした。そして観光地図にも載っていない街の教会(これが素晴らしかった!)に寄り道しながら、ポポロ広場、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会、ピンチョの丘を観光。

そしてテヴェレ川沿いを歩いて、サンタンジェロ城へ。橋の両側の欄干に並ぶ彫刻も見応えがありました。翌日の予習も兼ねてサン・ピエトロ大聖堂をチラ見しながら、午後はナヴォーナ広場、シェズ教会、ヴィットリオエマヌエーレ記念堂、フォロ・ロマーノ、コロッセオ、真実の口と、名所をひたすら歩きます。炎天下の中を歩くこと20Km。精根尽き果ててチルコ・マッシモ駅からホテルのあるバルベリーニ駅まで地下鉄で戻ります。

ダン・ブラウンの『天使と悪魔』を事前に読んだこともあり、その地を観光できて充実の1日でしたが、とにかくローマはどこへいっても朝から晩まで人だらけ!もちろん、その分レストランも無数にあって選び放題なのですが。色んな意味でさすがは永遠の都です。

6日目 イタリア・ローマ(3)

<ホテル スタンダール泊>

この日は、日本で事前に予約しておいたヴァチカン博物館に。予約しておけば長蛇の列に並ばず優先的に入れます。館内は1日では回りきれないほど広く、紀元前からの秘宝がずらりと並んでいます。おびただしい数の美術品、精巧に描かれた壁や天井を眺めながら、人の波に乗ってシスティーナ礼拝堂へ。ミケランジェロの『最後の審判』など、歴史的名画、建造物に圧倒されっぱなしの、非常に見応えのある博物館でした。
ちなみに、チケットと同時に予約していた博物館のランチは、給食のようで微妙。普通にランチメニューを注文しても良かったかも?でした。

ヴァチカン博物館の後は、サン・ピエトロ大聖堂へ。エレベーター(€7)と狭い窮屈な階段でドーム上部のクーポラへ。サン・ピエトロ大聖堂からローマの街の景観を楽しみました。晴天の青空、初夏の緑、ローマの暖かい街の色合い、とても美しい景色でした。

そして、最後はサン・ピエトロ大聖堂の中へ。人間業とは思えない美しい建物と美術品、宗教画がいたるところにちりばめられていて、あまりにも豪奢で言葉もありませんでした。大聖堂地下の歴代教皇の墓所など隅々まで見学し、ヴァチカン市国を後にしました。

ローマ最後の夜は、ホテルのレセプションで予約してもらった近くのレストランへ。カルボナーラに並ぶローマ代表・ブカティーニ・アマトリチャーナは味もボリュームも絶品! ホテルも食事も観光も、存分に堪能することができた日々でした。

バチカン
バチカン

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7日目 スイス・ジュネーヴ

<ホテル ドレイク-ロンシャン泊>

朝からアクシデントに見舞われた7日目…。
ジュネーヴ行きフライトに搭乗するため、予定通りフィウミチーノ空港へ。しかし予定していたフライトが出発直前にチャンピーノ空港発に変更されるという、経験したことのない想定外の事態に…。しかし空港間のシャトルバスは1時間に1本。「まさか、間に合わない!?」と事態を呑み込めないまま、タクシーを飛ばしてチャンピーノ空港に到着するも、時すでに遅し。友人との再会を叶えるため、なんとか今日中にジュネーヴに辿り着きたい!と、パーパス・ジャパン岩越さんに遠隔でご協力いただき、別便で何とかジュネーヴの地へ降り立つことができました。

おかげで友人一家とも無事に再会を果たし、アクシデントも含めて、今や良き思い出です。曇りがちで肌寒い日でしたが、ジュネーヴ名物・レマン湖のジェッドー噴水を見ながらいただいた Bain des Paquis の熱々チーズフォンデュは格別で美味しかったです。

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8日目 スイス・ジュネーヴ

<ホテル ドレイク-ロンシャン泊>

最終日は、友人一家とのランチタイムまでトラムを乗り継ぎ、国連本部、ジュネーヴ大学、旧市街地を散策。どこを歩いても、格式高く、洗練され、それでいて自然も美しく、人も優しい。そんな豊かなジュネーヴの街にすっかり魅了されてしまいました。

スイスでは、トラムやバスのチケットの買い方がわかりにくいためか、宿泊期間中のフリーパスをホテルからもらえることが多いようです。確かにトラムでは乗降時のチケット確認もなく、作法がわかるまでは終始ドギマギしました。時々抜き打ちチェックが入り、チケットがなければペナルティが課されるというルールだそうです。これは確かに観光客にはわかりにくい!フリーパスはありがたいサービスです。

友人一家とのランチでは、レマン湖の淡水魚のソテーをお腹いっぱいいただき、デザートにはスイスにしかない Martel のカフェで量り売りのチョコレートを堪能。特にフルーツやナッツを使ったチョコレートは後を引く美味しさでした!

お腹も満足したところで、ジュネーヴが一望できるサン・ピエール大聖堂やその周辺を観光し、友人一家とお別れ。遠くジュネーヴでの再会は、忘れられない感動的な時間でした。
感涙も乾かぬうちに入ったレストランで、誤って牛生肉のタルタルを合計400gも注文してしまうという痛恨のミスも含め、全力で楽しんだ8泊10日の新婚旅行、最高の時間を共有できて、夫婦の絆もより深まった気がします!

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素敵なプランをご提案いただき、ピンチにもご対応下さった岩越さんに、心から感謝おります。ありがとうございました!また別の機会にもぜひよろしくお願いいたします。

ツアープランナーからのコメント

ご旅行記、大変楽しく拝読させていただきました!これも文才のなせる技ですね!滞在地の情景描写がきめ細かく、町並みから空気感までも鮮明に伝わり、思わず私自身もその場にいるような錯覚をおぼえました。ローマの地図にも載ってない教会、、大変気になります!今度是非、教えてください!この度は、早くからご相談を頂き、誠にありがとうございました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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