ポルトガル 美しい街と村を巡る旅16日間

期間:2015年5月31日~2015年6月15日
東京都H夫妻 様

GON-000940

半年前から計画をしていた、ポルトガル旅行にいよいよ出発。
リスボン空港ではお願いしていた迎えの車に乗りホテルへ。深夜なのでとても助かりました。

パーパスジャパンさんのタグ
パーパスジャパンさんのタグ

6月1日

初日はシントラへ行きます。
シントラに着くと小雨模様でテンションも下がり気味でしたが、ペナ宮殿、ムーアの城跡,宮殿の3か所のチケットをシニア割引で買うことができ、得した気分。
雨も弱くなりペナ宮殿が霧に浮かぶ幻想的な光景に、うっとり。

霧の中のペナ宮殿
霧の中のペナ宮殿

お天気も回復、ムーアの城跡
お天気も回復、ムーアの城跡

シントラを堪能した後、海辺のアゼンヤス・ド・マールという小さい村に行くためタクシーに乗り、20分ほどで到着。

ネットで見て予約をしていた、レストラン、アゼンヤス・ド・マールで夕食。夕日が美しいレストランで店主おすすめの小さいロブスター、亀の手、カニ、お魚に発泡酒一本を空け大満足。

その夜はアゼンヤス・ド・マールの宿に泊まりました。

レストランの入り口
レストランの入り口

アゼンヤス・ド・マールの夜景
アゼンヤス・ド・マールの夜景

左から小さいロブスター、亀の手、カニ
左から小さいロブスター、亀の手、カニ

カスカイスの海岸
カスカイスの海岸

6月2日

宿のオーナーの息子さんの車をチャーターしロカ岬、カスカイスまでのドライブを楽しみ、あとは二人でベレンの観光後リスボン市内にもどりました。

6月3日

リスボン市内の観光。
急な坂道を通る市電に乗り、まずはカテドラルから観光開始、お天気にも恵まれ、夜はケーブルカーでサンペドロ・デ・アルカンタラ展望台に行き、三脚をかまえてリスボンの夜景を撮影。

市電に乗って
市電に乗って

リスボンの夜景
リスボンの夜景

サン・ロケ教会
サン・ロケ教会

6月4日

エボラに行くためにセッテリオスバスターミナル9時30分発のバスに乗りました。ホテルサンタクララに着くと水回りの故障で、ほかのホテルを紹介され、ちょっと戸惑いましたが、すぐにエボラ観光に繰り出しました。

カテドラルでは一番上の屋根にまで登ることができ、アレンテージョ地方の風景が見渡せて素晴らしいパノラマでした。もちろん教会の中も素晴らしく、1582年にエボラに到着した遣欧少年使節団の4人もさぞ感激しただろうと主人と想いをはせました。

エボラのカテドラルの屋根から
エボラのカテドラルの屋根から

夜空に浮かぶディアナ神殿
夜空に浮かぶディアナ神殿

内部工事中のサンフランシスコ教会
内部工事中のサンフランシスコ教会

6月5日

専用車でモンサラーシュに向かいます。
ドライバーはイーヴさんという31歳の男性、とても仕事熱心で明るく親切な方でした。

6月のアレンテージョ地方は暑いとのことで、この日は34℃イーヴさんおすすめのポルテルの古城を見に行き、誰もいない中二人きりとロマンチックですが、あまりの暑さに写真を撮ってすぐ退散。昼食はワインの入る大きなツボが並ぶ郷土色豊かで美味しいレストランでした。

ポルテルの古城
ポルテルの古城

ドライバーのイーヴさんとレストランの女性
ドライバーのイーヴさんとレストランの女性

モンサラーシュは思っていた以上に愛らしい村でした。
日が暮れるまでゆったり歩き、写真を撮り、お茶で一休み、村を満喫できました。

夜はホテル近くのレストランで夕食。2人分のお肉とサラダをオーダーしたら出てきてきたのは8人分くらいにびっくり、とても食べられません。沢山残したので料理をしてくれた女性のガッカリした様子に申し訳なかった。

あちこちで見かける紫の花をつけたジャカランダの木と私たちの乗った車
あちこちで見かける紫の花をつけたジャカランダの木と私たちの乗った車

宿泊したホテル
宿泊したホテル

モンサラーシュの静かなたたずまい
モンサラーシュの静かなたたずまい

モンサラーシュの町
モンサラーシュの町

6月6日

マルヴァオンに行く日です。
今朝は暑さと疲れからか主人の体調が良くないので心配しながら出発。エルヴァスなどにもちょっと寄ってもらい、マルヴァオンのポサーダに到着。山の上のホテルなので見晴が良く、着いてすぐお茶を飲んでくつろぎました。

夜はホテルのレストランでお食事。体調絶好調の私はスープもステーキも本当においしくいただきました。

エルヴァスのコルク土産物店のカップル、手前のお皿を購入
エルヴァスのコルク土産物店のカップル、手前のお皿を購入

山の上のあるマルヴァオンの村
山の上のあるマルヴァオンの村

マルヴァオン近くで見つけた木の上のコウノトリの巣
マルヴァオン近くで見つけた木の上のコウノトリの巣

6月7日

今日はナザレに行く日です。途中、ファティマ(バジリカは工事中)とアルコバサに寄りました。

アルコバサに着くとちょうどミサが始まるところで、天使の羽根を付けた子供たちも参加していました。かわいらしい姿に、主人も写真撮影に熱中。

アルコバサ修道院で天使の羽根を付けた子供たち

ナザレから来ていたおばあさん 自慢のスカートをチラ見せ。
ナザレから来ていたおばあさん 自慢のスカートをチラ見せ。

夕方ナザレに到着。町が一望できるシティオ地区に行き、ナザレ教会を見学。正面裏のアズレージョの部屋から祭壇のマリア像まで行くことができ感激でした。

3日間一緒だったイーヴさんとホテルの前でお別れ。ATMの使い方や、忘れ物の対応など本当によくしていただきました。

宿泊したホテル・マレからナザレの町を見る
宿泊したホテル・マレからナザレの町を見る

ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会
ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会

6月8日

ナザレの町を散策後、バスで40分ほどのカルダス・ダ・ライーニャのボルダロの陶器工場に行くことにしました。バス停ではついでに翌日のコインブラ行きのチケットも購入。

食器を集めるのが好きな私には誘惑が多そうと知りつつ工場のお店に入りました。月曜日は陶器博物館がお休みなので物足りないとはいえ、いっぱい並ぶ楽しいデザインの食器にワクワク。葉っぱの形の小さいお皿とボウルなど少し購入。スーツケースにどう詰めようかあれこれ考えながらナザレに帰りました。

この夜は大きなロブスターとワインを堪能。

ルダス・ダ・ライーニャの朝市でサクランボを買いました
ルダス・ダ・ライーニャの朝市でサクランボを買いました

レストラン、マール・ブラヴォで大きな ロブスターを食べました。
レストラン、マール・ブラヴォで大きな ロブスターを食べました。

ボルダロ・ピニェイロの直営店
ボルダロ・ピニェイロの直営店

ナザレの夜景
ナザレの夜景

6月9日

10時50分のナザレ発のバスでコインブラに向かいます。
ホテルアルメディナコインブラはシンプルなつくりでしたが寝室とリビングの2部屋続きのお部屋でしたのでスーツケースもゆったり広げられストレスなしでした。

カフェでサンドイッチのランチの後、新カテドラルやコインブラ大学を見学。旧カテドラルでは学生だという2人が熱心に説明、そのあと写真を撮られ、出口でちゃっかり売りつけられたのには大笑い。

サンタクルス修道院のアズレージョとパイプオルガン
サンタクルス修道院のアズレージョとパイプオルガン

旧コインブラ大学をご視察中のプリンスとプリンセスとのこと(左から2人目と3人目)
旧コインブラ大学をご視察中のプリンスとプリンセスとのこと(左から2人目と3人目)

旧コインブラ大学からの街の眺め
旧コインブラ大学からの街の眺め

6月10日

朝9時30分ころタクシーでブサコ国立公園に出発。途中高速道路も走り30分ほどで到着。

チェックイン前なので荷物を預け、コインブラのホテルを出る前にアルファ米で作ったおにぎりとお茶を持ってクルスアルタの展望台に出発。道を登っていくと祠がいくつもあり、中にあるキリストの受難のストーリーを物語る彫刻(塑像かも)を見ながら進み約1時間程で十字架に到着。そこから下って行きコインブラ・ゲイトという見晴のいい所で、おにぎりランチ。程よいハイキングの後なのでおいしかったぁ。

ディナーは雰囲気のいいレストランでお食事。もちろんブサコワインも飲みました。

ハイキングコースの祠
ハイキングコースの祠

私たちの泊まったお部屋は2階の右から2番目の窓の素敵なお部屋でした
私たちの泊まったお部屋は2階の右から2番目の窓の素敵なお部屋でした

主人が頼んだサーモンの料理
主人が頼んだサーモンの料理

日没のブサコ宮殿ホテル
日没のブサコ宮殿ホテル

ホテルのディナー、エビのグリルの前菜
ホテルのディナー、エビのグリルの前菜

宮殿の横の修道院には1940年代まで7人の修道士がいたそうです
宮殿の横の修道院には1940年代まで7人の修道士がいたそうです

6月11日

ブサコ国立公園からタクシーで20分ほどのメアリャーダに行き、子豚の丸焼きを食べます。ネットで見つけた『ピクニック』というお店に入りさっそく注文。

ポテトチップにサラダ、パリパリの皮のついた子豚のお肉は一人前がフライドチキンくらいのサイズ3個ほどで珍しく完食できました。以前イタリアのサルディーニャ島で食べたのより、ちょっと臭みがありましたが期待どおりの美味しさでした。

ほとんどの人がこれを注文。あっという間にお店はお客でいっぱいでした。オレンジを追加注文
ほとんどの人がこれを注文。あっという間にお店はお客でいっぱいでした。オレンジを追加注文

レストランピクニック
レストランピクニック

食事の後はメアリャーダ駅から列車でポルトへ向かいます。
途中アヴェイロでポルト行きの列車に乗り換え、約2時間程でポルトのサン・ベント駅に到着。この日から急に気温が下がり15℃から17℃になりました。

ホテル・インファンテ・ザグレスではレセプションでウエルカムドリンクのポートワインをいただき、お部屋に入るとバスルームが2つ、リビングと寝室という豪華なお部屋に案内され嬉しくなりました。ロケーションもよく、ポルトガル最後3泊はくつろいで過ごすことができました。

サン・ベント駅のアズレージョ
サン・ベント駅のアズレージョ

クレリコスの塔から見たカテドラル
クレリコスの塔から見たカテドラル

ホテル・インファンテ・ザグレスのお部屋
ホテル・インファンテ・ザグレスのお部屋

ドウロ川とポルトの街をゴンドラから眺め
ドウロ川とポルトの街をゴンドラから眺め

6月12日

ポルト初日はホテルから歩いてクレリコス教会に行き、フーフー言いながら塔に登り街を一望。その後サンフランシスコ教会やポルサ宮などを見学し、観光客で賑わうドウロ川沿いのレストランでランチ。ぎっしりと並ぶテーブルに座り、となりのフランス人観光客や地元の若い女性4人組みとお話ししながら、焼いたイワシ、タコの天ぷらなどを食べ、ポルト観光を実感。

夜はポルトの日没や夜景の撮影をしましたが、あまりの寒さに早々に切り上げホテルの近くのレストランに駆け込みました。このレストランはホテルにも近いので気になっていた所でした。魚介類が氷の上に置いてあり、オイスターバーもありました。このレストラン OSTRAS COISAS (かきとその他という意味らしい)が大当たりで、エビのグリル、魚介の入ったごはん、作ってもらったシャングリアも美味しく、いい気分でホテルに戻りました。

レロ・エ・イルマオン書店の美しい階段、どうやって作ったの?
レロ・エ・イルマオン書店の美しい階段、どうやって作ったの?

ポルトの夜景、日没は9時ころ、寒い中の撮影でした
ポルトの夜景、日没は9時ころ、寒い中の撮影でした

6月13日

いよいよポルトガル最後の一日です。
あいにくの雨、今日は屋根のあるところ中心の観光ということで、まずボリャオン市場へ歩いていきました。お魚、肉、果物、野菜と日常の生活感たっぷり。

雨のボリャオン市場
雨のボリャオン市場

楽しいやり取りをしながらお買いもの
楽しいやり取りをしながらお買いもの

その後坂を下りサン・ベント駅近くのコングレガドス教会に入ると聖アントニオのミサが始まり、教会に響くパイプオルガンと聖歌隊のコーラス、参列している人々の唱和の声に感激、献金もして最後まで居てしまいました。

その後雨も上がり、カテドラル、ドウロ川の橋めぐりクルーズなどを楽しみました。

ドウロ川のクルーズ、船の中でポートワインを飲んだ
ドウロ川のクルーズ、船の中でポートワインを飲んだ

ソアーレス・ドス・レイス国立美術館の南蛮屏風の一部分
ソアーレス・ドス・レイス国立美術館の南蛮屏風の一部分

そして夜は昨日と同じレストランに迷わず行きました。2日目なのでレストランの従業員も覚えていてくれ、にっこり。

メニューには希望の調理をしますとあり、牡蠣を焼いてもらい、大エビのグリル、スパゲティにワインを楽しみました。(食べるのに夢中で写真はなし)周りの人のオーダーで出てくるものもおいしそうで、私はかなりの食いしん坊ですが、もっと大きな胃がほしいと思うほど、おすすめのレストランです。

14日目 いよいよ帰国の日。

出国の検査の後、12時発のフランクフルト行に乗り、羽田行に乗り換え無事到着。いつものことながら空港では緊張しますが、大きく遅れることなくほっとしました。

昔の遺産を大切にして豊に暮らすポルトガルの人々の優しさや人懐っこさに触れ、素晴らしい旅行になりました。
今回の旅行は初めてパーパスジャパンさんにお願いし、担当の芦村さんには細々とお願いしましたが気持ち良く対応していただき感謝しています。日程表も行き届いた配慮が書いてあり、それを握りしめて心強く旅ができました。バスや電車の時刻表もご用意いただき、大いに助かりました。

おかげさまで今までで一番長い日程でしたが大過なくポルトガルを楽しみました。ありがとうございました。主人ともまたの機会もお願いしたいねと話しております。

ツアープランナーからのコメント

16日間の長めのご旅行でしたが、内陸の村から海辺の村、リスボン、コインブラ、ポルトといった都市部とポルトガルを大満喫されましたね。ご自身でも書いていらっしゃいますが、特に「食」も今回の旅の大きなテーマの一つであったようで、数々の美味しそうな料理の写真が食欲をそそります!ご夫婦で素敵なご旅行をお楽しみ頂けたのが手配担当として何より嬉しく存じます。本当に有難うございました。

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