世界遺産と自然の宝庫 クロアチアとイタリアへ
ドブロブニク・プリトヴィツェ・フィレンツェ・ローマ11日間

期間:2015年7月17日〜2015年7月27日
藤掛 様

GON-000991

2015年7月17~27日の10日間、新婚旅行でクロアチアとイタリアを旅しました。

希望の目的地に合うようなツアーが見つけられず、しかし自分達でホテル・航空機などの手配をするのは絶対に大変!となり、パーパスジャパンさんへお願いしました。
メールで希望を伝えた後に東京の店舗へ直接お話しを伺いに行ったところ、地図を広げて具体的な旅のプランをどんどん出してくださり、ホテル・航空機・送迎の車などの手配や、列車やバスの乗り方なども丁寧に教えていただき、大変助かりました。
お陰様で希望通りの旅をすることができました。

【17日】クロアチアのドブロブニクを目指します。

成田空港から、22:20発のカタール航空を利用しました。
ドーハ空港で乗り換えてクロアチアのザグレブ空港へ。
ドーハ空港がどんなところか想像もせずに降り立ちましたが、とてもキレイで近代的な空港でした。

【18日】12:15にザグレブ着

クロアチア航空に乗り換えて15:15にドブロブニク空港に着きました。
ドブロブニク空港からホテルまでは公共バスで向かおうと思っていましたが、満席で乗れませんでした。
次のバスの発車は1時間後とのことだったので、購入したバスチケットを払い戻し、タクシーでホテルへ向かう事に。バスにするつもりがタクシーになったのでお金がかかってしまったなと思いましたが、それまでの飛行機の窮屈さに比べるとタクシーの乗り心地が素晴らしく良いように感じられて、スタートから移動ばかりの旅行が、ようやく新婚旅行らしいリッチな感じになってきてテンションが上がりました(笑)

ホテルは奮発して5つ星ホテルの「BELLEVU」でした。部屋のキレイさと、ベランダの心地よさと景色の良さに興奮しました。アメニティがロクシタンだったので「これはお土産にしよう」と全て持ち帰りました。
少しホテルで休んだ後、ドブロブニクの旧市街を散歩しに行き、レストランで生牡蠣・ムール貝を食べてからホテルへ戻りました。

【19日】朝ご飯後にふたたび旧市街へ

スルジ山のロープウェイで山頂へ向かい、そこからの景色を楽しみました。
写真を撮る際に、ロープウェイのケーブルが写りこまない場所を探して、ガケの上のようなところで記念写真を撮りました。

山頂にあるカフェでゆったりとバカンス気分を味わい、独立戦争記念館を見学し、徒歩で山を下りました。山道は人が少なく、ゆっくり景色を楽しみながら写真を撮ることができました。
しかし木陰などほぼ無いので、ジリジリと日に焼かれていました。

旧市街内の教会を見たり、銀細工の店でネックレスを買うなどした後、暑さと疲れでギブアップし、15時頃にホテルに戻りました。
一休み後、ホテルのビーチで1時間程の海水浴を楽しみました。ビーチにはヨーロッパから来たような観光客が多くいましたが、みな大人は浮き輪など使わず上手に泳いでおり、浮き輪で浮いているのは自分だけで少々恥ずかしかったです。

写真

【20日】今日の目的地はプリトヴィツェ湖群国立公園です。

ドブロブニク空港を6:25発の飛行機で出発し、ザグレブ空港に7:20着。
中央ターミナルからプリトヴィツェ行きのバスに乗りたいのですが、どのバスに乗ればいいのか分からずターミナル内をウロウロしていたら、声を掛けて来たバス会社の人が乗り場へ連れていってくれました。

バスに2時間半程揺られて、目的地であるプリトヴィツェ湖群国立公園のバス停に着きました。
まず宿泊するホテルに行って荷物を置かせてもらったら、公園のチケットを購入後、腹ごしらえのためカフェでサンドイッチを食べ、ついにプリトヴィツェ湖群国立公園へ入りました。
少しずつ下へ降りていくと、緑とも青とも言えない色をした湖がいくつも見えてきて、その湖の透明感や、流れる音に癒されました。
観光客がとても多かったですが、人の渋滞が起きるようなことはなく、自分のペースで回る事が出来ました。

写真

写真

【21日】今日の目的地はヴェネチアです。

チェックアウト後、スロベニア人のイケメンドライバーが10時に迎えにきて、イタリアのトリエステまで車で連れて行ってくれました。
途中、国境を超える際に、パスポートに車マークのスタンプがされたことが面白かったです。

トリエステ駅から列車でヴェネチアのサンタ・ルチア駅に着き、ホテルへチェックインした後、さっそく散歩しました。17時頃でしたがまだまだ明るく、とても暑かったです。
今日のうちにゴンドラに乗ってしまおうと、乗り場へ行くと20:15からの予約が取れました。
その時間までの間にふらっと立ち寄ったレストランでピザとパスタを食べましたが、これが驚く程美味しかったです。

20:00頃がちょうど日が沈みかけてきたころで、予約していたゴンドラ乗り場へ行き、ゴンドラへ乗りました。
あまりゴンドラや他の船が行き交うような時間では無かったのか、空いていて、広い運河の上を贅沢な気分で漂うことができました。

写真

【22日】今日の目的地はサン・マルコ寺院と、フィレンツェです。

水上バスでサン・マルコ寺院へ向かいました。
水上バスから見える建物や景色がどれも珍しくて、釘付けになって見ていました。

目的の降り場へ着き、ベニスの斜塔や、嘆きの橋なども見ながら、ついにサン・マルコ寺院です。
一目見たときからその大きさと外装の見事さに圧倒されました。中も素晴らしかったのですが写真撮影が出来ないので、出口にあったお土産コーナーで絵はがきを買いました。
その後、すぐ隣の鐘楼へ上ってヴェネチアの景色を十分に堪能し、サン・マルコ広場でお茶をしました。

サンタ・ルチア駅から列車に乗ってフィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ向かいました。
4人掛けの席の窓側に夫と向かいあって座り、その隣にはイタリア人のビジネスマンが乗ってきました。それぞれが携帯電話でずっと喋っているのでとても賑やかで、日本との違いにおかしくなって笑ってしまいました。

写真

【23日】今日はフィレンツェで1日フリーです。

まずはウッフィッチ美術館へ行きました。
予約のお陰で長蛇の列に並ぶ必要はありませんでしたが、ボディーチェックがあるのですぐには入れませんでした。
クロークに荷物を預け、日本語の音声ガイドを借り、いざ。
たくさんの素晴らしい宗教画や、美術館の内装のフレスコ画の見事さに、夢中になって見ていました。しかし夫は宗教画にさほど興味が無かったようなので、すごく疲れたそうですけど。
フラッシュを使用しなければ写真撮影OKなので、たくさん撮りました。

美術館の後は、ヴェッキオ橋を渡ったり、ドゥオモを見に行きました。
ドゥオモの中に入りたかったのですが、この暑さの中で入場の列に並ぶ元気が無く、諦めました。

最後はサンタ・クローチェ教会に行きました。
もともとはこの教会に行く予定はありませんでしたが、宿泊しているホテルから近いことや、美術館でミケランジェロの絵画を見てすっかりミケランジェロファンになったので、是非この教会内にあるミケランジェロのお墓をお参りしたい!と思ったので、閉館1時間前でしたが行くことにしました。
ミケランジェロやガリレオ・ガリレイのお墓に感動しましたが、中央の巨大な十字架とその周りのステンドグラスやフレスコ画も、すべてが美術品のようで素晴らしかったです。
閉館時間になると教会の鐘が力強く鳴らされていて、その鐘の音さえも美術品のようで、フィレンツェの街が持つ優雅さを感じました。

写真

写真

【24日】今日の目的地はローマです。

まず駅にトランクを預けて、午前中はフィレンツェ内を散歩して過ごしました。
もっとフィレンツェにいたかったですが、駅に戻り荷物を受け取って、13:33発の列車に乗ってローマ・テルミニ駅に向かいました。

15:05にローマ着。
ホテルに荷物を預けて、この日のうちにコロッセオを見学しました。
帰り道にあったスーパーマーケットで、お土産にするためのチョコ・トマトペースト・乾燥ポルチー二茸などをいっぱい買い込みました。

写真

【25日】今日の目的地はバチカン市国です。

バチカン美術館を9:00に予約していました。
地下鉄で向かい、駅に着くと「バチカン美術館に行くのか!?」と、首から身分証のようなカードを下げた人にたくさん声をかけられました。
詐欺なのか本物のスタッフなのかただの親切な人なのかよくわかりませんが、それを振り切るように歩いて美術館へ。

バチカン美術館内の壁画や宝石なども素晴らしく、システィーナ礼拝堂の「最後の晩餐」は圧巻でした。
本物を間近で見ると、ガイドブックの写真で見たときには気付かなかったような細かな描写に気付くことができ、はるばるローマまで来たことを強く実感しました。

美術館を出た後、サン・ピエトロ大聖堂に入りたかったのですが、あまりの長蛇の列に泣く泣く断念。
その後、サンタンジェロ城の前を通ってナヴォーナ広場、パンテオン、フォロ・ロマーノを見に行きました。

写真

【26日】ついに帰国の日です。

サン・ピエトロ大聖堂にどうしても入りたい!
朝一であれば並ばずに入れるとガイドブックに載っていたので、体はかなり疲れていましたが頑張って早起きし、開場時間の7:00にサン・ピエトロ大聖堂に着きました。
朝の清々しい空気の中、朝焼けに染まる大聖堂は美しかったです。
観光客の列も無く、するっと大聖堂に入場することが出来ました。

日曜日だったからか、大聖堂内のいくつもの礼拝堂でミサを行っていました。
大聖堂内の素晴らしさはもちろんのことで、観光客の少ない中でゆっくり見ることができ、とても贅沢な時間を過ごしました。

その後、7:45には大聖堂を後にして9:00からボルゲーゼ美術館へ。
ボルゲーゼ美術館は完全予約制の美術館で、これまでは観光客でギチギチの美術館巡りばかりでしたが、ここは人数制限されているため2時間という制限の中でゆっくりと素晴らしい彫刻たちを見ることができました。

その後、列車に乗って空港へ向かい、行きと同じカタール航空の16:35発に乗り、ドーハ経由で日本へ帰ってきました。

写真

写真

移動が多い欲張りな予定でしたが、休憩と水分をたくさん取りながら頑張りました!
思い出のたくさん詰まった旅にすることができました。

ツアープランナーからのコメント

素敵な旅行記とたくさんのお写真をお送り頂き誠にありがとうございます。
時間の許す限り目一杯クロアチアとイタリアを満喫いただけたようで何よりです。事前準備にとても力を入れられていたことが伝わってきます。
「日本との違いにおかしくて笑っちゃいました」の部分では思わず私も笑ってしまいました。
この度はパーパスジャパンをご利用頂き誠にありがとうございました。
いつまでも末永くお幸せに。

この記事に関連するツアーはこちら

ページのトップへ