家族で巡る南イタリア
アルベロベッロ・マテーラ・アマルフィへの旅

期間:2016年8月2日~2016年8月10日
鈴木 様

GON-001088

はじめに

ずっと夢だったアルベロベッロ。今年夫婦そろって永年勤続の休暇をもらえたため、思い切って家族4人で行ってみようということになりました。

アルベロベッロ、マテーラは灯りがともった夜がすばらしいと知り、近郊から訪れるのではなく、ぜひ独特の建物に宿泊して雰囲気を味わってみたいと思いました。またせっかく行くのだから、世界一美しい海岸線と言われているアマルフィ海岸も見てみたいということで南イタリアをかかとから周ることにしました。

8月2日 (1日目)

成田発 → ローマ経由 → バーリ空港 → アルベロベッロ 宿泊:アルベロベッロ

バーリに深夜着。手配いただいた専用車でアルベロベッロへ。運転手さんは無口だけどとても親切。
高速道路からの景色は真っ暗。。。
街に入ったら外灯に照らされ突然とんがり屋根が!とうとうやってきたんだと実感しました。

トゥルッリのホテルはかわいくてとても快適。使わなかったけどキッチン付き。
ここにずっと住みたいなあ〜。

ホテル付近。とうとう来たっ!
ホテル付近。とうとう来たっ!

8月3日 (2日目)

アルベロベッロから電車で近隣の街へ 宿泊:アルベロベッロ
アルベロベッロ → マルティーナフランカ → ロコロトンド → アルベロベッロ


ちょこっと乗り鉄のわたし。
イタリアでも電車に乗りたい!というわけで、私鉄スドエスト線で2駅のマルティーナフランカへ。旧市街を散策し、1駅戻ったロコロトンドへ。
ここは街自体が高台にあるので公園の展望台から緑の中にとんがり屋根が点在する独特の景色が一望できました。車窓からは緑の中にいろいろな形のトゥルッリが見えました。こんなにあちこちにあるなんて!驚きでした。

スドエスト線は電車の本数が1〜2時間に1本とあまり便が良くない時間帯もあるので、駅を出るときに時刻表を確認。出発時間を気にしつつ街歩きを楽しみました。平日だったので通常運行でしたが、休日は運休でバスが代わりに運行するとか。

発車ホーム番号の掲示がなく、行きたい方向の列車が来たら乗る。
発車ホーム番号の掲示がなく、行きたい方向の列車が来たら乗る。

ロコロトンドの街ではかわいらしい路地をぶらぶらしました
ロコロトンドの街ではかわいらしい路地をぶらぶらしました

畑や森の中、あちこちにトゥルッリが!
畑や森の中、あちこちにトゥルッリが!

夕方、アルベロベッロへ戻りとんがり屋根の街へ。歩いても歩いても続くとんがり屋根!

夕食はプーリア料理をいただきました。どれもおいしかった!
夕食はプーリア料理をいただきました。どれもおいしかった!

8月4日 (3日目)

アルベロベッロ → マテーラ 宿泊:マテーラ

夜明け前に起床、眠い目をこすりながら広場の展望台へ朝焼けのトゥルッリを見に行きました。

日の出とともにだんだんピンクに染まるトゥルッリ。青い空に白くまぶしい昼間のトゥルッリもすばらしいけど、夜明け、夕暮れ、灯りのついた夜、、、また違った表情でそれぞれいいなあと思いました。

朝焼けでピンクに染まったトゥルッリ。これが見たかった!
朝焼けでピンクに染まったトゥルッリ。これが見たかった!

朝からとんがり屋根の街を歩きまわりました。にぎやかなモンティ地区、ひっそりしたアイアピッコラ地区。本当にたくさんのトゥルッリがあり驚きました。屋上の展望台へ入れてくれるお土産屋さんもありました。もっと見て回りたかったなあ。念願だったアルベロベッロは想像以上のすばらしさでした。

夕方、専用車でマテーラへ移動しました。所要時間1時間半ほど。
マテーラではサッシ地区内の洞窟ホテルへ宿泊しました。室内には洞窟の形を活かした小さな寝室があり秘密基地みたいで子どもたちが大喜び。バルコニーは他の部屋への通路も兼ねた不思議な構造でおもしろかったです。

細い路地
細い路地

レストランのテラスから夕暮れの町を見下ろして
レストランのテラスから夕暮れの町を見下ろして

ホテルの共用バルコニー
ホテルの共用バルコニー

8月5日 (4日目)

マテーラ 宿泊:マテーラ

ホテルでいただいた観光マップのルートに沿ってサッシ地区散策。どこを見ても現実の世界じゃないような、不思議な景色です。夕暮れの灯りがついた街が特にきれいでした。

日中かなり暑かったので昼下がりはホテルへ退避。観光ルートの中ほどという好立地がありがたかったです。あまり予備知識もなく行ったマテーラですが、アルベロベッロとは全く違った魅力がありとても良かったです。

昨日のレストランからとは違う方向からの夜景。
昨日のレストランからとは違う方向からの夜景。

8月6日 (5日目)

マテーラ → アマルフィ 宿泊:アマルフィ

マテーラから専用車でアマルフィへ。所要時間3時間半ほど。山道をぬけるとカラフルな街と青い海!急斜面にある小さな街の中のつやつやした陶器のドームが印象的でした。小さな街や海水浴場をいくつも通り過ぎるとひときわ賑やかな街、アマルフィに到着。

ホテルはアマルフィの中心街から徒歩15分ほど高台にあり静かで眺めがすばらしかったです。観光スポットや船着き場、バス停は中心街にあり、何度か往復しましたが、海を見ながら歩くのにちょうど良い距離でした。

午後到着したので明日からの予定に備え、中心街を下見しつつドゥオモを見学しました。

ホテルのバルコニーから中心街を眺める
ホテルのバルコニーから中心街を眺める

8月7日 (6日目)

アマルフィ → ラヴェッロ → アマルフィ 宿泊:アマルフィ

バスでくねくね道を登ること30分。高台の街、ラヴェッロへ。
あいにく小雨が降ってきてしまいましたが、海が一望できる庭園ヴィッラチンブローネを散策しました。バス停へ戻る途中、かなり本降りになってしまったのでレストランで一休みした後、アマルフィへ戻ることに。

静かな庭園内の絵描きさん
静かな庭園内の絵描きさん

午後、晴れて気温も上がってきました。子どもたちの一番のお楽しみ、海水浴&プールです!

プライベートビーチは岩場でところどころ深く、わたしたちの泳力では泳ぐのは難しかったですが、気持ちよさそうに泳いでいる人もいました。
岸に近いところにも小魚がいっぱい来ていて、海に入った子どもたちは何度も海中を覗き込んで大喜びでした。

ホテルのプールとプライベートビーチ
ホテルのプールとプライベートビーチ

8月8日 (7日目)

アマルフィ → カプリ島 → アマルフィ 宿泊:アマルフィ

アマルフィから船でカプリ島へ。青の洞窟は波?潮位?が高くて入れませんでした。
酔い止め飲んで準備万端だったのに、、、残念!

わたしたちは状況が把握できておらず、青の洞窟入り口まで船で来て初めて入れないことを知りました。どうりでチケット売り場がすいてたわけだ〜!青の洞窟だけ往復する船が出てないわけだ〜!と今さら納得。

代わりのカプリ島周遊コースでは緑の洞窟、白の洞窟、珊瑚の洞窟、、、いろいろな洞窟を見せていただいたり、船で岩のアーチをくぐったり、盛りだくさんでおもしろかったです。

緑の洞窟もきれいでした
緑の洞窟もきれいでした

青い海!遠くにヴェスヴィオ火山が見えました
青い海!遠くにヴェスヴィオ火山が見えました

カプリ島は海の幸がおいしかったです!
いつもは魚貝が苦手な娘も気に入った様子で「おいしい!!」ってもりもり食べてました。

8月9日 (8日目)

アマルフィ → ナポリ空港 → ローマ空港 宿泊:機内

専用車にてアマルフィからナポリ空港へ。所要時間1時間半ほど。
電車や飛行機は遅れが出ましたが、専用車の運転手さんはお二人ともビシッと5分前集合でした。

8月10日 (9日目)

成田着

おわりに

南イタリアへ行くと決めたものの、家族で行くとしたら夏休みしかありません。でも思い立ったのは5月。こんなにギリギリになって旅行が実現できるのかとても不安でした。最初は旅行社のパッケージツアーを探してみたのですが、トゥルッリと洞窟ホテルに泊まるツアーは見つかりません。。。

時間はどんどん過ぎ、やっぱり無理かなとあきらめかけていた時、偶然見つけたパーパスジャパンさんに問い合わせてみたところ、希望通りに手配可能との連絡をすぐにいただくことができました。

担当の真々田様にはいつも迅速に対応いただきました。行ってみてわかったことですが、手配いただいたホテルはどこも快適なだけでなく、とても便利な立地でした。旅行前にお送りいただいた日程表その他の資料もきめ細かく、個人旅行の不安がずっと軽くなりました。お任せして本当に良かったです。また折にふれ適切なアドバイスもいただき、長年の夢だった旅行が思い描いていた以上に充実したすばらしいものになりました。

いつの日かまた海外へ行く機会がありましたらぜひお願いしたいと思っています。
本当にありがとうございました。

ツアープランナーからのコメント

この度は、ご家族で巡る南イタリアへのご旅行につきまして、お申し込み頂き、ありがとうございました。ご家族の皆様とのご旅行がかけがえのないものとなり、9日間の素敵な時間をお過ごし頂けました事を、とても嬉しく思っております。
次回のご旅行でもお役に立てる事を楽しみにお待ち申し上げております。色々とありがとうございました。今後とも、宜しくお願い致します。

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