世界遺産ハロン湾クルーズと少数民族の村サパを訪ねて

期間:2016年11月24日~2016年12月1日
樽井 様

GON-001144

ベトナム最高峰 少数民族の暮らす村サパへ

【 プラン 】

初日はベトナム航空直行便にてハノイへ
2日め ハノイから世界遺産ハロン湾へ
    クルーズ船 バーヤ・クラシック号に乗船して1泊2日のハロン湾クルーズ
3日め ハノイへ戻り水上人形劇を鑑賞

4日め、いよいよ旅のハイライト

少数民族が複数暮らす山間部のサパへ、ビクトリアエクスプレス寝台列車で向かいました。

列車は日本の列車とは比べ物にならないほど揺れます。レールが良くないらしいです。でも列車内は小奇麗で4つのベッドのある個室はきちんと区切られ施錠もできます。エアコン、Wi-Fiも一応使えます。充電もできます。広めのトイレ内には洗面スペースもあり、揺れ以外は快適でした。
ビクトリアホテルに宿泊する人は列車のチェックイン不要、ポーターさんが両方の駅で待っていてくれる等助かりました。(ホームから客室まで距離があり、暗い中線路をまたぎつつ歩くので、ポーターさんが居ないと荷物の多い方は大変かもしれません)

訪れた11月はとても寒く濃い霧にほぼ一日中覆われていました。早朝のラオカイに降り立った時から肌寒く、軽量ダウンと防水パーカーが役立ちました。サパは棚田の美しい事で有名ですが、私たちの行ったときは刈り取られていました。2期作だそうですので、美しい棚田に出会いたい方は夏の避暑シーズンなどチャンスは多いと思います。

ビクトリアホテルはテニスコートやプールなどもある広いホテルでした。数棟に別れた3階建てくらいの客室とレセプション、スパ等別れています。スパやサウナへはカートで送り迎えしてくれます。寒いので綺麗なサウナがありがたかったです。部屋の暖房は弱いので携帯していたホッカイロも役立ちました。

ハノイ駅
ハノイ駅

ビクトリアホテルからの景色
ビクトリアホテルからの景色

着後、ラオカイからビクトリアホテルへの車中
着後、ラオカイからビクトリアホテルへの車中

ビクトリアホテル レストラン
ビクトリアホテル レストラン

サパ初日の午後はサパ市場へ行きました。

お土産屋さんがぎっしりで、相場もわからない状況でパワフルなセールスに少しくたびれました。周辺の食事は少ないながらもミニホテルやカフェがあります。英語は販売に関する簡単な英語だけ通じるという感じです。

併設されている生鮮市場を見たりしながら散歩しました。少し写真を嫌う方もいたりもいました。商売熱心だけれども親しみは希薄な雰囲気を感じました。短期間のうちに観光客が押し寄せ、現金が流入してきたのだろうかなどと感じました。いろんな民族の方がいてそれぞれの特色があるのかもしれませんが短期間の滞在での印象です。

その後カウマイ通りも歩いてみました。それぞれの民族の刺繍や染物、飲食店がぎっしり並ぶ通りで、市場よりも見やすかったです。道端では行商の女性たちがまたもやパワフルなセールスを繰り広げていますが、若い女性も多く少し親しみやすかったです。でも値段交渉では少し迷うとすぐに「いくらなら買うのか?」と聞かれます。私にはそれが困ってしまうところでした。相場もわからないし、ベトナムドンはゼロが多くて激しいセールストークの中で混乱してきてしまいます。そういうやりとりが苦手な方は行商の方と関わらず、お店に入ることをおすすめします。お店は静かでした(笑)。

どちらにしても布製品が豊富でスカートやパンツポーチなど気にいるものが見つかるかもしれません。カフェではバインミーや甘いものも食べられホッと一息付けます。

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サパ二日目は

あらかじめお願いしておいた英語のガイドさんと同行し、車で2〜3時間ほどの「 TuesdayMarket 」へ行きました。ホテルは寒かったけれどここは標高が低く暖かくて半袖でいいほどでした。青空マーケットで埃っぽい土の上に沢山のお店があり、またも豊富な布製品に目がいきました。みんな山を越えて来ているため14時位には店じまいです。
こでも「いくらなら買うか?」とすぐに聞かれますがサパよりはパワフルではなく、落ち着いて吟味できました。地元の人たちも買い物をするようで日用品や食品、水牛、色んなものが売っていて、楽しめました。(ガイドさんと一緒だったせいもあるかもしれません)

ガイドさんは20代の女性でしたが明るく感じの良い方で気持ちよく過ごせました。サパで行商して英語を覚えたので話すだけで読み書きはできないそうです。移動中たくさん話せてガイドさんお暮らしのことも話してくださり、短い滞在期間で少しだけサパの暮らしや人に触れられた貴重な時間でした。私たちは6才の娘と一緒に行ったのですが、山道でガイドさんが娘を背負ってスタスタと走っていました。

14時頃にマーケットがだんだん閉まり、マーケットを後にしましたが、そのまま列車に向かうと時間が余るので、川下りの船に急遽乗ることにしました。ハロン湾のような洞窟も少しあり、地形の変化が面白く、水も綺麗で気持ちが良かったです。確か30ドル位で一時間くらいの川下りでした。(急な坂道を降りることになったのはこの川下りのためです。他には急斜面はありませんでした)

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その後ラオカイで中国国境を見学したりしてガイドさんの指定したレストランまで送ってもらい、列車のチェックインや荷物の預かりの世話して下さる方に引き合わせていただきガイドさんとお別れしました。そこでまだ4時間ほど列車の時間までありますので、レストランで荷物を預かってもらいラオカイを散策。

観光客は少なく、地元の市場や学校等生活感のある街でした。何だか懐かしいような、ホーチミンやハノイの様な大都市にはない雰囲気で、短時間ながら立ち寄れて楽しめました。英語はかなり通じませんでしたが、何か尋ねると英語の分かる人を探してきてくれたり、その人が実はあんまり英語が話せなかったり、アジアの旅を感じられる街でした。そういうえば食べ物も山間部は香菜も少なく、違っていました。

サパは夏がいいとベトナム人も言っていました。天候はイマイチで滞在時間も短かったことは少し残念ですが、充実した時間でした。また機会があれば行ってみたいです。

あと。書き忘れましたがが、ベトナムは全般的に下水が脆弱です。都会の大きなホテルでもトイレでは紙は流せません。ゴミ箱に捨てますが、田舎はゴミ箱がないこともあります。ティッシュはもちろんのこと、不透明なゴミ袋を多めにお持ちになることをおすすめします。

ツアープランナーからのコメント

お母様とお嬢様3代でのご旅行相談にご来店 個人旅行にはなれていいらっしゃるようでしたが、お嬢様がまだ6歳ということでご負担をできるだけ抑えるプランをご案内。少数民族の村サパでの滞在はお嬢様にはカルチャーショック?だったかも知れませんが、いい体験をされたようです。

又親子3代旅ができるとよいですね。ありがとうございました。

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