出発の朝、早めに空港につき、朝ごはんを食べていたところに一通のメールが・・・。

「フライトがキャンセルされました。」

初めての経験に途方に暮れてしまいましたが、パーパスジャパンの適切なご案内の結果、便を振り替えてもらい、1日遅れで現地へ到着することができました。

タリン

古い中世の商人の家を改装した、「スリーシスターズホテル」に滞在しました。古い家をそのまま改装して使っているので、大型ホテルとは違い、知り合いの家に遊びに行ったような感覚になってしまう居心地の良いホテルでした。そしてお部屋が広い！ベッドルームともう一部屋がついたお部屋で、贅沢な気持ちに。窓から見えるのは石畳のおとぎ話のような風景。自分が中世ファンタジーの RPG ゲームの中に入り込んでしまったかのような気持ちになりました。

翌日は現地のガイドさんとラヘマー国立公園へ。地方領主の館（マナーハウス）や湿原を堪能することができました。最終日は中世のコスチュームを着たお店の店員さんが行きかう、ファンタジー世界のような旧市街の探索を楽しみました。中世の雰囲気をそのまま再現した「スリードラゴン」では、店内がロウソクの灯りのみなので、スープの色が見えない！恐る恐る飲んでみるととってもおいしかったです。

ストックホルム

タリンから船に乗り、一路ストックホルムへ。船に宿泊することは初めてだったのでどきどきしました。

遠ざかっていく陸地と海の揺れを感じつつ、ひと眠りするとストックホルムに到着！ミートボールと大量のマッシュポテトで満腹になりながら、ユールゴーデン島へフェリーで移動。現存する最古の完全船、ヴァーサ号に圧倒されつつ、いろいろな博物館を楽しみました。

そして、夜は魔女の宅急便の舞台になったといわれるガムラスタン地区へ。港に面した街並みは開放的で夜でもとてもきれいでした。

翌日はノーベル賞ツアー。ノーベル博物館でメダルチョコを購入し、王宮の衛兵交代式を見てから市庁舎へ。テレビでよく見る晩餐会の会場を見て感動しました。

午後は建築巡り。緑が美しい「森の墓地」や、円形の作りが絵になる市立図書館、洞窟のような地下鉄の駅を楽しみました。

最終日はスカイビューからストックホルムの町全体を見回してお別れを告げてから、ヘルシンキへ飛行機で向かいました。

ヘルシンキ

1日目は雑貨ツアー。マリメッコのアウトレットや、イッタラ・アラビアなどオシャレな食器などのお店に連れて行ってもらいました。どれも欲しくなってしまうものばかり。お財布と相談しながらお買いものを楽しみました。午後からあいにくの雪になってしまったので、近くのレストランで夕食を食べて早めに就寝。トナカイの肉がおいしかったです。

最終日は気持ちが通じたのか晴れました。フェリーで世界遺産スオメンリンナ島へ。要塞に思いを馳せつつ、色々な種類の鳥が行きかう自然を満喫しました。

気づいてみればあっという間の10日間でした。
出発時のトラブルも解決してくださり、空港とホテルの送迎もスムーズで、自分達の希望通りの旅行を行うことができました。宿泊先は良いホテルばかりで、豪華な朝ごはんビュッフェが忘れられず、しばらく現実に戻れませんでした。

この度はお世話になりました。