ウルネスの木造教会へ ノルウェー「ソグンダール〜ソルヴォーン〜ウルネス」

早朝にホテルで朝食を済ませて、ベルゲンの街中から空港行きのバスに乗車。
幹線道路にも自転車用道路が整備されていることに感心しているうちに20〜30分でベルゲン空港に到着。ベルゲン空港から小さなプロペラ機で空路ソグンダール空港へ。

駅の待合室かとも思えるような小さな空港。
目の前にバスが止まっていたので、そのまま乗り込みソグンダール市内バスターミナルへ。
これまた小さなバスターミナル。時刻表を確認するとバスは1時間以上先なので、一つ前のバス停で見かけたショッピングセンターをぶらぶら。

Gaupne 行きの大きなバスに乗り込み、ソルヴォーンに行くつもりだと伝えると、乗客と運転手さんが一斉に後ろを指差して、小さなバスに乗れと教えてくれた。
そこには時刻表になかったソルヴォーン直行のバスが！乗客は僕らとお爺さん一人だけ。
先ほどの大きなバスと海岸線から山道を並走。
Galden で僕らだけ右折し細い道を下って行くと小さな集落が。
ここがソルヴォーン。美しい街。

オフシーズンのため、帰りのバスはないとのこと。
同乗していたお爺さんが帰りを心配して、フェリーの時間に合わせてタクシーを予約してくれた。

フェリーで対岸のウルネスへ。小さな子供連れ3人家族のRV車のみでほぼ貸切り状態。
20分程度で岸に着くと、畑の合間のクネクネと曲がった道を登って行く。

リンゴ農家のおじさん以外は、すれ違う人も なくひたすら登る。
すると、小高い丘の先に黒い三角の建物が見えて来た。木造教会だ！

近くの小屋が事務所らしく、おそるおそる入ってみると女性が一人。
木造教会のグッズ売場と小さな博物館のようになっている。
一通り目を通して声を掛け、チケットを買うと、鍵を開けてくれるとのことで一緒に丘の上の教会へ。

石積み土台の上に、木タールのようなもので保護された木造の教会。
室内は所々補修や補強されているものの、背筋がピンとする空気が充満していた。

外部の装飾など一通り眺めてから帰路につく。
学校帰りの子供たちと入れ替えでフェリーに乗り込む。
タクシーを待つ間、町唯一と思える売店で水を購入。店員さんによると、先月までは随分にぎわっていたらしい。

タクシーは Galden のバス停で止まる。料金はいらないと。「？？」と思っていると、ソグンダール市内バスターミナル行きのバスが来た。バスターミナルでの待ち時間はほとんどなく、空港行きのバスに乗り換えられた。

搭乗手続きから荷物チェックまではほんの数メートル。
夕方の空港は待合室にそこそこの人。荷物チェック・アナウンス・機内への案内は同じ人だった。
空路ベルゲンへ。