何となくそんな予感のした今回のBig Island行き。
65歳で始めたマラソンも今年で10年経過した。
今まで海外だけでも、メドック、モナコ、ローマ、ロサンゼルス、ニューヨーク、そしてホノルルを走った。
メドックは辛いこともあったが、ぶどう畑を走り、ワイン飲み放題。エイドではカキ、ステーキがでた。モナコはイタリア、フランス、モナコの3ケ国の25k海沿いを走るコースでとても素晴らしかった。
ロサンゼルスは土砂降りの中、それでも6時間30分で完走した。
ローマはコロッセオから始まり、観光地を巡るコースで最後はスペイン広場を通り、観客からやんやの喝さいをうけた。こんな贅沢なコースは今までにない。
この時の写真はパーパスのパンフレットに取り上げていただいた。
ニューヨークは、テロ事件の後で、厳戒の中、朝3時間以上もスタートを待たされた。
それだけの記憶しかない。
ホノルルは残念ながら38度の熱があり、10kmから歩いた。それでも8時間で完走した。
国内でも一昨年群馬で6時間ぎりぎりで完走して以来完走していない。
千歳では35km回収、鳥取では32kmでダウン。今年2月の高地では32kmまで走ったが、それ以降走れなかった。
65歳から2回肝臓がんで手術をし、現在は四分の一しか肝臓がない。
これと老化でこの結果だと思っている。
今回ヒロにかけていた。たった200人強の家庭的な大会。
今の自分にふさわしかった。全くフラットな海沿いのコースで、20kmしか走れなかった。
7時間制限で20分遅れてゴールしたが、メダルをかけ温かく迎えてくれた。
やっと終わったという気持ちですっきりした。