夫婦二人とも、野生動物、中でも鳥類が大好きなので
地球の裏側までペンギンたちに会いに行ってきました。
行き先はアルゼンチン・パタゴニア地方のバルデス半島周辺。南米最大のマゼランペンギンの営巣地であるプンタ・トンボには約100万頭、最近、営巣地となったプンタ・ニンファスには約50万頭が集まり、見渡す限りのペンギン天国。
特にプンタ・ニンファンスはペンギンが集まる海岸まで入れるので、群れの真ん中に入り、波打ち際で泳ぎの練習をする若いペンギンの様子が間近に見られ、いつまでも飽きません。一日中、ペンギンを眺めていたい!
バルデス半島にはゾウアザラシ、オタリアなどの営巣地もあり、シャチやイルカも集まります。
周辺には乾燥した荒地が広がりますが、野生のグァナコ(ラマ)、ダチョウ、アルマジロ、キツネ、ワシ、タカ、野バトなど、多くの動物を見ることができます。
野生動物観察の基地となるプエルトマドリンは天然の良港であり、大型のクルーズ船も寄航し、海岸沿いにお土産物屋が立ち並ぶ観光地。ただし、田舎らしく結構のんびりした良い街です。泊まったホテル Peninsula Valdes は、スタッフの気遣いが心地よいとても良いホテルでした。
帰りの途中に寄ったブエノス・アイレスでは、本場のアルゼンチンタンゴを堪能。舞台の被りつきの席から見たダンスは迫力満点でした。昔の劇場をそのまま活用した「世界で二番目に美しい本屋」は日本でもTVで紹介されていますが、とても雰囲気の良いお店でした。
料理は肉中心で、脂肪の少ない牛肉、じっくり焼いた羊肉はとてもおいしく、ワインにぴったりでした。イタリアからの移民が多いので、イタリア料理もおいしかったです。
日本から到着まで約30時間の長旅ですが、エミレーツ航空はエンターテイメントが充実しており、良かったです。