ワルシャワ~コペンハーゲン~ストックホルム~ベルゲン
~オスロ滞在 北欧の絶景を巡る11日間

期間:2019年9月5日~2019年9月15日
茨城県在住、A.T.(48歳)とY.T.(46歳)、旅犬「はなず」様

GON-001580

はじめに

こんにちは。2年ぶりです。
「はなごろう(写真右)」と「はなじろう(写真左)」の旅犬あわせて「はなず」です。

フロム、フレイハイムホテル(ノルウェー)から
フロム、フレイハイムホテル(ノルウェー)から

前回はパーパスジャパン様に「サンタクロース村にも訪れるフィンランド・オーロラ鑑賞&タリン9日間(GON-001267)」を催行してもらいました。

今回は、ポーランド経由で北欧、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーの3か国を巡る旅を、「はなず」のお父さんとパーパスジャパン様と1年前から計画を練っていました。前回はオーロラを見たのですが、今回はフィヨルド目指して、各国の首都を巡りながらの旅です。またまた、マイレージを利用しての旅なので、直行便を予約することができず、ポーランド、ワルシャワを経由してコペンハーゲン、デンマークに向かいました(帰途はウィーン、台北経由です)。

旅程

※出所:GOOGLE MAPより

地図に旅程を記しましたが、はなずのお母さんは、フィヨルドはきれいだけど、街中の石畳をたくさん歩いたから疲れたと言ってました。はなずのお父さんは、毎週ジムで運動して足腰を鍛えていたから、大丈夫だと言ってました。

1. 成田空港発、ワルシャワへ、ワルシャワ散歩(9/5)

はなずのお父さんがワルシャワ経由で北欧に向かった訳は、若い時にポーランドで仕事をしたことがありましたが、ワルシャワ経由で現場に行ったものの、ろくにワルシャワ見物ができなかったからだと言ってました。また、その当時はポーランド航空は成田直行便がなかったのですが、今年4月から毎日飛ぶことになったので、乗ってみたいという希望がはなずのお父さんにあったみたいです。

また久しぶりにポーランド料理の「ジュレック」を食べたくなったそうです。ジュレックはライ麦を発酵させた液体から作るスープで酸味があるんだけど、はなずのお父さんはポーランドで仕事をしていた時によく食べていたそうです。

ポーランド料理 スープが「ジュレック」、右奥が「ピエロギ」
ポーランド料理 スープが「ジュレック」、右奥が「ピエロギ」

ポーランド料理

この旅でワルシャワは一泊だけど、二回食べました。はなずのお父さんはジュレックは相変わらず酸っぱいけど、酸味はその当時より薄くなったと言ってました。

2. 成田空港発、ワルシャワへ、ワルシャワ散歩(9/5~6)

9/5(木)は午後からワルシャワに着きました。ワルシャワ・ショパン空港という名前なんだけど、ショパンはとてもポーランドで大事にされています。だから、はなずのお父さんは、クラシック番組を見たり、CDをよく聴いていたみたいです。

9/5に着いた日の夕方には、タクシーで旧市街まで移動して王宮近くの「Time to Chopin」という、ポーランドの演奏家の皆さんが奏でてくれるショパンの名曲をはなずも聞きました。どれも聞いたことがある曲ばかりで、わかりやすくて、とても素晴らしい演奏でした。遠く南米から駆け付けたお客様もいらっしゃるということでした。

「Time to Chopin」の会場の様子
「Time to Chopin」の会場の様子

「Time to Chopin」の会場の様子(2)
「Time to Chopin」の会場の様子(2)

翌日9/6(金)は、日本語ガイドさんをお願いして、ワルシャワ市内散策をしました。夕方には空港に移動する予定なんです。
日本語ガイドさんはとても日本語が流暢で、一年ほど日本に留学経験があるそうです。日本文化が大好きで日本語を勉強したそうです。はなずは人見知りなので、日本語ガイドさんに挨拶はしなかったけど、はなずのお母さんのカバンの中にも上手な日本語が聞こえてきて理解できました。

ポーランドはショパンの人生に垣間見ることができるように、国の歴史に悲しいところがあるんだけど、日本語ガイドさんの話をお聞きしていると、Loveポーランドで芯がしっかりしている感じがするとはなずのお父さんが言ってました。ワルシャワ旧市街を日本語ガイドさんと散策しました。

ワルシャワ聖ヨハネ大聖堂に向かいました。1945年にワルシャワ蜂起の時はこの大聖堂に多くのワルシャワ市民の方が立てこもり亡くなったそうです(教会の地下から逃げのびたりしたそうです)。教会や周囲の建物には鉄砲の弾丸の跡などがたくさんありました。

当時のワルシャワが多くの戦火に見舞われた一つに、ユダヤの方に寛容であり、多くのユダヤ人が生活していましたが、ドイツ・ナチスに狙われたのは歴史が記しているとおりです。その痕跡が多くあり、イスラエルから今でも多くの方がワルシャワを訪れているそうです。

そんな街中を歩きながらショパンの心臓が埋葬されている聖十字架教会に行きました。日本語ガイドさんにショパンはポーランドの方は好きですかと、はなずのお母さんが質問していました。小さい時はもちろん誰しもが大好きなんだけど、誰しもがショパン、ショパンというから、うんざりする時があるそうです。そのあとは、再びショパンが好きになるそうです。たぶん、大人になるとショパンの思いに理解が深まるのかな。

ワルシャワ聖ヨハネ大聖堂前、日本語ガイド様
ワルシャワ聖ヨハネ大聖堂前、日本語ガイド様

ショパンはポーランドを出国してからロシアに支配されたために帰国することができなかったのですが、その思いは自らの曲に、そして心臓だけが故国に帰ってきました。それから聖十字架教会を見学して、ショパン博物館に立ち寄りました。ショパンがポーランド国外にいたために資料を集めることが難しいことを日本語ガイドさんが言っていました。

その後、バスで今回のワルシャワ散策最後の場所である、ワジェンスキ公園に行きました。写真に見えますように、ショパンの像が有名なんですが漫画の「ピアノの森」でも日本では有名です。夏のシーズンにコンサートが開催されていていると、日本語ガイドさんが言っていました。当日は9/6で夏の盛りは終焉でしたが、この日は天気も良くとても気持ちの良いワルシャワ散策となりました。

ワルシャワ聖ヨハネ大聖堂内
ワルシャワ聖ヨハネ大聖堂内

聖十字架教会、ショパンの墓標(中に心臓が埋葬されています)
聖十字架教会、ショパンの墓標(中に心臓が埋葬されています)

聖十字架教会
聖十字架教会

ワジェンキ公園
ワジェンキ公園

3. コペンハーゲン散策

ワルシャワ空港からコペンハーゲン空港行の飛行機が4時間以上も遅延したため、フライト前にパーパスジャパンさんにホテル側に連絡を取ってもらおうとしたのですが、スマホのFree SIMカードはデータ通信だけで音声通話ができませんでした。メールでパーパスジャパン様に連絡して、遅延した飛行機に搭乗してポーランドを後にしました。

コペンハーゲン空港にたどり着いたのですが、深夜で既に時計は9月7日になっていました。はなずのお父さんの事前調査ではタクシー料金が高いという事(物価や税金が高い)で、なんとか電車でコペンハーゲン中央駅に向かう事にしました。はなずのお母さんは自動券売機を探して切符を購入しましたが、深夜も電車が動いていることが解りコペンハーゲン中央駅に行く電車のホームとか周囲の人に聞いていました。ホームをうろうろしていたら、日本人の旅行者がいらして、乗ろうとしている電車が間違いなく目的駅に行くことが解り安心しました。

ホテルにやっとたどり着きホテルもキャンセルされることなく宿泊することができました(はなずがぐうぐう寝ているときに、パーパスジャパンさんがホテルに宿泊できているか電話してくれていたそうです)。

はなずもそうなんですが、身体はへとへとなのに時差ボケのせいで早く起きてしまい、早々に朝食をとり、コペンハーゲン散策を開始しました。コペンハーゲン中央駅の近くの旅行案内センターで「コペンハーゲンカード」を購入しました。このカードは電車やバス、主要な観光場所に無料でいけるお得なものです。

はなず家族は、まず、「フレデリスクボー城」に行きました。コペンハーゲン地中央駅から電車でHillerød駅を降りて、それからバスに乗ってフレデリスクボー城に行くことができました。

はなずのお父さんが読んでいた本の話だと、フレデリスクボー城はデンマークを代表とする城の一つで(もうひとつは、クロンボー城です)、中世の時にデンマークが北欧の覇権を握っていた時の王様の居城だったんだそうです。今の姿になったのは、クリスチャン4世の治世の時だったとはなずのお父さんが言ってました。すごく大きなお城で庭もきれいだし、城内にたくさんの展示品があってとても時間が足りませんでした。

このお城の見学もお昼までとして、コペンハーゲンの市内に戻りました。デンマークの王宮(アマリエンボ―宮殿)に向かいました(電車とバスを乗り継いだのですが、とても迷いました・・・。)。なんとか、王宮に向かいことができて公開されている内部にも行くことができました。

フレデリスクボー城
フレデリスクボー城

やがて、はなず家族がてくてく歩くと、旅行番組でもよくみるニューハウンにたどり着きました。実はホテルで朝食をたくさん食べたのですが。時計を見たら14:00を過ぎていました。

ちょうど、ジェラート店が目に入り、小腹を満たそうとジェラート店に入りました。ちなみに今回巡った北欧諸国はカード決済が主でクレジットカードを利用してジェラートを買うことができます。イタリアのジェラート店と変わらないぐらい種類が多くて、そして大きいです。食べているお客さんを見ていたら、選んだジェラートにチョコレートをかけているものを注文していたので、真似して食べてみました。健康志向なのかそれほど甘くはないものの、量が多いのであっという間にお腹一杯になりランチの代わりになってしまいました。

うろうしていたらやがて、運河を巡る遊覧船乗り場に着きました。朝に購入したコペンハーゲンカードを利用して乗船することができました。
この遊覧船から街並みを見物することができます。かねてから、はなずは人魚姫の銅像を見たいと思っていたのですが、この遊覧船から後ろ姿だけを見ることができました。行き交う船にはワインを飲みながら短い夏をエンジョイしている姿も見ました。

ニューハウンにあった、ジェラート店
ニューハウンにあった、ジェラート店

ニューハウンの遊覧船から
ニューハウンの遊覧船から

市内の中心部近くで遊覧船を降りてから、ホテルの方向に向かって歩きましたが、はなずのお母さんがチボリ公園に行きたいというので行ってみることにしました。後から分かったのですがとても歴史のあるテーマパークで1843年にできたそうです。コペンハーゲンの中心部にとても広いテーマパークがあるのでとてもびっくりしました。ちょうど週末だったので、お客さんがたくさんいました。実は内緒にして欲しいだけどはなずのお母さんは乗り物が苦手なんです。はなずたちは一つぐらいは乗り物に乗ってみたかったけど残念です。

チボリ公園の中にフードコートがあり、「スモーブロー」をテイクアウトしてホテルに戻りました。スモーブローはパンを土台にして様々なお料理を乗せたものです。はなずたちは小エビとサーモンを乗せたものの二種類を食べました。とてもおいしかったです。

コペンハーゲン中央駅前にあるチボリ公園(Tivoli Garden)
コペンハーゲン中央駅前にあるチボリ公園(Tivoli Garden)

チボリ公園内にあるフードコートの、「スモーブロー」
チボリ公園内にあるフードコートの、「スモーブロー」

4. コペンハーゲンからストックホルムへ

本日は9月8日(日)です。はなずのお父さんはコペンハーゲン市庁舎に向かって歩き出しました。市庁舎内の案内ツアーに参加しようと思ったらしいのですが、日曜日なのでお休みでした。はなずのお母さんははお父さんに、ヨーロッパは日曜日がお休みなのは知っているでしょと、お小言をいっていました。ちなみにはなすはお母さんからお小言をもらったことはありません。

それから、はなず家族は歩いてデザインミュージアムに向かいました。この博物館は営業していました。さすが、北欧ですね北欧デザインの歴史や背景がはなずのような素人でも勉強になりました。

デザインミュージアム、コペンハーゲン
デザインミュージアム、コペンハーゲン

単におしゃれだけじゃなくて実用性も兼ねている感じがします。自転車も小さい子供を乗せられるように荷車の荷台を自転車の前につけていたり、日本では見かけたことがありません。街中には自転車専用道路があり、女性のみならず男性も子供を荷台に乗せて自転車をこいでいる姿をよく見かけました。

やがて、クリスチャンボー城の外から写真を撮影して(ここも、休館)、それからストロイエ通り(コペンハーゲン市内の目抜き通り)を歩きながらロイヤルコペンハーゲンの本店の真横に、同社が経営している 素敵なカフェがあると旅行誌ではなずのお父さんが調べたみたいだけど閉店してました。ここで、はなずのお父さんははとてもがっかりしてました。気を取り直して、はなずのお父さんは、北欧はパン王国だからコーヒー店に行こうと言い出しました。

ストロイエ通りを巡りながら、この旅行で初めてホテルの朝食以外でコーヒーとパンを食べました。はなずのお父さんとお母さんの感想は、コーヒーはアメリカンに近くてパンは美味しいけど日本のようなもっちり感が少ないと言っていました。たぶん日本で食べるパンは北欧のパンのエッセンスを日本人の口に合うようにして日本のパン屋さんが苦労して調整しているんだと思いました。ただ、シナモンロールは北欧で食べたほうが美味しかったです。

ストロイエ通りにある、カフェにて
ストロイエ通りにある、カフェにて

この日は日曜日だったので、街中はあちこちお休みの所が多かったのですがコペンハーゲンの雰囲気を味わいながらホテルに戻り預けていたスーツケースをとって、14:00時過ぎにはコペンハーゲン中央駅に向かいました。駅の係りの方にストックホルム行きの列車のホームの場所を聞きましたが、迷いそうでした。なんと一つ目のホームからエレベーターを乗り継ぎ「奥のホーム」に移動する必要がありました。駅のホーム → 道路 → 駅のホームと駅員さんに行き方を言われたときは、ちんぷんかんぷん。

予定通ストックホルム行きの列車が出発しました。とても快適でした。ストックホルム中央駅に到着したのは、9月8日19:30過ぎでした。さすがに日は暮れ、同駅から宿泊先のホテルに移動しました。最初は行き方が手間取りましたが、ストックホルム中央駅内の通路とつながっていることが解り、行きつきました。ホテルの方がサービスしてくれて、ストックホルム市庁舎が見える部屋に泊めてくれました。

コペンハーゲン中央駅から。ストックホルム行きの列車
コペンハーゲン中央駅から。ストックホルム行きの列車

宿泊先のホテルの部屋から撮影。ストックホルム市役所
宿泊先のホテルの部屋から撮影。ストックホルム市役所

5. ストックホルム散策からベルゲンへ

9月9日(月)は終日ストックホルム散策です。宿泊先のホテルでストックホルムカードを購入しました。1日中ストックホルム市内の主な観光地を見学することができます。また、市内を巡るホップオンバスに何回も乗ることができます。お得なカードです。

後から困ったのですが、コペンハーゲンカードは市内のほとんどの交通機関を利用できるのですが、ストックホルムカードはポップオンバスだけでした。なかなか、タイミングよくバスに乗れなくて、ちょっと、はなずは少し待ちぼうけでしたが、市内の様子を見ることができてよかったです。

ストックホルムカードを持って、はなず家族はストックホルム市庁舎内の見学ツアーに参加しました(見学ツアーはストックホルムカードでは利用できません)。ガイドさんは英語なんだけどはなずのお母さんは、はなずに説明をしてくれました。

ストックホルム市庁舎はノーベル賞の祝賀パーティー会場で有名なんですが、はなずも初めて知ったんですけど、写真の黄金の間の女神像がストックホルムを中心にして右手はアジア、左手は欧州を記しているそうです。はなずはイスタンブールに行ったことがあるんですけど、街を中心に東がアジアで西が欧州なんです。ストックホルムは壁画で示しているのが面白いですね。

ストックホルム市庁舎内、「黄金の間」
ストックホルム市庁舎内、「黄金の間」

はなず家族はストックホルム市庁舎を後にして、ホップオンバスに乗ってヴァーサー号博物館に向かいました。

はなずのお父さんの説明だとヴァーサー号は戦艦で1628年に進水式があって、帆を上げたところで横転して沈んでしまったそうです。その当時はとても大きな戦艦でした。博物館の中ではどうしてヴァーサー号が沈んだのかという短編映画が上映されていました。本当の原因がわからないと説明がありました。はなずのお父さんの説明だと船が大きいんだけど、大砲とかいろんなものを積んだからバランスがとれなかったんだと、ぶつぶつ言ってました。それでも、はなずのお父さんがカメラで全体を撮影しようとしてましたけど、上手く撮れなかったようです。そんな大きな戦艦だけど、冷たい海なので沈んだヴァーサー号は腐ることなく、スゥエーデンの皆さんの尽力で引き上げることに成功したんだって。

ヴァーサー号とはなず、ヴァーサー号博物館
ヴァーサー号とはなず、ヴァーサー号博物館

はなず家族はヴァーサー号博物館を後にして、すぐそばにある北方民族博物館を見学してから、ホップオンバスに乗りガムラスタン(旧市街)に向かいました。そこから、はなず家族の恒例となってきました、宮殿見学です。

ストックホルム宮殿内の公開されているところを見学することができました。とても素敵なところでした。ショップでは王室御用達のコーヒーを買うこともできました。王宮をでたところで、衛兵の交代式を見ることもできて、はなずはとても満足でした。

ストックホルム宮殿
ストックホルム宮殿

ガムラスタンを抜けてホテルまで歩きました。沢山歩いて、はなずのお母さんはへとへとでした。

それでもはなずのお父さんは、周囲をきょろきょろしながら写真を撮り続けていました。はなずのお父さんが二年前にフィンランドに行った時に、もし北欧に行くことができたらブルーベリーをお腹いっぱい食べてみたいと言ってました。どうも、はなずのお父さんは果物屋さんを狙っていたようです。もう、秋だというのに果物がベリーを中心にあったので安心したようです。

果物屋さん
果物屋さん

翌9月10日(火)はストックホルムからベルゲン(ノルウェー)に移動する日なんですが、ホテルからまたまた徒歩でガムラスタンに向かい、ノーベル賞博物館に行きました。ノーベル賞の歴史や背景等を知ることができます。それと、はなずのお父さんがガイドブックをみながら教えてくれたんですけど、ノーベル賞受賞者が椅子の下にサインをしたものがおいてあるんだって。

その、椅子がおいてあるカフェには、昨日見学したストックホルム市庁舎での祝賀パーティーで出される同じデザートが食べることができます。はなずは花より団子です。早速食べてみました。美味しかったですよ。ちょっと、言わせてもらえれば、アイスクリームが固くて食べづらかったです。

それでも、はなず家族は大満足してホテルを経由して旅行カバンを転がしてストックホルム空港に移動しました。

ノーベル賞博物館内のカフェ
ノーベル賞博物館内のカフェ

いよいよ、ベルゲンに向かいます。ベルゲンはノルウェー第二の都市でフィヨルド観光の街の玄関の一つです。

ベルゲン空港からバスで市内に移動してホテルにチェックインしたら既に日は暮れて夜でした。
実は、はなずのお父さんが旅行前から失敗した、失敗したとぶちぶち言ってましたけど、ベルゲン観光をする日程を一日おいていなかったからなんです。はなずは、それを聞いてびっくりしました。

だから、ベルゲンのホテルチェックイン後すぐにフィッシュマートに移動して、早速写真を撮りつつ、夕ご飯を食べました。フィッシュマートは夜の11:00ぐらいまで営業してましたけれど、個人営業の屋台みたいなお店は閉店してました。レストランの方はとても親切でサーモンや、エビ等の調理方法を説明してくれたり、値段も教えてくれました。

Fish Market 、ベルゲン
Fish Market 、ベルゲン

6. ベルゲンからフロムへ(フィヨルド観光)

9月11日(火)早朝、はなず家族は徒歩でベルゲン駅に移動しました。ホテルで朝食をする前に、事前に頼んでいたポーターサービス(スーツケースを翌々日に宿泊するホテルに宅配)をお願いしました(実はポーターサービスのおじさんが寝坊して遅刻してきました。ちょっと焦りました。)。

ホテルからベルゲン駅まではパーパスジャパンさんが作ってくださった地図を元にはなずのお父さんがGoogle地図で行き方を見ながら歩きました。ベルゲン駅はシンプルで美しい駅でした。また、すぐに乗車予定の電車が見つけることができました。その後ヴォス駅で降車して、バスでグドヴァゲンに移動しました。

ベルゲン駅構内
ベルゲン駅構内

はなずのおとうさんが聞いたパーパスジャパンさんの話によると、ノルウェーにはいくつかのフィヨルド地域があって今回の旅でいくのは「ソグネフィヨルド」という場所です。北欧諸国の周遊もしているから、旅程ではこのソグネフィヨルドがお勧めなんです。バスで向かっているグドヴァゲンには観光フェリーがあって、遊覧観光をすることができます。

バスで移動中でも雨天でしたが、素晴らしい景観を眺めることができました。
そして、はなず家族は遊覧船に乗船して素晴らしいフィヨルドを見ることができました。

車窓から(ヴォス駅からグドヴァゲンに向かう途中)
車窓から(ヴォス駅からグドヴァゲンに向かう途中)

遊覧船の船内の様子
遊覧船の船内の様子

遊覧フェリーからフィヨルドの眺め
遊覧フェリーからフィヨルドの眺め

はなずのおとうさんは、売店で地ビールを飲みながら、そしてパンをほおばりながら写真を撮っていました。あっという間にフロムに到着しました。

フロムからは徒歩ですぐそばに宿泊先のホテルがありました。チェックインして、休憩する間もなく、現地ツアー会社が催行しているツアーを利用してアーガステイン展望台にバスで向かいました。フロムの小さい街を抜けながら、ソグネフィヨルドの観光の目玉の一つです。

やがて、アーガステイン展望台に到着しました。遊覧船から見るのと違った美しい景観を見ることができました。はなずがとても運が良かったのは撮影タイムになると晴れて、ちょうど終わると雨が降り出すような間をぬって、景観を楽しむことができました。

フロムから
フロムから

アーガステイン展望台から
アーガステイン展望台から

楽しいひと時も終わり、ホテルに戻り夕食をすることにしました。実ははなずのお父さんが事前に旅番組を見ていたようで、お目当ての地ビールと料理を出してくれるレストランを見つけたのですが、その途中でタイ料理の屋台のメニューに目を奪われてしまったようです。そして、お店はタイ人の方がやっていて、はなず家族はもとタイ駐在の経験からすぐに仲良くなってしまい、そのままテーブルに座ってしまったのです。

やがて、はなずのお父さんは日本ではなかなか食べれない鯨の串焼きを食べながらビールを飲んでしまいました。後から金額を見たらレストランよりも高くついてしまったので、はなずのお父さんは大きなため息をついていました。

フロムの船着き場にあった屋台料理(夕食)、無手前右は鯨の串焼き、左はチキンカレー(タイ料理)
フロムの船着き場にあった屋台料理(夕食)、無手前右は鯨の串焼き、左はチキンカレー(タイ料理)

7. フロム(フロム鉄道)からオスロへ

9月12日(水)はフロムからオスロに移動します。

まずは、フロム鉄道に乗って最後のフィヨルド見物です。どうもはなずのお父さんは事前に調べていたようで、フロムで作られた山羊のチーズがとても美味しいことで有名なんです。はなずのお母さんも昨日のステーガステイン展望台を往復したバスの中で旅人の方が言っていたのを耳にしたそうです。

はなず家族が宿泊した宿泊先は「フレイトハイムホテル」なんですが、地元で採れた食材を出してくれることが有名で(ホテルも素敵です)、写真にあるように山羊のチーズがメニューにありました。はなずも食べましたがとても美味しかったです。パンにつけて食べるというよりも、そのまま食べたほうが美味しいです。

あたりまえのように、はなず家族は朝からお腹一杯にして満たしてホテルを出ました。はなずのお父さんは、近くのコープに行って、写真にある山羊のチーズを買い込んでいました。はなずのお母さんは、フロム鉄道の駅に行って乗車予定の電車を探していました。

フロムの山羊のチーズ
フロムの山羊のチーズ

宿泊先ホテルの朝食(真ん中がフロムの山羊のチーズ)
宿泊先ホテルの朝食(真ん中がフロムの山羊のチーズ)

どうもはなずのお父さんは抜け駆けして、フロム鉄道駅の横の博物館に行ってみたいで、20.0キロメートルぐらいの短い鉄道なんですが作るためにとても苦労された様子がしのぶことができます。
短い間の乗車時間でしたが、素晴らしい景観を見ることができて、はなず家族は大満足でした。

フロム鉄道を降りて、今回の旅行の最終地であるオスロに向かいます。オスロに向かう途中でもノルウェーの素晴らしい自然の景観を見ることができました。

フロム鉄道駅
フロム鉄道駅

オスロ行きの車窓から
オスロ行きの車窓から

フロム鉄道から
フロム鉄道から

やがて、オスロ駅からほどなく宿泊先のホテルをチェックインしてから、まだ日没前なので徒歩で行きました。どうもはなずのお父さんは地元の方にとっての台所的な市場を期待していたようですが、観光客向きの趣が強い感じがしました。それでも、はなず家族はジャムやチーズを買うことができてうれしかったです。

そして、はなずのお父さんが北欧といえばコーヒーということで、どうしても飲んでみたいということで、いただきました。

ちょっと、はなずも飲んでみたけどイタリアンでもなく、ウイーンで飲んだ味でもなく、アメリカンのように薄口でもなくという感じの独特の美味しさでした。多分、時間を有意義に過ごす「フィーカ」の時間に飽きのこない飲み続けることができる個性的な味なんだと思いました。

オスロ市内にあるマートハーレン(Mathallen)市場
オスロ市内にあるマートハーレン(Mathallen)市場

マートハーレン(Mathallen)市場にあるコーヒー店から
マートハーレン(Mathallen)市場にあるコーヒー店から

そして、お疲れついでに日本のような食堂を探して夕食をすることにしました。
なかなか、大衆レストラン的なお店が見つからなかったのですが、鹿肉のメニューを食べることができました。写真のようなハンバーグと煮ものです。はなずたちは地ビールもいただくことができて大満足でした。

オスロ中央駅近くのレストランでの食事
オスロ中央駅近くのレストランでの食事

8. オスロ散策から帰国の途へ

9月13日(金)は今回の旅行の最終日となります。オスロ散策です。毎度のようにホテルでオスロパス(公共機関や博物館などが無料になるカード)を買って、はなず家族は散策に出ました。

まずは、ノルウェー民俗博物館に行きました。
ノルウェーを中心にした風俗の歴史がよくわかりました。はなずもとても勉強になりました。前回のフィンランド同様に、北方の方の生活や今日に至るまでの足跡が理解できました。時間が足りなくてちょっと残念です。

ノルウェー民俗博物館(木造の教会、スターブ教会)
ノルウェー民俗博物館(木造の教会、スターブ教会)

そして、徒歩ですぐに行ける、ヴァイキング船博物館に行きました。
はなずのお父さんの読んだ本によるとヴァイキングは西暦800年過ぎぐらいに活躍して西洋、地中海諸国を相手に貿易やよく話にあるように略奪行為なんかして活動したそうです。ノルマン人(北の人)がフランスのノルマンディーに国を作って支配していたことは有名ですね。

木造船なので、よく腐らずに残っていたなあ・・・とはなずのお父さんが言っていました。

ヴァイキング船博物館
ヴァイキング船博物館

ヴァイキング船博物館(2)
ヴァイキング船博物館(2)

そして、今回の旅行で後悔した一つの出来事なんですが、ムンク美術館です。
ムンク美術館が改修していて来年まで一部しか作品を公開してなかったんです。当日は、「嘆き」は公開されていなくて、はなずはカフェで「嘆き」ました。とほほ・・・・。

ムンク美術館のカフェにて
ムンク美術館のカフェにて

更に、アーケシューフ城(「アナ雪」のモデルの一つと言われているので・・・)を見て、定番の王宮を巡りオペラハウスに行き、カールヨハン通りを歩いて屋根を歩けると話題のオペラハウスに立ち寄りホテルに戻りました。本日も、よく歩きました(毎日平均18,000歩ぐらい)。

深夜にタクシーでホテルからオスロ空港に移動して、オスロからウィーンと台北を経由して帰路の途へと着きました。

はなずは前回のフィンランドとエストニアを併せて今回の北欧の国々を巡ることができてとても楽しかったです。おかあさんも喜んでいました。そしてトイレも併せて清潔感たっぷりだったと言っていました。最後にはなずのお父さんがムンクは失敗だったと言っていました。
そして、はなずのお父さんが言っていました。ついにマイル貯金が尽きたから、どうしたらいいかな・・・・・。

今回もご担当のパーパスジャパンの木村様には毎回旅行時間を最大限に有効に過ごせるようにプランを出していただきとても有難く思っております。出発前の細やかなご対応と出発後のサポートをいただき、はなず夫婦共々感激しています。おかげ様で楽しい旅行となりました。作っていただきました旅のしおりはパスポート同様に肌身離さず必要不可欠の旅の重要情報源となりました。また機会があればぜひお願いさせていただきたいと思います。ありがとうございました(はなずのお母さんより)。

PS
どうも、はなずのお父さんには大きな「嘆き」がもう一つあったのです。ノルウェーでは20:00以降のアルコール類の販売はできないルールがあるのが解らず、駅のコンビニでビールを買おうとした時間がなんと、20:01だったんです。わずか一分差で目の前で購入を断られお店の方に、得意の手を合わせて懇願しようですが、買えずにホテルに戻ったんだそうです。

エバー航空のフライトチャートから
エバー航空のフライトチャートから

ツアープランナーからのコメント

いつもご利用いただきありがとうございます。この度は長期間に及ぶご旅行、お疲れ様でございました。北欧は絶景のオンパレード。日本とはくらべものにならないスケールに驚かされたのではないでしょうか。まだまだ行かれたことのない世界がたくさんおありだと思いますので、今後とも何卒宜しくお願い致します。

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