世界6ヶ国を転戦するフィギュアスケートグランプリシリーズの
上位6名が集まるファイナルがイタリアのトリノで開催され応援に行きました。
トリノといえば荒川静香さんが日本人初の金メダリストとなった感動の2006年冬季オリンピックを思い出します。
今回は日本から羽生結弦選手と紀平梨花選手が出場しました。ジュニア男子も二人出ていて頼もしい限りです。会場はオリンピックと同じパラベラトリノでした。羽生選手は荒川さんと同じ仙台出身なので、このリンクで勝ちたいとの思いが強くあったのではと思います。会場内には五輪のマークがあちこちに見られました。
トリノへはパリで乗り継ぎでしたが、成田からの出発便が大幅に遅れた為、トリノ行きの予定の便にも乗り遅れ、次の便まで待たされるハプニングがありました。その為ホテル到着が夜遅くなるという波乱のツアー幕明けでしたが、とにかく関西からのメンバーとも合流できてホッと一息つきました。
トリノは街のあちこちからアルプスの山々が望め、朝晩はかなり冷えこみましたが、日中は晴れが続き、それほど寒さは感じませんでした。
ホテルからすぐ表通りの歩道はアーチの柱が続くアーケードになっていて、それはトリノ独特の街並みで芸術作品のようでした。クリスマスが近いのでショーウィンドウの飾りもとてもかわいかったです。
公式練習の合い間にはオプショナルツアーに参加し、世界遺産のサヴォイア家の王宮内部を見て歩きました。広場の周囲には王家が暮した王宮や宮殿が立ち並び、その威厳ある建物と内部の豪華な美しさに圧倒されました。
又、個人的には、行きたかったアントネッリアーナの塔に出かけて展望台に登り、165mの高さからトリノの街並みと、冬の晴れた日でなければ見られないアルプスの山々を眺めることができて大満足でした。