アイスランド旅行を
パーパスさんに組んでもらい、友人たち5人と9月末、8日間の旅行に出かけました。計画した時に一番楽しみにしていたのは、愛くるしいパフィンに出会うことと、自然を見ることでした。残念ながらパフィンは渡り鳥なので、5月~6月、遅くても8月までに行かないと見られないということで、パフィンに会うことは断念。
その代わり、アイスランドの自然は想像以上でした。日本だと3000メートル級の山に登らないと見られない氷河がほんの近くに見えたのにはびっくり。グレッシャーラグーンでの水陸両用のボートツアーでは、溶けだした青白い氷河が湖のあちこちに浮かんでいるは神秘的な光景でした。
アイスランド南部、ヴァトナヨークトル氷河でのアイスケイブツアーでは、日本から持参したピッケルは使ったところから氷河が溶けだすので、禁止。ケイブの天井から絶え間なく溶け出した水が流れており、アイゼンを付けていても気を付けていないと滑りそうなほど。ガイドさん曰く、「1週間もたつと水の流れが変わるため、今日のルートは使えなくなってしまう」という。地球温暖化の現実を肌で感じた瞬間だった。
迫力満点のストロックル間欠泉、黄金の滝と言われるグルフォス、シングヴェットリル国立公園、スナイフェルネス半島、滝を裏側から見られるセーリャラントスフォス、虹が見られたヴィークの滝、玄武石柱の洞窟、緑色の苔が溶岩一面に広がった台地など見どころいっぱい。ただし、現地のツアーは、昼食がついていないので、事前に昼食を準備して、ツアーバスに乗り込んで正解でした。