「エブロ川沿いをバスクへ」
スペイン政府観光局およびイベリア航空共催のスペイン・バスク地方を巡る研修旅行に参加してきました。スペインの中でも、最近は特に人気の高いバスク地方、その中でも美食の街として名高いサン・セバスチャンを視察してきました。
期間:2019年11月15日〜2019年11月22日
パーパスジャパン:西澤
GON-001654
「エブロ川沿いをバスクへ」
スペイン政府観光局およびイベリア航空共催のスペイン・バスク地方を巡る研修旅行に参加してきました。スペインの中でも、最近は特に人気の高いバスク地方、その中でも美食の街として名高いサン・セバスチャンを視察してきました。
大阪 → 成田 → マドリード
イベリア航空の直行便でマドリードまで。
座席は3-4-3の配列。14時間のロングフライトですが、機内エンターテインメントが充実しています。機内食のメインは2種類からのチョイス。その後、中間食と軽食があります。
成田線はアドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港のターミナル4サテライトに到着。
ポップでモダンな建物で、キッズエリアもあります。空港内はいたるところにカラフルな表示があり、入国審査場には日本語表記もありました。
今夜の宿泊はホテル・パセオ・デル・アルテ・マドリード。アトーチャ駅近くに立地し、ピカソのゲルニカを所蔵するソフィア王妃芸術センターもすぐ近くです。
Hotel Paseo del Arte Madrid
https://www.hotelpaseodelartemadrid.com/
夜はさっそくバル巡り。
おすすめはやっぱりメソン・デル・チャンビニョン。ガイドブックでもよく紹介されている超人気店です。マッシュルームの鉄板焼きとしし唐の素揚げが絶品。アトーチャ駅界隈から繁華街を歩くこと20分程度で到着します。
Meson del Champinon
https://mesondelchampinon.com/ja/
マドリード → イェイダ(レイダ) → サラゴサ
高速鉄道AVEでイェイダ(レイダ)へ出発。
乗車フロアは、モニターや電光掲示板で確認します。乗車エリア入場前に、スーツケースのセキュリティチェックがあります。
約2時間でイェイダ(レイダ)に到着。セウ・ラ・ベラ(旧大聖堂)、イェイダ(レイダ)貯水場など、 旧市街を散策しました。
ランチはレストラン・グラマティカ・デル・ベルムにて、名物のカタツムリ料理をいただきました。
エスカルゴよりは小粒で食感もちょっと違うような・・・。私は少々苦手、だから写真も1枚しかありません。
La Gramatica del Vermut
https://www.gastronomiadelleida.com/la-gramatica-del-vermut/
その後、バスでサラゴサまで約1時間半の移動。
宿泊は、市内中心部のホテル・アルフォンソ。ショッピングストリートやバル街に近く、便利な立地です。
Hotel Alfonso
https://www.palafoxhoteles.com/es/hoteles-en-zaragoza/hotel-alfonso
サラゴサ → テルエル → アルバラシン → サラゴサ
サラゴサから、スペイン内陸の緑豊かな丘陵地を走ること約2時間で、テルエルに到着します。マドリッド~テルエル~バレンシアを結ぶ路線バスも運行されていますので、公共交通機関でのアクセスも可能です。
鉄道駅もあり、列車でアクセスすることも可能です。駅の前には長い階段があり、これを上って中世の街並みにタイムスリップしていきます。
テルエルの町はこじんまりとしているので、徒歩で市内観光を楽しめます。
サンタ・マリア大聖堂やサン・ペドロ教会、そしてロミオとジュリエットのスペインバージョンともいえる「テルエルの恋人たち」の霊廟などを見て回りました。
昼食後は、アルバラシンを訪れました。テルエルから車で45分ほどです。
標高1,200メートルの断崖にそびえたつこの村は、「スペインでもっとも美しい村」の1つに選ばれているそうです。山肌にはりついているような赤レンガの家々が、素朴な雰囲気を漂わせています。
村に夕暮れが訪れ、灯りがともされると、それはとてもロマンチックな世界に。
アルバラシンからサラゴサまでは、車で約2時間半。夜はサラゴサのバル巡りです。
ほろ酔い気分でサラゴサの夜景を。
サラゴサ → ログローニョ → ビトリア
今日はサラゴサの市内散策から。
マドリードとバルセロナのほぼ中間に位置し、エブロ川の両岸に広がるこの町は、アラゴン州の州都です。
その後、バスで走ること約2時間、リオハにあるログローニョへ。
リオハといったらやっぱりワインです。ここではワイナリー「ボデガ・マルケス・デ・ムリエタ」の見学とワインのテイスティングをしました。
Bodega Marqués de Murrieta
https://www.marquesdemurrieta.com/bodegas-rioja/es/
ワインを主役にした食事も提供されます。食事はあくまでもワインを引き立てるもの。とはいえ、目にも楽しいアーティスティックなプレートです。
テイスティングで気に入ったワインを購入し、ログローニョの町散策。
ログローニョは、リオハ州の州都ですが、サンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼路としても有名です。
ログローニョの町を散策した後、ビトリアへ移動し、宿泊は、シエルケン・シウダ・デ・ビトリアです。旧市街からは少し離れていますが、徒歩圏内です。
Silken Ciudad de Vitoria.
https://www.hoteles-silken.com/es/hotel-ciudad-vitoria/
夕食は、旧市街にあるレストラン「エル・ポルタロン」にて。中世の館のような佇まいです。
ビトリア → サン・セバスティアン
ビトリアの旧市街散策では、聖マリア大聖堂の修復プロジェクトを見学しました。予約が必要ですが、ガイドさんと一緒にヘルメットを被り、大聖堂の隅々まで見学することができます。
聖マリア大聖堂で修復プロジェクト見学
https://www.catedralvitoria.eus/en/home/
車で1時間も走れば、サン・セバスティアンに到着。
待ちに待ったサン・セバスティアンのピンチョスツアーです。
まずは地元の人で賑わうBAR GORRITTI。ブレチャ市場のすぐ横にあります。
つづいて、BAR SPORT。ここではシードルがおすすめだとか。
さらに続きます。
TABERNA DAKARA。フォアグラが安くて美味。
ATARI GASTROTEKAは、スイーツも楽しめるバルです。
お腹がいっぱいになったので、モンテ・イゲルドへ。
コンチャ湾を見下ろせます。
ここにはケーブルカーでアクセスすることもできます。
宿泊は、憧れのホテル・マリア・クリスティーナ。すべてがステキ!
Hotel Maria Cristina
https://www.marriott.com/hotels/travel/easlc-hotel-maria-cristina-a-luxury-collection-hotel-san-sebastian/?scid=bb1a189a-fec3-4d19-a255-54ba596febe2
サン・セバスティアンでやることと言ったら、バル巡り・・・。
この夜の食べ歩きはまだまだ続きました。
サン・セバスティアン → ビルバオ
サン・セバスティアン からビルバオまでは、車で約1時間。ホテルに荷物を置いて、市内観光に出かけました。
まずは、ビルバオ郊外にある世界最古の運搬橋ビスカヤ橋。パリのエッフェル塔の設計者の弟子が建造したため、鉄格子の部分がエッフェル塔に似ています。
ワイヤーでつるされたゴンドラに乗って、対岸に渡ります。エレベーターで橋脚を昇り、歩いて対岸に渡ることもできます。ただこのエレベーター、風で止まってしまうことが多々あるとか・・・。
次は、市内中心部にあるグッケンハイム美術館の外観見学。
ピンチョス巡りはビルバオでも楽しめます。
バルは、ランチタイムから賑わっています。まずは、EL GLOBOへ。
続いてLA VINA。ここではぜひハモンセラーノを!
あとスペインでは、フォアグラ料理が安い!!
それからAMARENへ。
お腹いっぱい&ほろ酔いになったところで、「スペインで最も美しい風景」ともいわれるサンファン・デ・ガステルガチェへ。ビルバオからは車で約1時間。入口から長い階段を下っていきますが、よく整備をされています。丘の上には教会があって、鐘を3回鳴らすと幸せになれるそうです。
そして、消費してしまったカロリーを補給すべく、夜は、ビルバオの旧市街で再びバル巡りです。
ZAHARRA、LA OLLA、BAR BACAICOAで、スペイン研修最後の夜を過ごしました。
宿泊は、ホテル・グラン・ビルバオ。
市内中心部からはやや離れますが、路線バスでアクセス可能。タクシーでも10分くらいです。
Hotel Gran Bilbao
https://www.hotelgranbilbao.com/en/
ビルバオ → マドリード → 帰国の途へ
ビルバオ空港を出発し、マドリード空港で乗り継いで帰国の途へ。
成田空港着
* * * * *
お腹いっぱい、食べて飲んでの研修旅行でした。
バスクと言ったらやはりバル巡りですので、仕方ありません。本場のバルには、日本のスペイン(風)バルでは味わえない雰囲気があります。スペイン人、バスク人に囲まれてのバル巡りに、ぜひ出かけてみてください。