【研修レポート】カタール(前編:出国準備と帰国準備)

期間:2021年11月13日~2021年11月18日
パーパスジャパン:川上

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コロナ禍ではありますが、カタール政府、DISCOVER QATAR、QATAR HOLIDAYS、カタール航空様の招待により、カタール初開催の『Qatar Travel Mart』に出席、ドーハを中心とした観光スポットに行ってきました。

近代的な街並みと古い歴史が交錯するドーハ、設備の整った多くのスポーツ施設とホテル、真っ青な海に面した砂漠、日本では知ることのできないカタールの魅力をお届けしたいと思います。

先ずは皆様も知りたいコロナ禍での渡航準備から出国 → 現地入国 → 現地滞在中の日本帰国準備 → 現地出国 → 日本入国についてまとめましたので以下レポートいたします。

【 注 意 】このレポートの内容は2021年11月13日~2021年11月18日での状況であり、現在は状況が異なる場合があります。最新の渡航や現地に関する情報は、外務省 海外安全ホームページ や、各国大使館公式サイトなどで必ずご確認ください。

【 日本からカタールへ 】


(1)出発前の準備:必要な書類と手順

・新型コロナウイルスワクチン予防接種を2回接種必要 → 住所登録のある役所で予防接種証明書を申請、受領。
・公証役場で接種証明書の認定を受け、認定書(公証人、外務省レター)を発行してもらう。
・駐日カタール大使館に上記書類を提出、カタール国の認定を受け、認定証の貼られた書面を受領。
・カタール到着72時間前~PCR検査(鼻咽頭拭い液又は唾液)、英文陰性証明書を入手。
・PCで『EHTERAZ』 をダウンロード。

▼EHTERAZ (PC版)
EHTERAZ (PC版)

★必要事項を記入、パスポート、ワクチン接種証明書、PCR陰性証明書を添付し申請、仮承認ページが表示されるので印刷しておくこと!
★約24時間後にはApproved(承認済み)の旨が、EHTERAZマイページに届くので必ず確認。
★承認ページ「APPLICATION FOR ADVANCE REGISTRATION TO ENTER THE STATE OF QATAR」を必ず印刷しパスポートとともにカタール到着まで持参必要!!【最も重要!】


上記準備にはかなりの時間を費やすので余裕をもって最低でも1ヶ月前からは準備を始めた方がよいでしょう。これらすべての準備が整ったら出発準備完了です!

(2)成田国際空港でカタール航空(以下QR)チェックイン → 出国 → QRボーディング
・パスポート、ワクチン接種証明書、PCR陰性証明書を提出。(ワクチン接種証明書、PCR陰性証明書はコピーがとられます)
・簡単にチェックイン完了。
・出国時も何も規制なし、通常通り。
・ボーディング時もパスポートと搭乗券のみ提示、他消毒など何の規制もありませんでした。

QR機内では・・・・
マスク着用を促すアナウンスは離陸前にあっただけで他は特になし。
・クルーは常時マスク着用、ミール、ドリンクサービス時に手袋は着けているが通常は外していた。

カタール・ドーハ・ハマド国際空港到着前準備
・Undertaking and Acknowledgement Form Related to COVID-19 Health Measuresに必要事項を 記入(・・・記入はしたが検疫などで当書面は回収されませんでした・・・)


(3)カタール入国

・降機し検疫へ。検疫ではパスポート、PCR陰性証明書、「APPLICATION FOR ADVANCE REGISTRATION TO ENTER THE STATE OF QATAR」を提示、当シート書かれたLINE番号がパスポート裏に貼られなにも質問されることなくイミグレーションへ。イミグレーションも通常通り。
・ターンテーブルで荷物を待つ間に重要なカタール・スマホアプリ『EHTERAZ』PCのEHTERAZとは異なるので要注意)必要事項入力が必要!

★カタール・スマホアプリ『EHTERAZ』はスマートフォンのみ対応。日本出発前にアプリのみダウンロードしておくと便利です。
アプリを開きStartを押すと、VISAナンバーなど入力項目が出てきます。VISAナンバーは入国審査時貼り 付けられるシール・バーコードの下に書かれた数字です。これら入力がすべて完了すると黄緑色(以下)の QRコードのような模様に名前が記されていれば準備完了です。

カタール・スマホアプリ『EHTERAZ』

スマートフォンの「モバイルデータ通信、位置情報は常にON」にしておく必要があります。
この画面はホテル、レストラン、ショップ、観光地など入場の際都度提示が必要です。

【カタールから日本へ】


(1)日本到着72時間前
・PCR検査必要。厚生労働省指定フォームに医療機関名、医師のサインが必要。万が一この書式に添えない場合は在日本大使館、領事館のレターを入手すれば有効証明書として扱ってもらえるそうです。

(2)帰国便QRチェックイン → カタール出国 → ボーディングまで

QR機内では・・・・往路便同様。

(3)日本到着前準備
・誓約書(厚生労働大臣、法務大臣宛)記入(機内で配布されます)。
・質問書記入(機内で配布されます)。
・出国前検査の受検及び入国に当たって必要なアプリのインストールについて(検疫法第12条に基づく質問)記入(機内で配布されます)。

【 日本到着 → 着後 → 出国まで 】

・携帯電話が使えるようになったら、厚生労働省・検疫所質問票WebをQRコードよりダウンロード(スマートフォン及びPCに対応)。必要な情報を入力、発行されたQRコードをスクリーンショット(撮影)、到着時に当確認コーナーで検疫官に提示(この提示する確認コーナーまでにはいくつもの確認ポイントを経て辿り着くことになります・・・)。

・降機後、機内で記入した書類確認待合場所へ。成田空港第2メインターミナルに到着したが、連絡通路で反対側のターミナルへ移動。連絡通路 → 反対側ターミナル → そしてメインターミナルへの連絡通路はすべてコロナ関連確認所、待合場所として利用されています。

【成田空港】連絡通路はすべてコロナ関連確認所、待合場所として利用されています

【成田空港】連絡通路はすべてコロナ関連確認所、待合場所として利用されています

・書類記入の確認が済むと番号順に改めて書類確認カウンターへ。
・その後PCR検査待合室へ → PCR検査(唾液)→ 結果を待つ間に質問票Web、アプリインストールを確認。質問票WebコーナーでQRコードのスクリーンショットページを提示→ 健康居所確認アプリ(MySOS)ダウンロード、必要事項入力に間違いがないか確認 → 接触確認アプリ(COCOA)インストール確認 → MySOS利用方案内カウンター → ようやくPCR検査結果待合場所へ。
・PCR陰性結果証を受取り、イミグレーション → 荷物ピックアップ → 税関 → 到着ホールへ

・・・となり、ここまでに要した時間は約3時間でした。

【要注意!】なお、ここまでにダウンロード、インストールしたアプリはすべてスマートフォン対応アプリのため、スマートフォンを利用していない方は日本到着後ただちにスマートフォンレンタルが必要です。(レンタルすることを約束させられます)

※以下、参考までに質問票Web QRコード画面」と「MySOS画面」を掲載します。
「MySOS」の「本日の待機場所:」には待機先住所が表示されます。

「質問票Web QRコード画面」と「MySOS画面」

ここまでがコロナ関連で必要な準備、実際(2021年11月13日~18日現在)海外に出たからこそ体験できた様々な確認、規制の報告となります。

これより先のレポートでは、ここまでにレポートした、渡航準備から出国→ 現地入国→ 現地滞在中の日本帰国準備→ 現地出国→ 日本入国については割愛させていただきます!!

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