■ ~出発
コロナ禍で、ワクチン接種や陰性証明などの対応が日々変わっていたところ、随時パーパスジャパンのご担当者様が、ご連絡くださいました。
期間:2022年9月22日~2022年9月28日
F様 ご夫妻
GON-001679
コロナ禍で、ワクチン接種や陰性証明などの対応が日々変わっていたところ、随時パーパスジャパンのご担当者様が、ご連絡くださいました。
トランジットを経て、現地時間13時にベルリン空港に到着しました。
空港からベルリン市内までは、鉄道で通常1時間程度ですが、海外の地下鉄で迷いに迷いました。
☆ドイツの鉄道には改札はありません!
☆切符を券売機で購入後、機械に切符を差込み、利用開始時間を印字したらオッケーです。
私たちはベルリンマラソンのツアーでマラソン当日までの3日間の鉄道無料券を持っていました。しかし、この利用方法が分からず、挙動不審を発揮させました。降車駅に着くと、自分でボタンを押してドアを開け降りなければなりません。
最寄り駅からホテルはとても近くでした。英語も通じるので、安心です。
ホテル到着後、荷物を置いて、早速市内をランニングで探索しました。ドイツの歩道は比較的広くて走りやすいです。まずは、ベルリンマラソンのゴール地点であるブランデンブルク門へ。そこからほんの数分走るだけで、ベルリン大聖堂やフンボルト大学など、とても荘厳な建物が現れます。
ひと通り有名どころを走って見ていたところ、アレキサンダー広場でオクトーバーフェストがあっていたことを確認したため、初日からビール祭りに参戦しました。 日本のオクトーバーフェストとは違って、さすがドイツはビールが安いです。500mlジョッキのビールを8€で飲めました。ただドイツで注意が必要なのは、購入の際にデポジットが発生することです。ビール購入の際、プラス2€支払い、ジョッキを返却すれば2€戻ってきました。
朝イチでホテルまで現地のコーディネーターさんが迎えに来てくださり、マラソンEXPO会場のテペンホーフ空港跡地の公園へ向かいました。
マラソン前日の朝イチに行ったので、ちょうどブレックファーストランがあっていました。まだ前日だというのに、お祭り騒ぎであちこちで国旗をマントにして走っているグループを見かけました。
本当は6km走り切ってみんなでワイワイ朝ご飯をとりたかったですが、コーディネーターさんから、ブレックファーストラン後から ゼッケン受取は激混みするとの情報を頂きましたので、早めにゼッケン受取に向かいました。エキスポ会場は、かつての日本のエキスポと同じように、各種ランニングシューズのブース、各国マラソン大会のブースなどなど多数ありました。
変わったブースといえば、ビールが売られていました。と言っても、さすがにノンアルコールビールでした。
午後は、博物館島巡りをしました。1日券を購入しましたが、コロナ禍だからなのか、それぞれの博物館の入場時間を購入時に予約しなければなりませんでした。 どこもとても広く、本気で見て回るのであれば一館あたり半日必要だと感じました。
見応えたっぷりでしたが、時間も限られていましたので、一館あたり1時間半から2時間でさくっと観ました。歴史を知っていると、とても楽しめる場所ですので、行く前に美術史や世界史を復習しておけばよかったと思いました。ペルガモン博物館は、るるぶや地球の歩き方に記載の修繕箇所とは違う場所が、訪れた時修理されていました。
当日の朝も現地コーディネーターがホテルにお迎えに来てくださいます。(私たちはスタート時間が遅かったたので、自分達でのんびりいきましたが。)スタート地点近くでお手洗いに行くと激混みするという日本のマラソンの通例に従い、手荷物検査あたりで早めにお手洗いを済まそうとしました。しかし、その時点で激混みでした。ホテルで可能な限り行っておいて、早めにお手洗いに行くことが 必要だと思いました。スタート地点と手荷物預けなどの場所が離れていたため、お手洗い後はダッシュでスタート地点までいきました。
スタート地点付近はもうお祭り騒ぎ!!マスクをしている方は皆無でコロナ前のあの賑やかな雰囲気に包まれました。スタートはウェーブスタートだったこともあり、号砲後比較的すぐに動き出しました。
コースや応援はもう最高です。 応援は途切れず、どこでもお祭りのように歓声やミュージックが鳴り響いていました。コースもアップダウンはほぼなく、都会から教会群、少し自然が広がっているところなど、うつりゆく景色を楽しむことができました。ブランデンブルク門をこえ、ゴールするのはとても気持ちよかったです。
ゴール後すぐに完走メダルをもらえます。それから少し歩くと、お水やバナナ、りんご、パン、プレッツェルなどの入った袋、そしてさらに進んできくと、ノンアルコールビールを頂けました。ゴール付近にある広場には、出店がいくつもあり、座席も豊富にあったので、ゴール後すぐに飲み始めることが出来ました。
ゴール後シャワーを浴びたら、お疲れ様会ということで、ソニーセンターないのでリンデンブロイというドイツ料理屋さんに行きました。観光誌には、ちょっと高いと書いてありましたが、そんなことはありませんでした。ビール500mlで8€、とても大きなアイスバインは17ユーロほどで、品数少なくても満足できました。ここのアイスバインは、旅の中でのナンバーワンの食事です。
ベルリンから特急列車に揺られて2時間ほどかけ、76.6€でドレスデン観光へ行きました。
基本は自由席でプラス9€払うと指定席にできますが、自由席でいったところ、なかなか混雑していて、通路の簡易席に座るのがやっとでした。ドレスデン中央駅から、旧市街の方へ歩いて行くと、最初こそ近代的な街並みですが、旧市街に入ると、沢山の立派な教会や宮殿などが目に入ってきました。あまりの豪華さに目を取られ写真ばかり撮っていましたが、その豪華な街並みがずっと続きます。
旧市街では、まず観光雑誌にも載っているフラウエン教会の目の前にあるコーゼルパレーというレストランでケーキを頂きました。テラスで優雅に教会を眺めながら食べるのは、とても気持ち良いものでした。この周辺は、フラウエン教会、レジデンツ宮殿、ツヴィンガー宮殿、三位一体大聖堂など近接しているので、歩いて見て回るのにもってこいでした。しかし、あいにくツヴィンガー宮殿は改修中で中に入ることはできず、工事中の姿 を拝むことととなりました。
レジデンツ宮殿では、緑の丸天井の博物館を見学しました。部屋ごとにテーマのあ る装飾が施されており、とても華やかなでした。そして、日本語解説のオーディオの貸し出しがあるので、しっかりと学びながら作品を見学することができました。新しい緑の丸天井は武器展示室は見ませんでしたが、こちらも見るとなると、もしかすると半日では足りないかもしれません。
三位一体教会や聖十字架教会は、お金を払って中に入ったりガイドツアーを受けたりすることができます。しかし、観光雑誌に記載の開場時間と異なっており、私たちは入場時間に間に合わず、中に入ることができませんでした。先に観光案内所などで時間を確認したらよかったのかもしれません。
フラウエン教会の塔の展望台には10€払って登ることができ、ドレスデンの綺麗な街並みを上から眺めることができました。歴史的建造物が多く荘厳な街並みですので、どこかの塔に登って、上から眺めるのはおすすめです。
私たちが行った時には、旧市街センターでちょうど収穫祭があってました。そちらではビールやワイン、カリーヴルストなど多数の出店がありました。そして、クリスマスマーケットでおなじみ?の、小さな観覧車も出ていました。プチクリスマス マーケットの気分で楽しめました。
最終日は、お土産を買うことに集中しました。
飛行機の時間の2時間半前には空港に着いていたのですが、荷物預けで1時間取られ、そして保安検査場で1時間半とられ、保安検査場を抜け出国検査に並んでいる時に、出発時間となりました。
ドイツの保安検査は本当に遅いです!!!
めちゃくちゃ並びます!!!
同じ境遇の人がたくさんいらっしゃって、また、飛行機のグラウンドアテンダントのような方に出発時間直前に遅れそうなことを伝えられたので、幸いにして出発時 間を遅らせてもらい、無事搭乗することができました。
パーパスジャパンの方のご連絡に従ってアプリを先にダウンロードしていたり、陰性証明を取得していたりしたことは、スムーズに帰国の入国手続きを進めるにあたり、とても役に立ちました!長い列ができていた税関検査もアプリで事前申告しておくことで、全く待たずに進めました。
最後の最後にピンチはありましたが、とても楽しい旅となりました。
素敵な旅行記と写真ありがとうございました。
今回のような特別なご旅行のお手伝いが出来て、とても嬉しく思います。フルマラソンでは無事完走を果たされ、おめでとうございます!ご旅行中のいくつかのハプニングも2人で乗り越え、コロナにも負けず、無事にご旅行を楽しんでいただけて良かったです。どうぞ末永くお幸せに!!