ル・コルビジェ建築の旅(リヨン&南仏編)9日間

期間:2024年09月05日~2024年09月13日
中西 様

GON-001762

私は、建築学部に所属する大学院生で

自身の研究に活用しようと考え、ル・コルビジェの建築に行くことができるツアーを選びました。同行者が80近い祖母1人ということもあり、海外に、大人数で行く観光ツアー以外で参加することは初めてで心配でしたが、建築に関するツアーを組んでくれている旅行会社はここ以外あまり見当たらなかったため、パーパスジャパンさんのツアーに参加しました。

たまたま同じ時期に参加される大学院生が2人いらしたようで、4人でツアーを組んでもらうことが可能になりました。そのため、少し安く、私たちにとってはむしろ安心な状況で行けることとなりました。これも、自由なツアーを組んでくださるパーパスジャパンさんだからこその経験だったと思います。

自由時間が多くあり心配していましたが、いざ旅行に出発してみると、現地でお会いしたお2人と回ることもあり、何も不安を感じることなく過ごすことができました。むしろ、自由時間にも、ツアーになかった建築に複数回ることができ、大満足の旅行になりました。写真にあるように、リヨンでは、トニー・ガルニエホールや大聖堂などに行きました。コルビュジエの建築に行く時間以外は自由時間もあるので、観光もすることができます。

サンテクジュペリ空港駅
サンテクジュペリ空港駅

トニー・ガルニエ《ラ・ムーシュ屠殺場》
トニー・ガルニエ《ラ・ムーシュ屠殺場》

このツアーに含まれていました建築は

フィルミニ建築群、ラ・トゥーレット修道院、マルセイユのユニテ・ダビタシオン、ニースのコルビュジエの終の棲家などがありました。

今回の旅行でも十分コルビュジエの建築のエッセンスの一端を掴むことができる旅行となりました。特に、ラ・トゥーレット修道院とユニテ・ダビタシオンは泊まることができたので、よく見ることができました。ラ・トゥーレット修道院は期待が膨らみすぎた故に、私は思ったより好きではなく、むしろユニテ・ダビタシオンの方が好きな建築の一つとなりました。

ラ・トゥーレット修道院は、かなりコルビュジエの絵画的に作っていた部分が多く自由な造形が見られた一方で、ユニテ・ダビタシオンでは、理論的に作っていった部分の中に、絵画的な色の配置や異なる機能によるユニットの違いが外部に表れていて、理性的でかっこいい建築だなと思いました。

ラ・トゥーレット修道院
ラ・トゥーレット修道院

ヴィラ「E-1027」
ヴィラ「E-1027」

カップマルタンの休暇小屋
カップマルタンの休暇小屋

サン・ピエール教会
サン・ピエール教会

ユニテ・ダビタシオン
ユニテ・ダビタシオン

フィルミニの文化の家
フィルミニの文化の家

パーパスジャパンさんでは、パリやスイスのコルビュジエのツアーもあり、そのツアーでは、ロンシャンの教会やサヴォア邸など、そちらのツアーも参加すると、コルビュジエの有名な建築は全て制覇したといっても過言ではないと思いますので、今後ぜひ参加したいと考えています。

ツアープランナーからのコメント

出発前はいろいろと心配されていましたが、現地では特に不安もなく、ご旅行ができたと伺い、安心しました。4人で組むことができ、とても実りのある旅行となり、本当に良かったと思っております。また機会がありましたら、よろしくお願い致します。

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