1日目

長いフライトの末、夕方5時半スキポール到着。飛び乗った列車の行き先が違っていてあせったけれど、乗り継いでなんとかアムステルダム中央駅に到着。ホテルが駅のすぐ近くで助かりました。

眠さをこらえ、ライツェ広場の老舗のアメリカンホテルで夕食。

2日目

朝はアムステルダム市内を駆け足でめぐり（シンゲルの花市場・ムント塔・ダム広場など）を見てライクスミュージアムに。昼食はパンケーキで。

そして10数年前に3年間半ほど住んでいた町 Emmakade を訪れるために172番のバスで Amstelveen に。ドキドキしながら歩きました。Amstelveen の中心地は日曜日で閉まっているし、随分近代的な町に変わってしまっていてあまり感慨なし。

125番のバスで私の好きだった街、ユトレヒトに。着いたらもう3時。雰囲気のあるその町を散策し、オルゴール博物館を見て、運河沿いにずらっと並んだレストランのひとつで夕食（タイ料理）を。娘はライブハウスでお茶か夕食を・・・と言ったのですが、夜の予定があったので断念。

列車でアムステルダムに戻り、コンセルトヘボウでの8時15分開演のピアノコンサートに。ぎりぎりでした。その夜は天才ピアニストキーシンでした。私には懐かしい場所でした。1日でこれだけ回れて大満足。

夜が10時まで明るく、観光にはうってつけでした。コンサートが終わって外に出たのが10時20分。やっと日が暮れかかっていました。

3日目

観光バスで風車の残るザーンス・スカンスと、チーズのエダムに。のんびりとバスまかせの4時間の半日観光。効率よくオランダらしさを味わい、お土産のチーズを買う。

アムステルダムに戻り、イタリアンで昼食の後ICでブリュッセルに移動。切符の買い方が難しく、走りに走ったのにタッチの差で間に合わずホームで1時間待ち。まぁこれもよい思い出。

3時間ほどで南町到着後、地下鉄でホテルに。ルイーズ通り近くのホテルは期待以上にきれいで喜ぶ。

地下鉄でグラン･プラスに。何度見てもきれいなところ・・・
広場に面したカフェバーで夕食。二人で4種のベルギービールを堪能。

4日目

ホテルに荷物を預けて、昨日のブリュッセル南駅から2等列車でブルージュへ。約1時間の列車の旅。着いた途端、天井のない美術館。おとぎの世界に迷い込み・・・・私は4回目、娘は3回目のブルージュ。でも当時小さかった娘は殆ど覚えていなくて、私の大好きなこの街を今回の旅のテーマに選びました。

ベギン修道院などを巡って早め（12時半）にホテルにチェックイン。今回の一番の楽しみ、邸宅ホテル。私達が通されたのはアイボリーとブルーグレーでまとめられたシックなお部屋で、ゆったりとしていて落ち着けて、大満足！

一休みして街を散策。ベルギーワッフルでお茶を飲み、クルージングを楽しみ、レースなどのお店を見て歩く。夜はマルクト広場裏のレストランで、ムール貝とブルージュのビールに舌鼓。

5日目

娘が寝ている間に朝市に行く。ダム広場での生活市。ここはオランダ圏なので、かつて毎週金曜日に買いだしに行っていたオランダの地元の市とよく似ていて懐かしかった。

ゆっくりとした朝食の後、列車でブリュッセルに戻り、1日乗り放題のバス・トラムのチケットでグラン・プラス周辺やオルタ美術館など見所をまわる。娘の希望通り、ヴィタメールでお茶を飲み、チョコレートの店を丹念にチェック。

夜は少し気取って、グランサブロン広場に面したレストランでコース料理を。やっぱりベルギービールと共に。

のんびりしたオランダより、おしゃれなベルギーのほうが娘は気に入ったみたい。来年は是非友達と8月のベルギーを旅したいそうです。（2年に一度のフラワーカーペットのお祭が来年の8月に開かれます）

6日目・7日目

最終日、見残した「チョコレート博物館」などを見て、地下鉄と列車を使い空港に。すっかり公共の乗り物にも馴れました。最後に空港でもう1杯ビールを飲んで、『オランダの思い出を辿り、ベルギーを楽しむ充実の旅』はおしまい。機上の人に。

※出発3週間前にお願いしたのにもかかわらず、親切な対応で、女性二人旅にも安心で清潔なホテルを手配と、十分な事前の情報をいただき、おかげさまで無事楽しい旅を終えることができました。伊藤さん、どうもありがとうございました。