LEGOLANDビルン&コペンハーゲン旅行 7日間

期間:2008年7月28日〜2008年8月3日
倉持 愛美&祐希 様

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【イントロダクション】

昨年(2007年)の夏、『デンマークのレゴランドに行きたい』という息子と二人で、初めて訪れたデンマーク。ハプニングもあったけれど、楽しい旅でした。

縁あって、デンマーク再びの今回の旅には、ちょっとしたこだわりがありました。それは、レゴランド訪問を後半にすることと、鉄道でスウェーデンに行ってみること。遠出を計画すると、標準日程の6日間(コペンハーゲン2泊+レゴランドホテル2泊)では、ゆとりがない。そこでコペンハーゲンを3泊にして、なお且つ、旅行代金も6日間並みにおさえるプランを組んでもらいました。

手配も済んで、あとは出発日を待つだけ、、、ですが、個人旅行ですので、事前のリサーチは大切。しかも、私は、英語がまるっきしダメ。前回の訪問で、日本人には滅多に会わないことはわかっていたので、ドキドキの旅が始まりました。

【1日目】

コペンハーゲン・カストロップ国際空港に無事、到着。予定よりも20分ほど早い。

前回は、到着後すぐにビルン(国内線)への乗継ぎがあって、大変な思いをしました。何かというと、成田空港で荷物を預ける際の確認では、経由地のコペンハーゲンでは荷物を受取る必要は無いと言われたのに、最終目的地のビルン空港でスーツケースが出てこなかったんです。今回は、乗継ぎは無いので落ち着いて、荷物を待つ。 それでも息子は、「ボクのスーツケース、出てくるかな。。。」と心配。でも大丈夫でした。ホッ。

あとは、2度目の旅。空港から市内の移動は楽勝。国鉄DSBのゴリラ列車(これは、息子のネーミング)でコペンハーゲン中央駅に向かいます。

コペンハーゲンは、晴れ。空は、青空。午後の6時頃の中央駅です。ホテルは、駅の西側。大通りを歩いて探したので、遠回りになりましたが、到着。翌日には中央駅への近道も見つけて、地元の人の気分を味わう。気になる室内ですが、ベッドが縦に2台設置してあるのは、ちょっとビックリしたけれど、まぁ、ホテルライフを楽しむ旅じゃないから、ノープロブレム。

飲み物の調達に、インペリアルホテル近くのスーパーNETTOまでお散歩。エコの国です。スーパーでレジ袋は有料です。エコバッグは、もちろん持参。そして、缶ビール等、デポジットを1DKKほど取られる場合があるので、最終日までに、換金しましょう。デンマーク人のやっていることを見ているとわかるはず。NETTOばかりで、Irmaには今回は行く機会がありませんでした。残念!!


【2日目】

さて、今日は、スウェーデンの都市『マルメ』を訪れる日です。

朝、早々に起きて元気な息子と、ホテルの朝食をいただき、8時には駅に到着。 まずは第一の関門、『切符』の購入。とにかく往復切符を買いたい。そうすれば、きっと帰って来れる(はず)。ガイドブックの英語表記の都市名を示して、私と子供ね。行って~帰って~とブロークンイングリッシュと意味不明なジェスチャでも、窓口のお姉さんは切符を発券してくれました。

電車に乗って、空港の駅を通り越して、さぁ、海に出た。遠くには、風車も見える。意外と海底トンネルが長いから、オーレスン大橋を渡っているという感覚は少ない。ほどなく、切符の検閲があって、無事マルメに到着。

入国審査もありません。ちょっと電車で、お隣の県まで来ましたって感じです。違うなぁと思うのは、掲げている国旗が変わったこと。街並みもデンマークと大差は無いです。


マルメ城(マルメヒュース)を見学。あまり見るものもないので、早々に市内に戻る。

遠くに、とても斬新な建物が見えました。歩いていると、結構目に入ります。ねじれているけれど、人の住む高層マンションのようです。

マルメ城もいいけれど、それよりも、市内のリラトリィ広場や、それに続く歩行者天国の方が、楽しめます。こんな可愛いオブジェもありました。



【3日目】

この日のメインは、郊外にある『ルイジアナ現代美術館』。中央駅から『ヘルシンオア』行きの電車に乗ります。本当は、美術館よりも2~3駅先まで乗って、ハムレットの舞台として有名な『クロンボー城』にも行きたかったのですが、息子の「お城は、昨日見たから、もういい。」で、断念。

美術館には、11時の開園前に到着。入り口前で、ヘンリー・ムーアの作品が出迎えてくれます。館内は、とーーーっても広くて、気持ちの良いところです。

少し作品を見てから、併設されているCafeでランチ。英語のメニューに冷や汗を書きながら、チキンサンドウィッチやドリンクを注文。美味しくて、ボリュームもあって、嬉しい~。芝生に出れば、ランチボックスを広げている人もいる。日本だったら、「え??美術館の館内で、お弁当??」 でも、ここデンマークでは、それがとても自然です。

そして、綺麗な海。館内をいっぱい見た後で、『EXIT ONLY』の回転扉を通って、海辺に出ました。地元の人たちが、気持ち良さそうに飛び込んだり泳いだりしています。ほんと、のどかで、気持ちが和む、そんな場所です。写真の対岸は、もうスウェーデン。

コペンハーゲン市内も見所が多いけれど、ルイジアナ現代美術館には、行ってよかった。




【4日目】

さぁ、おまちかね。レゴランド&レゴランドホテルに向かう日です。飛行機は、14:30 CHP発 15:15 ビルン着。午前中、まだまだ市内で過ごせます。

そこで、まだ一度も訪れていない『ローゼンボー離宮』『フレデリクス教会』『アメリエンボー宮殿』に行ってみました。ローゼンボー離宮では、衛兵さんたちでしょうか、音楽にあわせて行進の練習をしていました。離宮横のローゼンボー公園。ここも芝生が綺麗だし、木陰が気持ち良いし、お城が見えるし、のんびりできる場所ですね。

さぁ。レゴランドです。二度目のレゴランドホテル宿泊です。レゴブロックのホテルマンがお出迎えです。

今回は、どのお部屋かなぁ。そう、お部屋毎にマークが違うんです。そして、コペンハーゲンのホテルと違って、広くて快適♪やはりレゴランドを後半に組んでよかった~。

お部屋に入って、びっくり。パーパスジャパンの伊藤さんから、チョコレートプレートのプレゼントがありました。ありがとうございま~す!!



さ、今から、子供の時間だ。
レゴランドは20時には乗り物終了、でも21時まで遊べます。

息子は、閉園の最後の最後までレゴで作られた電車や建物を楽しそうに見つめていました。




【5日目】

ホテル宿泊者には、特典がありました。通年かどうかは不明ですが。通常の開園時間は10時ですが、9時半からランドに入れます。当然、早々にランド入り。

日本によくある絶叫系のマシンは、あまりありません。それが息子には、ちょうど良いみたい。そして、参加型アトラクションが多いからかしら?見ている人たちも一緒になって、大人も子供も楽しむ。これがレゴランド。

そして、お弁当やビールだって、持ち込みOK。まるでピックニックです。

東京のディズニーリゾートと比べると、陣取り合戦も無ければ、長蛇の列にうんざりも無い。泣いている子供や怒っている親も滅多に見かけない。何が違うんでしょう?国民性?


この日、初めて雨が降りました。実は、前回のデンマークの旅は、寒さと雨に泣かされました。
ところが、今回は寒さなんてどこ???毎日が晴天で、カラッとした夏の暑さでした。なので、まさかの雨にびっくり。

それでも息子は、傘をさして、レゴで作られたミニチュアを研究します。 現地の人たちも、それは一緒。ちょっとの雨くらいなんのその!!って状態。それくらい、大人も子供も、楽しんでいました。

【6日目】

もう6日目の朝を迎えました。さすがに、一日中めいっぱい遊んだ息子は、ゆっくり起床。
レストランで、ゆったりと朝食をとります。雨も上がって、レストランのテラス側も気持ちが良さそう。

私のお気に入りは、ワッフル。もちろん、自分で焼きます。焼いて、好みのシロップやフルーツ等でトッピング。息子は、デンマークでポピュラーなアーモンドデニッシュがお気に入り。お腹もいっぱい、荷物もまとめた。

あとは、サッカーゲーム。これが結構、楽しめます。ルールは知らないけれど、自分たちで、ルールを作って楽しみました。



12:50発のコペンハーゲン行きの飛行機に乗ります。国内線から国際線への乗継&預けた荷物はどうなる??でちょっと不安になったけれど、荷物はスルーで成田まで到着。Good!!

空港で、デンマークのチーズとかバターを買いたかったけれど、お店が見つからず、断念。
その分、余った現金で、最後に贅沢な一皿を食べました。たぶん、ノルウェーのレストランでしょう。キャビア専門店に併設されていたので。 本日のお奨めメニューに、『サーモン』の文字を読み取ったので、ここで遅めのランチ。美味しかった~。

最後の最後に、美味しいサーモンを食べられて、息子も私も大満足。

【7日目】

成田に定刻ちょっと前に到着。

暑いーーーー。

これが現実。楽しかった思い出と共に帰宅です。

息子は、「来年も行こうよ」と気軽に言っています。来年は確約できないけれど、いつかまた行きたいな。

市バスをもっと有効に乗ってみたいし、フィヨルドも見てみたいし、クルージングの旅もしてみたい。日本では味わえない、あの美味しいパンをまた食べたいし、デンマークの伝統料理も楽しみたい。

そんなこんなの思いを抱かせてくれる旅でした。


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