ドイツ 自転車周遊の旅 20日間

期間:2008年8月19日〜2008年9月7日
M.K. 様

GON-000220

仕事の休暇を利用して

念願だったドイツ自転車旅行に行ってきました。

コースはミュンヘンからブレーメンまで、ロマンチック街道(サイクリングロード)とウェザー川サイクリングロードを走ってドイツを縦断するコースです。

自転車旅行をするにあたって一番心配だったことは“どうやって自分の自転車を安全に日本からドイツへ運ぶか”ということでしたが、この点も含め、パーパス ジャパンの伊藤様には本当に、本当に丁寧に相談に乗って頂きました。お陰様で自転車はバッチリ、とても素敵で充実した旅ができました。本当にありがとうございました。

成田からミュンヘンに入り

翌日、電車で(自転車をそのまま乗せて)アウグスブルクへ移動し、このアウグスブルクの街をロマンチック街道の出発点としました。

ドイツでは郡市内(街中)でも都市間(郊外)でも、自転車道の整備が行き届いており、とても快適に自転車を利用できる環境です。男女問わず小さな子供から年配の方まで多くの人が移動の手段として自転車を利用しており、自転車が人々の暮らしに密着している様子を実感しました。

また、電車と自転車をうまく組み合わせることによって、とても広い範囲を効率的に見てまわることができました。

自転車をそのまま電車に乗せてもOK
自転車をそのまま電車に乗せてもOK

このような親子によく出会います。
このような親子によく出会います。

郊外のサイクリングロードを走るサイクリスト。
郊外のサイクリングロードを走るサイクリスト。

親子のサイクリスト。自転車が繋がっています。
親子のサイクリスト。自転車が繋がっています。

ドナウヴェルト、ディンケルスビュール、ローテンブルク、バイカースハイム、バートメルゲントハイム、それからロマンチック街道北の終点の街ビュルツブルクをつないで走りましたが、どの街も個性的でとても素敵な街でした。

教会、大聖堂、市庁舎、宮殿など中世そのままの石造りの建物や、石畳、庭園、マルクト広場などを含めた街並みは見ごたえがあり、風景に圧倒されるような思いでした。

“これらの建物のうちどれか一つでも日本にもってきたら、それだけで結構な観光スポットになりそうだな”などと考えてしまいました。

アウグスブルクの街並。
アウグスブルクの街並。

ローテンブルク、ガルゲン門からの街の眺め。
ローテンブルク、ガルゲン門からの街の眺め。

ネルトリゲンの教会の上からの眺め。
ネルトリゲンの教会の上からの眺め。

ディンケルスビュールの街並。
ディンケルスビュールの街並。

ローテンブルクの城壁を自転車で。怖かった。
ローテンブルクの城壁を自転車で。怖かった。

ビュルツブルク、アルテマイン橋越しの街の眺め。
ビュルツブルク、アルテマイン橋越しの街の眺め。

また、これらの街を結ぶサイクリングロードも完璧に整備されており、風の音、鳥のさえずり、草木の香りなどを感じながら快適に走れます。

ドイツにはこのように車と分離されたサイクリングロードが沢山あり、自転車専用の標識もしっかり設備されていて自転車を使って安心して安全に旅行することができます。その様子には本当にびっくりです。

郊外のサイクリングロード①
郊外のサイクリングロード①

郊外のサイクリングロード③
郊外のサイクリングロード③

自転車のためだけの道路標識があちこちにあります。
自転車のためだけの道路標識があちこちにあります。

郊外のサイクリングロード②
郊外のサイクリングロード②

街中の自転車レーン。歩行者とは交錯しません。
街中の自転車レーン。歩行者とは交錯しません。

ビュルツブルクから

一旦電車に乗ってハン・ミュンデンという街に移動しました。

この街をヴェザー川サイクリングロードの出発点として、ブレーメンを目指します。ハン・ミュンデンの朝市。ここからはヴェザー川の優雅な流れを見ながら走ることになります。川の流れに沿ってとても綺麗な田園地帯を通り抜けます。

バード・カールスハーフェンという街では遊覧船(自転車も乗せて)にも乗りました。遊覧船のデッキに出て美味しいビールを飲み、穏やかな風にあたりながら風景を眺めていると、本当に時間を忘れてしまいます。

ハン・ミュンデンの朝市。
ハン・ミュンデンの朝市。

ウェザー川に沿う快適なサイクリングロード。
ウェザー川に沿う快適なサイクリングロード。

ブレーメンの音楽隊の像の下で。
ブレーメンの音楽隊の像の下で。

郊外の野原。
郊外の野原。

ウェザー川の遊覧船。
ウェザー川の遊覧船。

サイクリング中の宿は

ガストホフ、ペンション、ホテルなど様々です。あらかじめ決めず、行き当たりばったりでその日たどり着いた街のツーリストインフォメーションで紹介してもらったり、直接飛び込みで見つけましたが、宿探しに困るようなことは全くありません。

また、Bett&Bikeの看板を掲げている宿がいくつもあり、そのような宿では自転車旅行者に対しては宿泊料金が割り引かれるなどの優遇があり、自転車旅行をサポート・促進する仕組みが整っています。これには本当に感心してしまいました。

旅行中に泊まった宿、どれもなかなか素敵でした。





今回、自転車で1500km走りました。

この旅行を通じて、ドイツの自然や街並みを思う存分堪能できたり、長い距離を走った達成感を味わうことができただけでなく、色々な人達との出会いを通じてドイツ人の生活、習慣、文化など、今まで殆ど知らなかったことに触れることができた気がします。そのような意味でとても重要な体験ができたと思います。

どうもありがとうございました。

サイクリングロード走行の様子。
サイクリングロード走行の様子。

これが旅行の全ての荷物。このまま飛行機へ。
これが旅行の全ての荷物。このまま飛行機へ。

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