10月27日~11月2日の7日間
女友達と2人でフィンランドへ行ってきました。私たちは2人とも、看護系の大学に通う4年生で、福祉先進国と呼ばれる北欧へ強く興味をもっていたため、渡航を決めました。
そもそも、北欧での福祉視察を取り扱っている旅行会社は、そう多くはありません。そんな中、友人がパーパスジャパンを見つけてくれ、担当の方が私たちの希望を取り入れつつ、スケジュールを調整してくださいました。多々、私たちのわがままに対して親切に対応してくださり、素敵なプランを計画してくださった、パーパスジャパンさんには本当に感謝しています。
到着して次の日、現地ガイドの方と福祉視察に行ってきました。認知症の方が入居されている施設を2箇所見学させていただきました。
私たちは、看護学生ですので、日本の老人福祉施設には何度も行ったことがありましたが、海外の施設はどんな雰囲気なんだろう?というのが率直な気持ちでした。内装は、北欧らしく、白や木目を基調とした、シンプルなつくりで、日本で見てきた福祉施設よりずっと“家庭らしさ”を感じることができました。また、入居者は、施設の自室に自宅から家具を持ち込むことができ、見慣れた家具に囲まれて生活することができます。
認知症の方にとって、“家庭らしさ”を感じることは、穏やかに過ごすためにとても重要なことです。簡単なことのように見えますが、日本ととても大きく異なる点だと思い、“家庭らしさ”の再現に重きを置いている点が、とても印象に残りました。