フィンランド福祉視察 7日間

期間:2008年10月27日〜2008年11月2日
Y.R. 様

GON-000246

10月27日~11月2日の

7日間、フィンランドへ福祉施設視察をしに行きました。看護を学ぶ者として、福祉が進んでいるといわれる北欧をこの目で確かめておきたかったのです。

到着して次の日、早速現地のガイドの方とともに認知症の方が入居する施設に視察に行きました。2つの施設へ視察に行ったのですが、どちらも家庭をイメージした木目調が印象的でした。入居者のそれぞれの部屋は、各々が自分の家庭から持ち込んだ家具や小物が溢れていました。そこにはその人らしさが垣間見られたとともに、「環境の継続」を行うことが出来、認知症の方に大切な昔からの環境や昔の習慣を継続することで安心して施設での生活が出来るようでした。

ガイドさんはとても気さくな方で話しやすく、何でも質問が出来ました。また施設の方もとても丁寧に説明をしていただけたし、質問に答えていただくことが出来たのでとても実になる視察になりました。

【Helmi】のお部屋
【Helmi】のお部屋

【Taavinkoti】のお部屋
【Taavinkoti】のお部屋

3、4日目は

街で暮らす高齢者を見つつ観光を行いました。

スオメンリンナ島やヘルシンキ大聖堂、ウスペンスキー寺院、テンペリアウキオ教会、オリンピック競技場を観光し、昼食や夕食は名物であるサーモンスープやミートボール、かもめ食堂のシナモンロールなどを堪能し、五感でフィンランドを感じることが出来ました。

ツーリストチケットを購入していたので、トラムに乗って外を眺めているだけでもとても楽しめました。

そして4日目の夜から夜行列車サンタクロースエクスプレスに乗ってロヴァニエミへ。夜行列車は初めてで少し不安もありましたが、鍵付きの二人部屋で洗面所もシャワーもトイレも付いていて快適に過ごせました。

ウスペンスキー寺院
ウスペンスキー寺院

マーケット広場で編み物をするおばあちゃん
マーケット広場で編み物をするおばあちゃん

ロヴァニエミにつくと

雪で真っ白かと予想していましたが、天気はよく想像していたほど寒くはありませんでした。オウナスヴァーラの丘の上にあるスカイホテルへ行きチェックイン。お部屋はとても広く可愛く、そしてサウナ付きでした。

そんなホテルに興奮しつつサンタクロース村へ向かいました。途中バスを降り損ねるというアクシデントもありましたが、とても親切なバスの運転手さんに助けられ、無事到着。そこは本当に夢の国でした。世界中を飛び回るサンタクロースは日本語も達者で日本の芸人のことも良く知っていて、私たちは子どものようにはしゃいでしまいました。

そしてディナーでトナカイのお肉を頂き、サウナを楽しんで次の日帰国。フィンランドには可愛いものがたくさんあったので、スーツケースが来るときの倍の重さになっていました。そんな重たいスーツケースを引きずりながら無事帰国。

フィンランドの方々はとても親切に接してくれました。決して流暢でない英語を自分の中で駆使して話すことも、常に笑顔でThank you!と言い合うことも、とてもいい経験になりました。日本に帰ってきてからも「ありがとう」という言葉を自然と声に出すようになりました。そんな気持ちにさせてくれるフィンランドでした。

最後になりましたが、直前にお願いした上に、わがままをたくさん聞いてもらったパーパスジャパンさんには本当に感謝しています。プランも視察先もホテルもとてもよく、たくさん学びたくさん楽しむことが出来ました。本当にありがとうございました。

サンタクロース村
サンタクロース村

オウナスヴァーラの丘からの景色
オウナスヴァーラの丘からの景色

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