今回のフラメンコ留学は
昨年の春から検討していたものの、南米(アルゼンチン OR エクアドル)にスペイン語のみの留学と最後まで迷っていました。結局昨年の秋に、最終的にスペインにフラメンコとスペイン語の留学を兼ねて行く事に決めました。
結果的に今回、この時期にパーパスジャパンに申し込んで、TALLER FLAMENCOにお世話になったこと、ウララのとことでステイができたこと、本当によかったと思います。
フラメンコの先生、フェリペは思っていた以上に沢山のことを教えてくれました。基本の立ち方、サパテード、ブラソの動き、コンパス、etc・・・ ここには書ききれない程です。今まで趣味の習い事程度で、先生の振りの通りに踊っていただけで、基本ができていないことを、とことん指摘されつつ、その中で改善するにはどうしたらよいのかというのを3週間の滞在中叩き込まれることとなりました。
確かに日本でのレッスンで、今までもスペイン人の先生に教わった経験はあるけれども、いずれも細かい所まで教えてもらえたことはなく、ただ動きを真似しようとしているだけで終わってしまっていました。更に真似さえも思うようにできず、イライラすることもしばしばありました。
だからこそ、今回3週間でみっちりとレッスンを受け、体に染みこませることができたから、これからのレッスンに今回の経験を生かしていきたいと思います!
更に、今まで日本でのレッスンではおろそかにしがちであった、フラメンコの基礎であるコンパスやリズムの取り方も叩き込まれたことで、自分で踊るときだけではなく、タブラオでショーを観るときにも今まで以上にたのしめるようになったのは大きな収穫だと思います。
レッスンは厳しかったけれど、フェリペは足りないところをどう伸ばすかというのを1人1人にいつも教えてくれ、とても感謝しています。フラメンコ留学を目的に渡西したわけであり、今回いい先生に巡り会えたことに関してはすごく幸せだったと思います。
スペイン語に関しては、正直自分はまだまだだと痛感しました。読み、聞き取り、会話、読解を毎日1時間みっちりとやり、宿題も毎日出ました。わからない単語もたくさんあったので、辞書を引くだけでも時間がかかったけれども、その分沢山の単語・熟語を学ぶことができ、またそれらを日常で即実践することができ、スペイン語を勉強する最高の環境だったと思います。