昨年ブルターニュ地方旅行をお願いしたパーパスジャパンさんにすっかり魅了され、今年も念願のプロヴァンス地方旅行をお願いすることにいたしました。仕事の合間をぬいながら終始メールでのお願いとなりましたが、私の我儘な希望に辛抱強く親切に担当:横田さんがアヴィニヨン中心に6泊、パリに3泊の旅程を組んでくださいました。
期間:2009年7月27日〜2009年8月6日
A.I. 様
GON-000308
昨年ブルターニュ地方旅行をお願いしたパーパスジャパンさんにすっかり魅了され、今年も念願のプロヴァンス地方旅行をお願いすることにいたしました。仕事の合間をぬいながら終始メールでのお願いとなりましたが、私の我儘な希望に辛抱強く親切に担当:横田さんがアヴィニヨン中心に6泊、パリに3泊の旅程を組んでくださいました。
22時過ぎにアヴィニヨンTGV駅に到着、丁度市街地行きのシャトルバスが停留しており、飛び乗って中心地へ向かいました。
アヴィニヨンは演劇祭の真っ只中で、23時近いというのに観光客でごったがえしています。その中、スーツケースをひたすら引きずりながら時計台広場にある滞在ホテルを目指して歩きました。
この夜は荷物整理をして、外のお祭り騒ぎを余所に就寝zzz・・・
いよいよプロヴァンス観光の始まりです。
観光の目玉は、何はさておき眼下一面に広がる紫色のラベンダー畑の世界です。開花時期を心配しておりましたが、何とか観光出来そうだという観光ドライバー:大塚氏のアドバイスに従い、リル・シュル・ラ・ソルグ、ゴルド、ルシヨン、ソーの順に観光することにいたしました。
リル・シュル・ラ・ソルグの町は、水草の絡みついた古い大きな水車を道しるべに、美しいせせらぎの川の流れに沿いながら散策。
ゴルドの町では、サンドベージュの石造りの家並みが螺旋状に重なりあった見事な幻想的景観に感動しながら、火曜日恒例のマルシェで、蜂蜜、石鹸、ポプリの買い物を楽しみました。
ルシヨンは、オークル色に染まった美しい小さな町です。一軒一軒微妙に違う家並みの色を楽しみながら散策。
昼食には、旬のカヴァイヨンメロンに舌鼓をうち、よく冷えた名産ロゼ・ワインが、プロヴァンスの照りつく太陽に乾いた喉を心地良く潤してくれました。
この後、待望のソー高原へ。今年は春から気温が高く開花が早かったそうで、だいぶ刈り取り作業が進んでおりましたが、今尚満開の畑で、美しい紫色に囲まれ芳しい香りに包まれることが出来ました。
また、大塚氏のお取り計らいで、栽培農家のエッセンス抽出・蒸留作業所や、刈り取り作業中の畑も見学させていただくことが出来ました。
風にそよぐラベンダーの花、紫色の安らぐ香りは忘れられない想い出となりました。
二日目は、ピーター・メイル「プロヴァンスの12ヶ月」の世界、ボニュー、メネルプ観光です。
明日、個人での観光を予定していたシャトーヌフ・デュ・パプに立ち寄っていただけることになり嬉しさ倍増!また、大塚氏に映画「プロヴァンスの贈り物」がプロヴァンス行きを決定的にしたという経緯を話したところ、今日の日程の途中に映画の舞台となったシャトー「CHATEAU LA CANORGUE」があるそうで、立ち寄っていただけることになり感激!シャトーは立ち入ることは出来ませんでしたが、試飲三昧させていただきました。映画で登場したブティックワインは映画上のものでしたが、問い合わせが多く、なんと撮影後に高樹齢の葡萄から造ったそうです。
ボニューは急勾配の坂が重なる小さな村です。息を切らして登った教会前から見下ろすリュベロンの景色は最高でした。
メネルプは細長く伸びる小さな穏やかな村です。教会と役所のある小さな広場に「ワインとトリュフの博物館」があり、ここの中庭で有機卵とトリュフの簡単なランチが楽しめます。サマートリュフを贅沢に使った目玉焼き&サラダをいただきました。
そして、大好きなローヌワインの最高峰シャトーヌフ・デュ・パプでは、3箇所のシャトーで試飲させていただきました。街中がワイン商の看板だらけで、見ているだけでほろ酔い気分になりました。
大塚氏とは今日でお別れです。つかず離れずの心地よいサービスをしてくださる紳士でした。大塚さん、念願のプロヴァンスを堪能できました!有難うございました。
今日から2日間は、オランジュ近郊にあるウショーという村にあるリクエストしたシャトーホテルに滞在します。
アヴィニョンから15分程急行に乗り最寄りのオランジュへ。駅からはタクシーで葡萄畑の中を走ること20分程でそのホテル「CHATEAU DE MASSILLAN」に到着です。
周囲は見渡す限り葡萄畑。16世紀の貴族の館をイギリス人デザイナー夫妻が改装し、アンティークとモダンを融合させたわずか13室のホテルです。スタッフの上質なサービスと快適な空間の中で、風に揺れるプラタナスの葉音、乾いた蝉の鳴き声を聴きながら、のんびりと購入したワインを空け読書をして過ごしました。
食事は言うまでもなく美味でした!そして滞在者は勿論カップル&夫婦でした。
午後にウショーからアヴィニヨンへ移動。
ホテルに荷物を置いてから、城壁内の街を散策し、法王庁~ロシェ・デ・ドン公園上から360度パノラマの街並み、ローヌ川をはさむ雄大な景色を眺めながらサン・ベネゼ橋を観光しました。
今日からパリに3泊滞在です。
7度目のパリでは、今まで観光していないモンマルトルをプチトランに乗って巡り、シテ、サン・ルイ島を散策、水上バスでセーヌ川クルーズ(?)を満喫し、パリ在住の友人夫婦と夕食を共にしたり、ショッピングを楽しんだりと気ままに過ごしました。
横田さんに紹介していただいたホテル La Sanguineはマドレーヌ広場最寄りでフォーブル・サントノレ通りへも1本道で行ける家族経営の小さなホテルでした。オーナーご夫妻のお人柄が素晴らしく(パリとは思えない?!)サービスは5★です!
帰国当日にオーナーご夫妻が部屋を訪ねて来られ、サプライズギフト(ワイン1本)をいただくという嬉しい出来事もありました。
6日(木)に帰国いたしました際、自宅に横田さんから心温まるメールが届いておりました。最後まで至れり尽くせりのパーパスジャパンさんに感謝、感謝です。お蔭様でとても良い旅が出来ました。どうも有難うございました。
次回の旅も是非ともお願いしたいと思っております。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
いつもありがとうございます。今回のシャトーホテルはI様からのリクエストでお泊まりいただきましたが、猫足のバスタブや広いお部屋に重厚な外観。現代日本にいるのを忘れてしまいたくなるようなホテルですね。真夏の南仏をお楽しみいただけて何よりでした。今後とも、よろしくお願い致します!