2009年8月
待ちに待った「機関車トーマス」イベント参加のため3泊5日のスケジュールで渡英。小学生と幼児の子供2人を連れての海外旅行はもっと大変かと思いましたが、全然そんなことはありませんでした。時差ぼけ解消も考慮し、イベントへは到着の翌々日に参加しました。
当日は朝早く、宿泊ホテルのロビーで待ち合わせ、ウォータールー駅へ貸切車で移動。そこから目的地であるオルトン駅へ列車で行きました。乗車予定の列車がラッシュアワー時間内での出発でしたが渡された切符がオフピーク時間有効のものだったため、あやうく列車に乗り損なうところでしたが、現地ガイドのKさんがチケット売場の職員を介し、車掌と交渉、無事に乗車することができました。列車は乗り継ぎなしの直通で50分ほどでオルトン駅に到着しました。
オルトン駅ではウォータークレス線内の時刻表、子供の洋服に付けるトーマスシール、プリント1枚のぬり絵を貰いました。誰もがこれからトーマス達に会いに行くという期待感でいっぱいで、子供たちもみなワクワクしていました。しばらくすると、シュッシュッと音を立て、黒いボディーの「スチーム」がやってきました。スチームの顔が近づいてくると、ワーと歓声がおき、あちこちでカメラ撮影が始まりました。ちょうど燃料補給もありしばらく停車していたので、正面から横からとじっくりスチームを見ることができました。
座席は向かい合ってのボックス席で、とても年代を感じました。
スチームに乗り、私達はまず終点のアレスフォードへ。ウォータークレス線にはオルトン、ミッドステッド、ロプリー、アレスフォードの4駅あり、トーマスイベントのメイン会場はロプリーになるため、終点から順に上って見たほうが効率良く周れるとのことでした。アレスフォード駅で写真撮影後、折り返しロプリーへ。そこでようやくトーマス達と対面です。
ロプリー駅は子供を連れた家族で大賑わい。トーマスとパーシーが、短い距離ですが乗客を乗せて走っていました。子供たちは、もう乗れるんだと分かると走っていって「早く!早く!」と興奮して大騒ぎでした。始めに乗ったのが、ちょうど来たパーシー。後ろに連結された1台の小さな貨車に乗り込みました。前では青いつなぎを着た顔がすすだらけの乗員が石炭を入れ、ピッピー!と聞き覚えのある汽笛を鳴らしてくれました。