本場マドリッドでサッカー観戦!!
ポルトガル・スペイン周遊15日間の旅

期間:2009年12月10日〜2009年12月24日
Y.S 様&T.N 様

GON-000348

成田空港からロンドン経由、目的地リスボンへ・・・リスボン空港への到着が遅れ深夜なのでインフォメーションセンターでタクシーバウチャーと12日に利用するViva Viagem Lisboa cardを購入。

ホテル到着が深夜の12時過ぎ。ホテルは古風な佇まいで、エレベーターも昔風で戸惑い、何度も苦笑してしまいました。ここを起点に4泊のリスボン周辺の観光が始まります!

カステル・ブランコからモンサントへ

リスボン、セッテリオスバスターミナルへ余裕を持って到着・・・バウチャーで乗車可能と思っていたのが、現地の窓口で乗車チケットに変えてからでないと乗車出来ないとの事で、予定時刻のバスには乗れず、次の9時50分発に乗車、出鼻からドタバタでした。

カステル・ブランコからモンサントまではタクシーで、片道1時間強で往復、約2時間の見学時間の待ち時間を含め60ユーロで交渉成立です。

モンサントはポルトガルらしい石造りの家が岩にしがみつくように建ち並ぶ秘村で、必見に値する岩のアートでした。時間がとまってしまったような村人の生活が垣間見れ、自分の目で確かめる喜びのある、そんな秘村です!

岩のアート
岩のアート

忘れないうちにスケッチを!
忘れないうちにスケッチを!

のんびりと日当ぼっこ。横にはおじいちゃんも一緒です!
のんびりと日当ぼっこ。横にはおじいちゃんも一緒です!

この村で飼われる最後のブタさん
この村で飼われる最後のブタさん


言葉も通じないのに○△X・・・?
言葉も通じないのに○△X・・・?

籠売りおばあちゃんの手作り人形
籠売りおばあちゃんの手作り人形

タクシードライバーのマリオさん、車内では、片言の英語でサッカー談話。熱狂的なBenficaファン・・・気を良くしたのか、カステロ・ブランコの町と素晴らしい景色の一望できる城跡まで、特別だよ、と、案内してくれました。安い、安い、タクシー代でした。

Benficaファンのドライバー マリオさん
Benficaファンのドライバー マリオさん

町のシンボル ルカーノ塔
町のシンボル ルカーノ塔

今日は、定石のリスボン市内観光

28番の市電に揺られ、心地良いのか、悪いのか??何故か降車時のstopボタンのタイミングが合わず2回も同じ路線を巡ってしまい大爆笑でした。アルファマ地区の'Seで降車に成功。

CLUBE DE FADへ!店内の客席は広く、食事も楽しむことが出来る。さすがにギター、歌共に素晴しく席を立たせてくれませんでした(ドリンク付き 1人15ユーロ)

28番の市電で2週巡り
28番の市電で2週巡り

高さ75m 240万個の電球を使った名物ツリー
高さ75m 240万個の電球を使った名物ツリー

国旗も洗濯物かな~
国旗も洗濯物かな~

CLUBE DE FADで最高の夜を満喫
CLUBE DE FADで最高の夜を満喫

ジェロニモス修道院で結婚式。折鶴をプレゼント!
ジェロニモス修道院で結婚式。折鶴をプレゼント!


o novo Tico Tico (Restaurante Cataplana & companhia) 夕飯は絶品のカタプラーナと生ハムを!
o novo Tico Tico (Restaurante Cataplana & companhia) 夕飯は絶品のカタプラーナと生ハムを!

ロッシオ駅からシントラ~ロカ岬へ

「この世のエデン」と称えられた静かな山系の町を後にロカ岬へ!快晴の上に風もなく気温も16℃まで上昇、最高のユーラシア大陸西の果てでした。

今夜も又、A BAIUCAというFADレストランへ・・・この庶民的なお店は常連客が歌い、FADを楽しんで自己満足の世界。前半が終わった所で帰ると席を立つと、帰っちゃ駄目と手を放してくれず最後迄いる事に!とっても楽しいお店のオーナーの奥さんと仲間達、きっとこんな場所から一流スターが生まれるのでは?(参考迄に歌う時の黒いショールは喪服を表す)

目にも眩しい絶景・・・ロカ岬
目にも眩しい絶景・・・ロカ岬



最後はオーナーの熱唱も。(Baiuca店内)
最後はオーナーの熱唱も。(Baiuca店内)

リスボンに別れを告げて、現地専用車のドライバー マリオ氏がベンツでホテルにお迎えに。この車で、小さな町々ファティマ、バターリャ、ナザレ、オビドスを巡る旅です。

ファティマはリスボンより1時間20分、荘厳な教会(9,000人が入ると言う)が建ちカトリックの聖地となっている。ローマ法王(ヨハネ・パウロ2世)も訪れたとか(1982年5月13日)

バターリャ
はポルトガル語で戦いと言う意味。ファティマから15分、ここにはその戦いの勝利を示す巨大な修道院がある。スペインに対してポルトガルの独立を守ったジョアン1世が聖母マリアに感謝を捧げる為に建立した。バターリャ修道院は壮大かつ華麗でゴシック・マヌエル様式の建設1983年に世界遺産に、その場に立って見るべき建造物である。見事の一言につきる。

ナザレ
バターリャから30分、長い砂浜に沿って広がるプライア地区で、冬は静かであり夏はヨーロッパ中からバカンス客で賑やかだとか。

海で獲れたての生がき、大きなスズキに塩を包んで焼いた料理(マリオ氏の超お薦め品)をサングリアと一緒に、晴天の海の煌きと砂の白さが眩しい・・・チープな旅行者には、とっても豪華な昼食と素晴しい景色で大満足でした!

独特な民族衣装が見られて~
独特な民族衣装が見られて~

日本語がお上手なお兄さん
日本語がお上手なお兄さん

Arroz de Polco 蛸の雑炊
Arroz de Polco 蛸の雑炊

可愛いわんこも~
可愛いわんこも~

スズキ岩塩焼き
スズキ岩塩焼き

オビドス
最終地オビドスはナザレから30分、城壁に囲まれた人口800人ほどの小さな町。

今回お世話になった担当の方から是非にとのお薦めで城館ホテル(ポサーダ・ド・カステロ)に1泊、部屋数は9室と言うので予約が必要。本当に素敵で、レストランも美味しく、翌朝が早い出発なのでランチBOXをお願いしたのに、何と、朝早くにお部屋迄朝食を運んでくれたのには、もう、ビックリ・・・さすがポサーダとうなずき、お薦め下さって本当に感謝でした。

“谷間の真珠”と呼ばれる絵のような可愛らしい町、冬なのにあちらこちらの窓枠に可愛いお花、夜にはクリスマス前のイルミネーションが綺麗でした!イスラム時代に造られたオビドスのメインゲートアーチ形の通路の内側には18世紀のアズレージョで覆われている。その片隅で手芸をしている老婦が印象的でした。

ツリー横小窓が、泊まったお部屋
ツリー横小窓が、泊まったお部屋

ゲートの老婦、ちょっと怖そう!
ゲートの老婦、ちょっと怖そう!

ドライバーのマリオ氏とはとっても親しくなり、ファドのCDを聞かせてくれたり、コインブラファドの違いを説明してくれたり、最後はマリオさんの大熱唱で、運転を代わってあげるからもっと歌ってと、大爆笑!女性の個人旅には是非是非お薦めしたい専用車です!!

ここで、マリオさんとはしばしのお別れ。又、ポルトでお迎えに来てくれるとの事で、翌朝タクシーのドライバーさん迄手配してくれて本当に親切でした。紹介してくれた人の名前がまたまた、マリオさんだそうで・・・この国の男性はマリオさんしかいないのでしょうか???

乗り心地満点のベンツとマリオさん
乗り心地満点のベンツとマリオさん

マリオさん一押しのCDをGET!!
マリオさん一押しのCDをGET!!

これから高速バスでポルトに移動!モンサント行きで経験したので今回は事前確認。同じようにバウチャーをチケットに変えないと乗車出来ませんでした・・・2回の乗り継ぎで無事ポルトへ。

翌日は芦村さんが丁寧に調べてくれたタイム・テーブルでPinhaoへ!!朝、窓を開けると無情にも初めての雨になってしまいPinhao行きは断念、メトロで郊外のショッピングセンターに!

GRANDE HOTEL前のサンタ・カテリーナ通りは雨で坂道が滝のよう・・・初めて見る光景でした。マジェスティックのカフェオレ味も雰囲気も最高です。

細かく明記されたバウチャー&チケット
細かく明記されたバウチャー&チケット

サンフランシスコ教会・ジェッセの樹
サンフランシスコ教会・ジェッセの樹


サンティアゴ・デ・コンポステラへ

ホテルに再びマリオさんがお迎えに、これから国境を越えてSpainへの移動です(1時間の時差あり)。バスの移動も楽しいけれど、マリオFADを聞きながら2時間30分の移動の方が快適です。

キリスト12使徒の1人聖ヤコブの墓が発見されたキリスト教の一大聖地コンポステーラをめざして出発しました。今日12:00のミサには6人の男性が振り回すボタフメイロ(巡礼者の汗と臭いを消す為の香)が行われるので間に合うように出掛けたのですが、近く迄来たら道路工事の為に迂回させられ、結局10分遅れで見る事が出来ずガックリでした。

でも、めげずに多少は期待しながら夜7:00からのミサに。20分の説教(?)を聞きボタフメイロの紐だけを見て体の寒さと心にも冷たい風が吹いて夜道をなが~~く感じながらホテルに帰りました。


むなしく下っている紐
むなしく下っている紐


この人だ~れ??修道士、それとも警備の人?分からない・・
この人だ~れ??修道士、それとも警備の人?分からない・・


私達には夢列車!!Renfe Arcoに乗ってLeonへ約6時間


至福のひとときを味わって!私たちも1杯のカフェオレを
至福のひとときを味わって!私たちも1杯のカフェオレを

広々、ゆったりPreferente 快適~
広々、ゆったりPreferente 快適~

コンポステーラ → アコルーニャ → ルーゴ → オウンセ(ここで列車が方向転換。逆方向に動きだし、ビックリ、焦る!前で寝ていたお姉さんが大丈夫よ!と教えてくれてホッ) → アストルガ → レオン無事到着

カサ・デ・ロス・ボティーネス
カサ・デ・ロス・ボティーネス

やっぱり、泊まってみたかったな~・・サンマルコス
やっぱり、泊まってみたかったな~・・サンマルコス


Madrid 待望のEstadio Santiago Berunabeu

RenfeAlviaでLeonから列車でMadridへ・・・チャマルティン駅迄直行と思っていたのが大間違い。私達の乗った列車は、途中バリャドリッドで乗り換えでした。

何か車内放送していたけどSpain語全く気にもせず、お菓子を広げ悠然としていたら、同じ車両に乗っていた10人位の人達が一斉に乗り換えよ、と、慌てて荷物を持って隣の列車に、こめつきバッタのようにグラシアス、グラシアスと・・・どうも皆が見ていたので変と思っていたらこう言う事で、本当に珍道中の真只中~



一見怖そう(左)でも親切だった、隣席の人達
一見怖そう(左)でも親切だった、隣席の人達

昼食にマセーラスと言うレストランを探し当て待望のパエリアを・・・小さなお店で現地の人で行列、待つ事15分位で席に座れたのですが、その狭さにはビックリ!サングリア、ムール貝、ブルボ・ガリャーゴ、パエリアを注文。とても、美味しくて、安くて、表の行列も納得です。

アトーチャ通りの脇道を入った所、ちょっと探しにくいかもしれません。


これは最高!忘れられない蛸でした
これは最高!忘れられない蛸でした

これってパエリア??でも皆頼んでいるし
これってパエリア??でも皆頼んでいるし

やはり、Madridでは、BARをと、サッカー場に出掛ける前にホテル近くのBARに立ち寄り、お店のお客さん達と、言葉も通じないのにサッカー談話。最後に皆で、Videoと写真撮影でお別れしました!


Anton Martin駅からSantiago Berunabeu迄地下鉄で移動、私にとっては、'04.エル・クラシコ、'07.開幕戦と今回で3度目のBerunabeuです!

12月19日(土)22時開始Real Madrid vs Zaragoza。やはり、冬の22時の試合は今にも雪が降りそうな寒さで、完全防備でも足りない程でした。

席もセンターよりの1列目の席で、Tさんお気に入りのロナウドも私の応援するラウールもセルヒオ・ラモスもバッチリ見られて最高の席でした!隣に座ったグループと意気投合でホカロンをあげたり、一緒に写真撮影をしたりとスタジアムの雰囲気を十分満喫出来ました。

試合は、終わってみれば6-0。レアルの圧勝で、気づいたら私の横で、ほれ、頑張れ~1点入れろと可愛い声でTさん!!何とZaragozaを応援中・・・言葉が分からずレアルの圧勝だから許せるけどここは、ホームだよ!!と、思わずまわりを見まわしてしまいました。

下位チーム相手の6ゴールでも、ゴールはゴール。見られて最高の1日になりました。

いつ見ても楽しそうな入場前
いつ見ても楽しそうな入場前



陽気なレアルサポーターのお隣さんと
陽気なレアルサポーターのお隣さんと


旅の終わりはBarcelonaへ

アトーチャ駅へ雪の中をタクシー移動。朝8:00発のAVEに・・・電光掲示板に3時間遅れの表示、嫌な予感!!

待つこと1時間程して、場内アナウンス。Zaragoza辺りが雪の為にBarcelona行きはキャンセルと、聞き間違いだといけないのでカウンターへ確認、間違いなく止まってしまった。初めての経験だ!芦村さんが書いてくれたMadridの緊急連絡先の指示でホテル待機。

結局夜7:00発で再開されてBarcelonaに辿り着いた。まだ10時なのに楽しみにしていたX'masのイルミネーションも消えていて、どっと疲れた1日の終わりでした。

最後の日のスタートはカサ・バトリョ
最後の日のスタートはカサ・バトリョ


ここにも一句!
ここにも一句!


記念の一言を・・・
記念の一言を・・・

帰国日は・・・2日前に降った大雪の影響を受けて

Barcelona発のBAの出発が遅れてヒースロー乗継時間が20分足らず、広いターミナルを駆けて、駆けてやっとゲート到着!

ところが、凄い人で溢れている!殆どの飛行機が飛んでいない。私達のもキャンセルだ!早く分かればあんなに駆けなくてすんだのに~TVで見る光景が現実に!

そこから延々約5時間カウンターに並び再びチェックイン手続き・・・。翌日のヴァージンに変更で手荷物だけで空港近くのホテルに1泊する事に!

雪はなんにも無いのに!!
雪はなんにも無いのに!!


華やかなウインドーにうっとり
華やかなウインドーにうっとり

今回の旅は専用車とタクシーを使い、荷物運びが楽で助かりました。列車も全て1等車で快適でした。女性個人旅行には是非お薦めしたいと思います。全てが快適な旅でした。
ロンドンが2日間の大雪の為、まる1日着のみ着のままの最終章でいしたが色々な思い出を残してくれた16日間の旅でした。(T.N 様)

最後に、今回の旅で何回もの変更にも快く応じて下さった児玉さん、そして、途中で引き継いで下さった芦村さん。お二人の的確なアドバイス、とても親切丁寧に最後の最後まで、お世話下さった芦村さん。お陰様で無事のり切る事が出来ました。本当にありがとうございました。
素晴しい旅が出来た事も最高ですが、それにも増して嬉しかったのは素晴しいスタッフに担当して頂けた事でした。又、機会がありましたら宜しくお願い致します。(Y.S 様)

ツアープランナーからのコメント

ハプニング続きながら楽しい道中となったようで、手配担当として嬉しく思います。素敵な旅行記と写真を有難うございました。T.N様の旅先スケッチ(モンサント村)も素敵です。旅行の楽しみ方を熟知した御三方は「旅の達人」ですね!

ページのトップへ