昨年12月上旬に
「南イタリアに行きたい。」と思いつき、ネットでツアーを探しましたが、催行人数に満たなかったり、日程が合わないツアーばかりでした。
偶然パーパスジャパンのホームページを見つけ、1月21日から7日間で行けるアマルフィ、アルベロベッロ等の南イタリアの旅のプランを依頼したところ、予算内で希望通りの場所を巡るプランを考えて頂きました。
大学時代の友人と15年ぶりのイタリア旅行に出発です。
期間:2010年1月21日〜2010年1月27日
O.Y 様
GON-000382
「南イタリアに行きたい。」と思いつき、ネットでツアーを探しましたが、催行人数に満たなかったり、日程が合わないツアーばかりでした。
偶然パーパスジャパンのホームページを見つけ、1月21日から7日間で行けるアマルフィ、アルベロベッロ等の南イタリアの旅のプランを依頼したところ、予算内で希望通りの場所を巡るプランを考えて頂きました。
大学時代の友人と15年ぶりのイタリア旅行に出発です。
午後2時20分発のアリタリア航空に搭乗し、ローマ経由でバーリへ。シーズンオフの時期だったので、飛行機内はかなり空いていました。ローマからバーリの乗り換えは、ターミナルが離れている上に乗り換え時間が短かったので焦りましたが、無事に搭乗することが出来ました。
アルベロベッロに到着したのは午後10時過ぎ。
宿泊は『CHARMING TRULLI VILLAGE』というトゥルッリでの宿泊でした。トゥルッリ内は近くて可愛い部屋で素晴らしかったのですが、残念ながら寒かったです。
午前中はアルベロベッロの散策をしました。
早朝は雪が降っていたので相当気温は低かったと思います。正直、こんなに寒いとは思わなかったので、もっと防寒対策をすれば良かったと後悔・・・。
でも、寒さを吹き飛ばすような素敵な町並みに感動!
アルベロベッロはとてもこじんまりとした街で、午前中でだいたいの場所は廻ることが出来ました。昼食はカフェでパニーニを食べました。美味しかった!
午後1時にドライバーさんと待ち合わせてマテーラへ。午後2時にマテーラに到着しました。
到着してすぐに宿泊するホテル『LA CASA DI LUCIO』にチェックインしました。洞窟住宅『サッシ』のホテルだったのですが、なかなかモダンで綺麗な部屋でした。ただ、ダブルヘッドにガラス張りの風呂場だったので女2人にはちょっと戸惑うものがありましたが・・・。
チェックイン後はすぐ日本語ガイドさんとマテーラ観光へ。
午前中のアルベロベッロを『白』の街と言うなら、マテーラは『茶』。かなり対称的でしたがマテーラはとても神秘的で情緒深く、私はとても気に入りました。ガイドさんお勧めの場所もシーズンオフで閉鎖されていて行くことが出来なかったのですが、当時の生活を再現した洞窟住宅を見ることが出来ました。
夜のマテーラは、また昼と違いロマンチックでした。夜になるとさらに冷え込み、気温はマイナス2度になっていました。
夕食はガイドさんに教えてもらったレストラン『RIVELLI』へ。この店はパーパスの鶴岡さんのお薦めでもありました。イタリア料理は、前菜、パスタ等の第一の皿、肉又は魚のメイン、デザートと何種類もあるので、私と友達は全て頼まなければならないという使命感からサラダ、パスタ、肉料理を注文。
味は最高でしたが、予想通りパスタの段階で既に腹9分目状態。友達はさらに小食だったためパスタも食べきれず。でも追い打ちをかけるように肉料理が出てきてさすがに参りました。
ただ、メインの牛肉は非常に柔らかく本当に美味しかった!
この日は午前9時にマテーラを出発し、専用車でアマルフィへ。
アマルフィまでは車で3時間でしたが、うとうとしている間に真っ青な海へ!絵葉書のような景色に友達と歓声を上げました。
アマルフィに到着して驚いたのが暖かい気候でした。同じ南イタリアでもマテーラとこんなに違うのかと思いました。天気は快晴でシーズンオフのアマルフィとは思えないくらい、素晴らしい青空が広がっていました。
到着してすぐにホテル『LUNA CONVENT』にチェックインしました。修道院を改装したホテルで古さはありましたが、アマルフィ海岸が一望できる広くてステキな部屋でした。
アマルフィは小さな街なので、半日あればだいたいの場所は散策出来ました。ドゥオーモや紙工場などを廻り、ランチはピザとコロッケのような物を食べました。イタリアでは当然なのですが、午後2時ころから午後5時ころまでだいたいお店は昼休みの上に、シーズンオフなので、開いている店が少なかったです。
夜の食事は鶴岡さんから教えてもらったレストランは休みだったので、ホテルの従業員から教えてもらったレストランに行きました。新しいレストランでガイドブックにも載っていませんでしたが、日本人が3~4組いました。隣に座ったローマ在住のスペイン人男性とブラジル人女性カップルに英語で話しかけられたのですが、その男性から「ナポリに行くならこの店に行った方がいい。」とお勧めのレストランを3つ教えてもらいました。
食事はマテーラの反省を生かし、前菜ぬきでパスタと魚のメインを注文しました。割とあっさりした味付けで美味しかったです。
朝9時にアマルフィを出発し、専用車で山道を登ってラヴェッロへ。
ラヴェッロでの滞在時間は1時間半だったのですが、時間が足りなかった・・・。街自体はこじんまりしていましたが、ヴィッラ・チンブローネに行く道を間違えてしまい、結局時間の都合上行けず、ヴィッラ・ルーフォロを観光しました。ヴィッラ・ルーフォロのテラスからの景色は本当に素晴らしかったです。花が咲くころはもっとステキなんだろうなぁ。
ラヴェッロを出発して次に向かったのがポジターノです。ポジターノは映画で観たとおりの美しさでした。シーズンオフの日曜日で閑散としていましたが・・・。
ポジターノの海を存分に堪能し、海の目の前のレストランに入りました。このレストランで食べた魚貝たっぷりのリゾットは今回の旅で最高の味でした。
ポジターノを出てナポリに着いたのは午後2時半ころでした。ホテルはムニチーピオ広場のすぐ近くにある『RENAISSANCE MEDITERRANEO』にチェックインしました。とても機能的で便のよいホテルでした。
ナポリは治安が悪い街として有名なので、私達も2泊設定したものの行く前からビビっていましたが・・・やはり危険な臭いがプンプンしていたので、かなり警戒しながら歩きました。
チェックイン後はホテルの近くのヌオーヴォ城、王宮、プレビシート広場、サンタルチア港等を散歩しました。街を歩いていると、ゴミや落書きが目立つものの、それらがなければナポリという街はとても素晴らしいということが分かりました。『いい物を持っているのにもったいない』というのが正直な感想です。
夜は日曜日ということもありお勧めのレストランが休みだったので、近場のレストランに飛び込みで入りました。入った店はガラガラだったので「不味いのかなぁ。」と心配していたのですが、ナポリ時間では夜の部がスタートしたばかりの午後7時頃だったためでした。食べたピザと魚料理はとても美味しかったです。
この日が観光の最終日。午前中は日本語堪能なイタリア人女性がガイドに付き、ナポリ半日観光をしました。
最初に向かったのはヴォメロの丘。ここから見えるナポリの風景は絶景で、スパッカナポリの真っ二つに割られた道まではっきり見えました。サンテルモ城、国立サン・マルティーノ美術館を観光した後、スパッカナポリに行きました。スパッカナポリは、ナポリらしい店が並び楽しい場所でした。店の中までゆっくり入ることが出来なかったので、午後にもう一度スパッカナポリに行くことにしました。昼食はガイドさんに教えてもらった国立考古学博物館近くのレストランに入りました。旅の終盤になってやっと、パスタやメインを1人分注文し2人で分けるようになりました。
昼食後、国立考古学博物館に入りました。博物館で知り合った職員のおじさんが、すごく丁寧に(しつこいぐらい)作品を紹介してくれました。博物館を堪能した後、友達と再びスパッカナポリへ。午前中に入れなかった店にゆっくり入りました。安くて可愛いお土産をたくさん購入することが出来ました。
夜は、アマルフィの夜にレストランで知り合ったカップルから教えてもらったピザ屋に行きました。
『Da Michele』という安くておいしいピザ屋で、ナポリのガイドさんからも勧められました。午後7時半に入ったら、既に満席。隣の席のイタリア人も『ナンバーワン!』と大きなピザをペロリと食べていました。友達と一番小さいサイズのピザを2枚注文しましたが、確かに生地がモチモチで美味しかったです。
午後11時15分のナポリ発のアリタリア航空でローマへ。ローマで乗り継ぎ、午後3時05分発のアリタリア航空に搭乗し27日午前11時25分に成田着。帰国便はさらに空いていて、ゆっくり座ることが出来ました。
今回の旅は、移動はすべて専用車だったので、トラブルなく効率的に旅をすることが出来ました。時間が足りない私達にはぴったりの旅だったと思います。
鶴岡さんには何度もプランを変更してもらいご迷惑をおかけしました。希望通りの旅を無事に終えることが出来て、とても満足しています。また、パーパスで旅行が出来ればと思っています。ありがとうございました。
イタリアの冬は寒く、天気だけが心配でしたが、晴れた日が多いご旅行となり本当に良かったです。町の写真を拝見しながら「いつ見てもイタリアの町並みはいいな・・・」、リゾットの写真で「イタリアに戻りたい!」と私も思うのでした。
そして、ナポリの良さを感じていただけて本当に嬉しかったです。食事以外ではネガティブなイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、ナポリは「持っている」んです!
他の旅行者や現地の人との交流は間違いなく旅の楽しみの一つですよね。これからも色々な町で新たな出会いをお楽しみ下さい。ありがとうございました。