ギリシャ・ミコノス島・サントリーニ島・アテネ 8日間

期間:2010年5月4日〜2010年5月11日
I 様 ご夫妻

GON-000394

5/4から8日間、ギリシャの

ミコノス・サントリーニ・アテネの旅に行ってきました。ちょうどギリシャの経済危機の時期と重なり、大丈夫かなと不安に思っていました。フランス経由でアテネ入りする予定でしたが、ギリシャでストライキが発生し、なんと出発日にアテネ便がキャンセルに!どうしよ~とは思いましたが、最悪フランスのみ周遊を想定し、とりあえず、フランスへ出発。

飛行機はストライキが終わる日に到着する便に変更となり、アテネからミコノスへ行く便も、その飛行機に合わせて変更となりましたが、なんとか最初の目的地ミコノス島へ行けることになりそうでした。(このトラブルの際は本当にパーパスジャパン・小堀さんにお世話になりました。ギリシャの国内便の変更をしていただいたので、本当に助かりました。ありがとうございました。)

しかし、アテネ便の出発まで半日以上の時間があったため、急遽、パリ観光を実施。オペラ座を見たり、セーヌ川クルーズに行ったり、急な予定変更にしては、楽しめました。ただし、25℃のギリシャを想定した格好でいた私達に、パリの気温はとても辛かったです。パリで最初にしたことは、防寒のための洋服を買うことでした。

そうこうしているうちに飛行機の時間も近づいてきたので、空港へ戻りました。無事にアテネ行きの便が飛ぶそうなので、ほっとしつつ、一方で、国内線の振り替えが本当に出来ているか不安なままアテネへ飛び立ちました。

アテネに到着後、ミコノス島へ行く便の

手配を済ませ、無事振り替えが済んでいたので空港を散策。24時間開いている空港なので、パリより安く買い物もできて助かりました。そして、時間になり、ようやくミコノス島へ!

ミコノス島へ到着し、景色を見た途端、あまりの綺麗さに感動し、テンションがかなり上りました。ホテルもとってもきれいでとても満足でした。


急な予定変更で2日間機中泊だったため、睡眠不足と疲労で体はぼろぼろでしたが、少し仮眠をとり、ミコノスタウンへ出かけました。

ミコノスタウンはせまい道が続く、ほんとに迷路のような街でした。その設計当時は、町の防衛のため、方向感覚を狂わせる目的があったようです。

なんとか風車を目指し、街路と地図を頼りに歩いていくと、無事に風車のところに到着。開けた土地に風車、青い空と海、なだらかな海岸線と波の音、純白の建物。きれいな景色に再び感動!!!まっ白なパラボルディアニ教会を始め、教会がとてもいい雰囲気でした。


街を散策した後は、リトル・ヴェニスのカフェで休憩。ギリシャ名物、フラッペを飲みました。
夕方、港付近は一面オレンジの乱反射とセピア色と長い影の世界。夕日を堪能し、レストランで夕飯。ギリシャでの初めての食事は、グリークサラダやスブラキ。とってもおいしかったです。

食事後は、夜のミコノスタウンを再び探索。夜は夜で店の明かりと賑わいでまた違った雰囲気があり、とてもいい気持ちになりました。唯一の心残りは、ペリカン君に会えなかったことです、残念。

翌日は、フェリーにてサントリーニ島へ移動。

海の風景を見ながら約3時間の移動後、サントリーニ島へ到着。平坦なミコノス島とは違い、断崖に建物が建っていて、また、違った雰囲気にびっくり。
ここでの宿泊は憧れのサン・ロックスホテルということもあり、とっても楽しみでした♪

いよいよサンロックスに到着です。断崖の階段を下りていくと、屋外の受付カウンター&椅子へ。絶景に早くもうっとりしつつ、ここでウェルカムシャンパンを頂きました。


通されたお部屋は白い洞窟のようで、なんともいえない静かで涼しい空気感と素敵な雰囲気に再び感動!
ウェルカムフルーツを食べつつ、部屋で少々の~んびり。

夕方(といっても、日が沈むのは19:30~20:00ぐらい)になり、部屋の外にあるバルコニー風のベンチに座って、静寂の中ゆっくりと日が沈むのを堪能しました。


そして夜はホテルの近くのレストランで、サントリーニサラダやムサカなどを堪能。サントリーニサラダのすっぱい葉や実にびっくりしました。

次の日はサントリーニの中心街のフィラへ行き、地図を片手に街を散策。洗練されたリゾート地の例にもれず、お洒落なショップも多く、実際には乗らなかったけど、オールドポートからのロバも見ました。そして、午後にはフィラより北にあるイアの街へ移動。ここはフィラよりも静かな街でした。

カレンダー写真でお馴染みの青い屋根と白い壁のギリシャ正教会をみて、断崖下に光る海をバックに写真をとりまくりました。展望台からは、フィラの街や新たにできた火山島を見たりしました。


本当はここからの夕日が見たかったけど、部屋からの綺麗なサンセットも捨てがたく、ホテルで夕暮れを堪能。(でも、この日は曇であまり見えませんでした。)

この日の夕食は、ホテルの近所のタベルナへ♪とっても明るくて気さくな店員さんたちで、とても気分よくギリシャ伝統料理を食べることができました。この日のメニューはスブラキの魚&肉の2バージョンでした。

サントリーニ&ミコノス島でゆるりとした時間を

過ごした後は、アテネで遺跡観光です。これまでののんびりとした雰囲気とは違い、街は喧騒に包まれ、暴動の跡も。さすがギリシャの首都だなと思いました。

到着して早々、きつい日差しの中、オリュンポス遺跡群へ。パルテノン神殿は紫外線でぼろぼろでしたが、その高い美意識にやっぱり圧倒されました。そして、その隣の古代アゴラも見学。暑さに負けそうになりながらも、なんとか見学できました。


その後は、アテネの繁華街をブラブラ歩きまわりました。やっぱり島とは違い、圧倒的に人が多くて、すこし現実に戻された感じがしました(笑)。

ストライキの後ということもあり、窓ガラスにヒビの入ったビルや焼けた車などがあり、改めてストライキの激しさを感じました。しかし、私たちが行った時には特に観光も問題なく、飲食店も通常通り営業していました。

夜は最後のギリシャ料理を食べにタベルナへ。ここのタコのグリルは、カリッ、もちっとした食感でとってもおいしかったです。たっぷりのオリーブオイルも、ヤギのチーズのフェタチーズも、すっかりおきに入りになりました。

出発時は不安もありましたが、予定外のパリ観光も楽しめたし、ギリシャに入国してからはまったく問題なかったので、とてもいい新婚旅行の思い出になりました。

ツアープランナーからのコメント

ご出発日にギリシャでのストライキが発生してしまい、予定していたフライトがキャンセルとなってしまいましたが、すぐにI様には成田空港に行っていただけたので、何とか別のフライトの席を確保することができました。その後も予定外のパリ観光をしたりと柔軟に楽しんでいただき、お客様の行動力はとても素晴らしいものでした。

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