今回の目的は

第一にミリタリータトゥーの60周年イベントに参加することでした。以前に、ヴィデオやDVDなどで鑑賞したことはありましたが、やはり生で見なくてはその素晴らしさは伝わってこないと、一念発起して申し込みました。還暦を過ぎ、好きな吹奏楽、軍楽隊の生の演奏に触れる機会を多くしたいと思っていた矢先のアイデアでした。

ツアーは4泊6日のロンドン2泊、エジンバラ2泊、機中2泊の予定で、最初はロンドン散策、もちろん近衛兵交代は外せない。今回は地下鉄を最大限利用して移動するつもりである。

途中、水上バスも体験。好きなビールが飲めるパブも事前にチェック。限られた時間で有効に移動し、夜はパブでエールを楽しむ算段であった。

ロンドンのホテルは大英博物館のすぐ側のホテル･ラッセル。何しろ地下鉄のラッセル･スクェア駅から2分の交通便利なのが良かった。

今回、空港のターミナル5で3daytravelcardを購入する予定であったが、去年に廃止になっていた。1daytravelcardを1日ずつ2枚購入。地下鉄を主に利用するのであればかなりお得である。

ホテルに着いて早速 Knightsbridge のハロッズに買い物。
アーケードは観光客で溢れていたが、かわいいお土産が手に入った。もちろん税金還付の手続きもスムーズに済み、Leiceter駅に戻り、Salisbury（ソールズベリー）というパブを目指した。

店内は人で溢れ、外でも沢山の人がグラス片手に賑やかに談笑していた。やっと本場のエールを満喫。フィッシュアンドチップスも食べてホテルに帰った。

初日で睡眠時間がとれていないのでまずはお休み。

2日目は地下鉄で

Victoria駅でガトウィック空港行きの急行チケットを予約して、バッキンガム宮殿に向かい、閲兵交代を見学。するつもりであったが、この日は結局パレードがなく、多くの観光客ががっかりしていた。もちろん私もがっかり。

明日の日曜日はあるそうだが、エジンバラへ移動するので無理。11時30分からパレードがあるようなことを手前の建物の門番から聞いたのだが。本当に残念。

15日はロンドンのヴィクトリア駅からガトウィック・エクスプレスでガトウィック空港へ。1時間25分のフライトでエジンバラ空港へ到着。エアリンクバスで市内のウェバリー駅に到着。
早速ホテルにチェックインし、坂が多いので身軽な格好で散策開始。やはりミリタリー・タトゥが行われるエジンバラ城に向かう。

エジンバラ城の入り口にはスタンドが設けられていて、明日の準備をしていた。エジンバラ城内を一回り。歴史を感じる味わい深いお城で、そこからの眺望も本当に素晴らしい。この日は天気が良く、日中は暑く明日までこの天気が続けばと祈るばかり。

16日は朝から、ゆっくり市内観光。

もちろんタトゥショップも見逃すことは出来ない。旧市街へ向かい、駅まで一回り。コナン・ドイルゆかりのパブでエールを一杯。8月のエジンバラには長袖を持参したのは正解である。

ホテルの周りはショッピングには最適なロケーションで、グラスマーケットはお城にも近く、今回の目的にはぴったり。ミリタリー･タトゥーの開始は夜の9時からなので、のんびり市街で買い物や散策を楽しみ、夕食を済ませて7時45分頃出発。お城に向かう通りは人で溢れていた。この日の天気予報では夜から雨模様。何とか降らないように祈るばかり。

いよいよ開始。観客を楽しませる演出でかなり盛り上がる。席はお城に向かって正面なのでパレードとお城の照明が両方楽しめる。花火も打ち上げられ、ショーも最高潮。全部で90分位のショーで、1時間位過ぎたところでポツポツとやはり降ってきた。雨はそれほど激しくなく、フード付のウィンドブレーカーが役立った。傘は厳禁。ショーが素晴らしいので雨など気にしていられない。そしていよいよクライマックス。ショーへ参加したすべての音楽隊、バグパイプ隊、ダンサーが勢ぞろい。圧巻である。

帰国してから、撮影したDVDや購入したCD、DVDをゆっくり見ながら、スコッチウィスキーで一杯やるのがまた楽しみである。