我々も海外は色々と行っていますが
思い返しても、今回ほど帰国後も情緒的な部分で後々まで尾を引いたことはないように思います。それ位、美術館、美食、美景観・・・全てに満足でした。でも一番は、日本の酷暑を離れて浴びた、どこまでも真っ青な、でも色が違う空と海のもと、涼しい空気と熱く明るい日差し、でしょうか。
実は旅行前風邪をひいていたのですが、カーニュで治りました。
最初の4泊はドメーニュコカーニュにして良かったです。毎朝、涼しい空気の中でベランダから眺めたグリマルディ城とその向こうの地中海の景色は忘れられません。
癒され度で言えば、ルノアール美術館からみたCREAの表紙になっている景色の実物とともに、あれが一番だったかもしれません。
もちろん毎晩のディナーも最高でしたし、ニースへの移動が月曜日でタクシーがつかまらないと見るや、多分オーナーの奥さんが車を出してくれて、ニースまで送ってくれました。
上記に限らず、人々も皆親切でした。例のカーニュ・シュル・メールのタクシーの件、1日目のマントンからの帰り、日も落ちていたのですが、駅前にタクシーはおらず、かといって駅前の呼び出し用電話は鍵がかかっていて開けられず、はまりかけたのですが、街中の軽食屋で頼んだら、快く呼んでくれました。
カーニュ最終日は日も高かったのでホテルまで歩いてみたのですが、歩けない距離ではないとはいえ、途中からのホテルへの坂道は照明なしなので、夜はさすがに危険でしょう、助かりました。