イタリア・グルメの旅。始まりはフィレンツェからです。
まずは、ドゥオーモ・ジョットの鐘楼・サンジョバンニ洗礼堂をバックに一枚。
2月のイタリアは結構暖かく、日本と同じぐらいの気候でした。
イタリアはブランドの国だったんですよね。ここからアウトレットのツアーバスも出ていました。でも、今回は、ケチケチB級グルメの旅ということで、ザ・モールは諦めました。
新市場のロッジアにあるイノシシの像の鼻を触りました。
またフィレンツェに来られますように!(鼻に触ると帰ってこられるらしい)
ベッキオ橋をバックにツアーのガイドさんが撮ってくれました。このガイドさんはいい写真を撮ってくれました。
午後から、ピサの斜塔のオプショナルツアーに参加しました。
斜塔に昇れると思っていたのに、ツアーでは昇れないことを、行きのバスの中で知りがっかりしました。ツアーにちゃんと昇れませんと書いておいてほしいですね。
見れないとわかっていたら、ジョットの鐘楼かドゥオーモに昇っていたのに、午後ピサの斜塔に昇るつもりだったので、フィレンツェではどちらにも昇りませんでした。とても残念です。
ピサの斜塔は想像していたより美しい塔でした。
三日目、グルメの旅?ということで
美食の街ポローニア、モデナを訪れました。
クラッテルロは北イタリアの一部でしか作れない、高級生ハムだそうです。
京都に7年住んでいらっしゃった、もちろん日本語ぺらぺらの、イタリア人のガイドさん、ジャンカルロ氏を、パーパスジャパンの西澤さんに紹介していただきました。
イタリアの歴史やヨーロッパ事情、そしてイタリア料理に精通された方で、この旅をより楽しいものにしていただきました。宗教についてもかなり面白いお話をしていただいたので、ヴァチカンなどガイドしていただいたらよかったかな?と思います。
ポローニア地方のお料理を、注文していただきました。NHKの「ふれあい街歩き」を見て以来食べてみたかったトルテッリーニ、おいしかったです。想像していたより硬かったかな?
バルサミコ酢とオリーブオイルで食べるサラダは、おいしくないと聞いていましたが、年数を掛けてつくった自家製のバルサミコ酢は、結構おいしい。
ポローニア地方は豚の食文化だそうです。
クラッテルロという最高級の生ハムは昼食に食べさせて頂きました。
これは名前は忘れましたが、豚の神経や目などを加熱してプレスしたものです。ジャンさんが少し味見に出してあげてと、頼んでくださったので食べることができました。レストランの方も気前よくたくさん試食させてくださいました。自分たちだけなら注文もできないので、その美味しさを知ることはなかったでしょう。
4日目、フィレンツェにもどってきました。
市庁舎前のシニョーリア広場は、ミケランジェロのダビデ像のレプリカなど彫刻がたくさんあります。
ガイドさんに教えてもらった、ドゥオーモに近いお店のジェラードはおいしかった。
お勧めのウッフィツィ美術館は並ぶことなく入場できました。ボッティチェッリの「春」「ヴィーナス誕生」などを鑑賞、本当に美しい絵ですね。
5日目、フィレンツェからローマに移動しました。
ローマパスを買い、メトロでバチカンまで行くつもりだったのですが、スト中だったので、地図を頼りにトレビの泉まで歩きました。
ローマの休日で有名なスペイン広場、映画では噴水があったと思うのですが、今はなくなってしまったのでしょうか?
ストも終わっていたのでスペイン広場からメトロでテルミニ駅まで帰る途中、なんとスリに遭遇しました。(ジャンさんに注意されたけど、まさかねぇ。)
今思うとスリに囲まれていたんですね。(金持ちにみえるかねぇ?)
電車が揺れた瞬間、若い女の人が抱きついて注意をひき、そのすきに、一人がかばんを開け、違う誰かが抜き取ったんだと思います。電車を降りたら、かばんがパカッと開いていて、あれ?と思ったら下に黒い手帳が落ちていました。財布は入れてなかったので、財布に似た形の手帳を盗ったんですね。でも手帳なのですぐに捨てたのでしょう。
恐るべし・・・ローマのメトロです。瞬間にかばんの中のいろんなものの中から、手探りで抜き取るとは、指に目が付いてるみたいです。(マジシャンになったほうがもうかると思うけどなぁ。バカたれが。)
夜は西澤さんに教えていただいた、アガタで食べました。入口には鍵が掛かっていてお客さんがブザーを押して、入れてもらうようです?
トラディショナルコースにブガティーニ・アマトリヤーナが含まれているということなので、お願いしました。
ホテルからミケランジェロの
モーゼ像があるサン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会に寄り、コロッセオまで歩きました。コロッセオから、フォオ・ロマーノが見えます。
フォオ・ロマーノへの入り口は分かりにくいし、キャッチセールスのような、外人が外にうろうろしていて、危うく両替詐欺まがいで、被害を受けるところでした。(大声でわめいて近くにいた警察を呼んだった。)
遺跡は素晴らしいけど、ローマでは気をつけないといけない観光地ですね。
地図で見ると真実の口はコロッセオに近いので歩いて行くことにしました。真実の口で恒例のポーズで写真を撮り、歩きでヴァティカンへ・・・ちょっと遠いのでバスに乗りました。簡単な路線図しかないので、おっかなびっくり3駅だけバスに乗り、ちょっと足を休めることができました。
ヴァティカン市国のサン・ピエトロ寺院にミケランジェロの最後の晩餐があると思っていたのが間違いで、後でヴァティカン博物館のシスティーナ礼拝堂にあったと気がつきました。4時にはチケット販売終了で、おしくも見られませんでした。サン・ピエトロ寺院は大きさも豪華さも圧倒的です。
サンタンジェロ城から川沿いに歩き、橋を渡ってブランド通りに抜けました。
ブランド通りの横道にあるレストラン34で最後のディナーです。地図が間違っていて探すのに苦労しましたが、ここには面白いウエイターさんがいました。
イタリアは見どころ満載で
全然周りきれなかったので、また、ぜひフィレンツェ、ヴァティカンに訪れたいと思いました。
ところで、最後に日本の空港に私たちの荷物が着いていなかった!
(まさかバカたれにスられたのか?・・・1日遅れで帰ってきました)
こんなこと本当にあるんですね・・・っていう感じの旅でした。(また行くつもりやけど)