イギリス・ロンドンを訪ねる 6泊8日間

期間:2011年8月8日~2011年8月15日
Y.O様

GON-000481

欧州には何度か行っていますが

イギリスは初めての私と、欧州は初めての同僚との、2人での旅行でした。
旅の目的は、おおざっぱに言うと、

・バッキンガム宮殿、キューガーデン、たくさんの博物館
・ロンドンのミステリー小説スポット(旧スコットランドヤード、ベーカーストリート)
・お買い物(小物と紅茶)

の三つでした。

【 1日目 】

成田 → ヒースロー

その後、パディントン駅までヒースローエクスプレスで移動して、駅からは徒歩でホテルへ。ホテル到着後、夕食は軽めに、スーパーでパンやヨーグルトを買って済ませました。

ヒースロー空港が以前よりもきれいで広くなっていて、驚きました。
BA専用の第5ターミナルのなかでも到着ゲートが離れたところにあり、シャトルトレイン(5分くらい)で入国審査場に移動しました。入国審査は時間がかかりました。1時間弱並んだと思います。

空港から市内への交通機関には、どこへ行ってもいつも迷います。今回は、ヒースローエクスプレスを使いました。料金が高いのですが、第5ターミナルから乗り換えなしということと、オンラインでの割引料金から夏休み価格でさらに25%offになっていたことを決め手にして、往復でオンライン予約をしました。
確認メールが届かなくて問い合わせをしましたが(Reference no.がわかればいい、という返事がきたので、この番号が発行された時に届いたメールをプリントアウトして持って行きました。検札は、往復ともこの紙にスタンプを押しておしまいでした。)、便利で使いやすかったです。本数も多く、空いていましたし、パディントン駅のホームもおそらく固定なので、旅行者にはわかりやすいと思います。

【 2日目 】

ナショナルポートレートギャラリー
バッキンガム宮殿
ビッグベン周辺


ナショナルポートレートギャラリーは、ナショナル・ギャラリーの裏に建っている、肖像画ばかりの美術館です。昔の王族から、最近のひと(新しくなると、写真になります)まで、ずっと見ているだけで時間が足りなくなってしまいます。

この日のメインイベントは、夏の間だけ公開しているバッキンガム宮殿の見学でした。チケットは、日本から事前に予約をしました。(チケットそのものは郵送で届きました)15分刻みの指定時間ぎりぎりになってしまったのですが、なんとか間に合いました。今年は、キャサリン妃のウェディングドレスの展示もありました。

ビッグベン周辺は、絶好の写真スポットでした。ビッグベンの他にも、ウエストミンスター寺院、ロンドンアイ、旧スコットランド・ヤード(現在は、議員宿舎)、ゆったりと流れるテムズ川など、たくさん写真をとりました。

ウエストミンスター橋からの眺め
ウエストミンスター橋からの眺め

ビッグベンの右手に四つ並んだ建物のうち、真ん中のふたつが旧スコットランド・ヤードです。
ビッグベンの右手に四つ並んだ建物のうち、真ん中のふたつが旧スコットランド・ヤードです。

【 3日目 】

ロンドン塔
[ルート・マスター(旧式のダブル・デッカー)で移動]
リバティ(デパート)

ほんとうはこの日にバッキンガム宮殿の衛兵交代を見たかったのですが、なぜか中止になっていました。(暴動のせい?)

タワー・ブリッジやロンドン市庁舎のそばの公園を散策してから、ロンドン塔にはいりました。昔の牢獄ということでしたが、まるでひとつの街のようでした。とても広くて、全部はまわりきれませんでした。隅から隅まで見ようとしたら、1日かかると思います。ただし、戴冠式の時に使う宝石類は必見です。

行きは地下鉄を使いましたが、帰りはロンドン塔からトラファルガー広場まで、ルート・マスターに乗って戻ってきました。リバティは、布や小物はもちろんのこと、建物自体もとてもかわいかったです。

タワー・ブリッジ
タワー・ブリッジ

ロンドン塔
ロンドン塔

ロンドン塔
ロンドン塔

【 4日目】

ナショナル・ギャラリー
コヴェント・ガーデン
ブラウンズホテル(アフタヌーンティー)


いちばん忙しかった日です。ナショナル・ギャラリーも、広すぎてすべてはまわりきれず・・・
今回行った博物館や美術館は、すべて全部は見られていません。また行きたいです。

コヴェント・ガーデンでは、ストリート・パフォーマンスの歓声がとてもにぎやかでした。小物やコスメなど、女の子が楽しめるお店が多かったです。周辺の通りにもたくさんお店があったので、ここもゆっくり歩きたかったです。

ブラウンズ・ホテルでのアフタヌーン・ティーは、今回の旅ですごく楽しみにしていたことのひとつです。夕食代わりと思って、17時半に日本からオンラインで予約をいれました。
窓際の席に案内されて、のんびりと過ごしました。サンドウィッチだけでもけっこうボリュームがありました。食が細いひとは、プレートの順番にこだわらずに食べないと、お菓子が楽しめない・・・なんてことにもなってしまいそうです。

【 5日目】

キュー・ガーデンズ
ヴィクトリア&アルバートミュージアム
キングス・クロス駅
ベーカー・ストリート駅


Transport for London のHPで調べると、ホテルからキュー・ガーデンへは、地下鉄ではなく(おそらく、District Line の分岐が複雑で、時間がかかるため)、バスで Turnham Green 駅まで行って、そこから電車という、とても旅行者泣かせのルートが出てきました。電車で行こうかな・・・と悩みつつ、どきどきしながらやってみました。車窓をながめつつ、なんとか成功。

キュー・ガーデンズは、とても広い庭園で、ここもまた、見たいところだけ見る方式。8月半ばは盛りではなかったとは思いますが、薔薇をはじめ、たくさんの花を見ることができました。熱帯の環境を再現したものなど、温室もたくさんありました。

ヴィクトリア&アルバートミュージアムは、広くてなんでもありの博物館でした。見るところをしぼってまわりました。ミュージアムショップが広くて、充実していました。

キングス・クロス駅へは、9と3/4番線を見に行きました。たくさん「9と3/4番線こちら」のポスターが貼ってあるのですが、それでも迷ってしまうくらい、広いうえに駅は大工事中。しばらく迷ったあとに、なんとか見つけました。

そして、ベーカー・ストリート駅のお目当ては、シャーロック・ホームズの壁画です。おなじみのシルエットが描かれたタイルを探して、たくさんの路線が乗り入れている駅のなかをうろうろ。ベーカールーラインのホームにありました。

小さなホームズのシルエット
小さなホームズのシルエット

小さなホームズのシルエットで描かれた大きなホームズ
小さなホームズのシルエットで描かれた大きなホームズ

小さなホームズのシルエットで描かれた大きなホームズ
小さなホームズのシルエットで描かれた大きなホームズ

【 6日間】

ポートベロー・マーケット
大英博物館


ポートベロー・マーケットには、10時前を目途にして出発したのですが、ロンドン最大のアンティーク・マーケットというだけのことはあって、とにかく混んでいました。人ごみにもまれて、ストールをゆっくり見るのも一苦労。銀製品を少し買いましたが、全部見るのはとても無理でした。

お昼前には切り上げて大英博物館へ行きました。ここも広くて、ロゼッタ・ストーンやミイラなど、有名どころを駆け足で見ました。グレート・コートの中央にあるリーディング・ルームが見たかったのですが、特別展開催中は入れないとのこと。すこし残念でした。

【 7日間 】

ケンジントン・ガーデンズ
ヒースロー → 成田


少し早起きして、朝食の前にケンジントン・ガーデンズを散歩しました。目の前にあるのに、ずっと他の場所で遊んでいて、文字通り足元がおろそかになっていたのです(苦笑)。世界でも有数の都市のなかの公園だというのに、朝の公園はとても静かで、鳥やリスが走り回っていました。

それから、のんびり支度をしてヒースロー空港へ赴き、成田への飛行機に乗りました。

繁雑になるので書きませんでしたが、観光スポットの合間に、たくさんの紅茶屋さんやデパートに立ち寄って、たくさん紅茶を買いました。

暴動のまっただ中に

飛び込むようなかたちでの旅行でしたが、ニュースを朝晩確認して、自分たちの行動範囲が安全なことを確認しながら行動しました。増員されていた警察官やパトカーを至る所で目にしていたので、逆に安心感がありました。

地下鉄の表示や、道にある案内図が、思っていた以上にわかりやすくて、歩きやすい町でしたが、オリンピックを来年に控え、至る所で工事が急ピッチで進んでいて、慌ただしい感じも受けました。来年の夏が過ぎたら、もう少し落ちつくのかなと思います。そうしたら、もう一度行きたいなあと思える、素敵な旅行になりました。ありがとうございました。

ツアープランナーからのコメント

丁寧なご旅行記をご送付頂きまして、誠に有難う御座います。ご出発前は、ロンドンでの暴動騒動で心配では御座いましたが、6日間のご滞在をお楽しみ頂け、無事にご帰国頂き、安心致しました。またいつかご旅行に行かれる機会が御座いましたら、宜しくお願い致します。この度は、パーパスジャパンをご利用頂きまして、有難う御座いました。

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