デンマーク・ドイツ周遊
親子でLEGOLANDと発掘の列車の旅

期間:2011年7月30日~2011年8月11日
久保 様

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今回の旅行は、8才になる息子との2人きり。

13日間、デンマークそしてドイツを旅してきました。

デンマークでは、レゴランドホテルに泊まり、レゴランドを満喫。そして、ドイツでは息子の幼稚園の時からのお友人に会いに行くこと。この2つが各国での目的でした。

その目的となる2つを13日間の前半と後半に持っていく。そして、残りの半分のすごし方を息子と話し合って、決める事にしました。話し合うと言っても、8才の息子を1人で連れて行くにはある程度、息子の意見を聞かないと・・・。大好きな水族館や鉱石掘り、クルーズ当りを日程に組み込んで・・・じっくりとショッピングを楽しむなんてことは、やはり無理そう。そういった中で、子どもと一緒に楽しんで来ました。

【デンマーク】
・ビルンド ― レゴランドとレゴランドホテル
・コペンハーゲン郊外 ― デンマーク水族館と海岸
              ― ディアハウス・バッケンの馬車
・コペンハーゲン ― チボリホテル

【ドイツ】
・イーダーオーバーシュタイン ― 鉱石掘り等
・シュパイヤー ― テクニック・ミュージアム等
・ケルン ― チョコレート博物館

以上について、一般的なガイドブックにはあまりのっていない所を中心に選びましたので、興味のある方に少しでも参考になればと思います。

【LEGO LAND】

園内のいたるところにレゴブロックで作られた大小様々なものがあります。

8つのエリアに分かれていて、MINI LAND は実在する町や建物がレゴブロックを使って忠実に再現されているエリアです。とにかく、ここまでつくることが出来るのかと思うほどスゴイです。歩きながらじっくり見るのもいいですが、レゴトレインに乗って、別の角度からのんびりと見てみるのもおすすめです。

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PIRATE LAND にある水を使ったアトラクション、Pirate Splash Battle は、ビショぬれになるのを覚悟して乗るか、服がぬれないようにカッパを着て乗るか。

海(?池)の外に何ヶ所か水鉄砲があり、近くを歩いている人や他の船からも攻撃を受けたりして、大人から子供まで大はしゃぎの水鉄砲ごっこ?(ごっこというには、水の勢いがスゴすぎです!!)。大人の方がムキになって楽しんでいました。

IMAGITATION ZONE に新しく出来た Atlantis by SEA LIFE。アトランティス号に乗って(始めの説明だけ)、海中散歩を楽しむというもので、そんなに広くはありません。
水族館になっていて、アクリルガラスのむこうに本物の魚といっしょにレゴブロックで作られた、ボンベをつけた人形やアトランティス号があったりします。
最後のブースにヒトデやカニ等のいるタッチングプールのコーナーがあり、息子は小さくても満足していました。

他のエリアには、小さな子ども対象の DUPLO LAND や西部をイメージした LEGOREDO TOWNADVENTURE LANDKNIGHTS KINGDOMLEGO CITY があります。

LEGO SHOP はかなり広く、日本では見かけないカラフルなパーツの計り売りがあったり、Kids Wear Shop でも種類やサイズ共にかなり充実しています。

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【LEGO LAND HOTEL】

いたる所にLEGOブロックで作られた人形や絵。
通路の何ヶ所かにはLEGOブロックの入れられたBOXがおいてありました。もちろんいつでも遊べます。

フロントの壁一面に何百?何千という数のミニフィグが。どこを見ても目にとびこむのはレゴブロックです。

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私たちの泊まった部屋は、スタンダードのツインルーム。
部屋に入ると、白いベッドカバーと枕カバー、そして、紺色のジュータンには黄色・緑色・赤色のレゴブロックがプリントされているのが目に入ります。かわいいけど、落ちついた感じでした。

部屋の中にもLEGOブロックがケースに入って置いてありました。

アメニティーグッズが LEGO LAND HOTEL オリジナルのものでドラゴンの絵がプリントされていて、とってもかわいいです。

部屋によっては、窓の外がLEGO LANDという所や、プリンセス、パイレーツ等、LEGOのキャラクターの部屋もあるようです。

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ホテルの朝食・夕食ともバイキング形式。夜のバイキングには、レゴブロックの形のポテトフライが出ます。おいしいブロックでした。

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LEGOブロックにあきても大丈夫。ホテルの中にはビリヤードやチェス、かわったコースのパターゴルフ、Wii等で遊べるスペースがありました。(近くに、Lalandia という室内プールを中心とした商業施設やヤギの放牧場もありました。レゴの本社や工場も近くです。散歩も気持ちいいですよ。)

LEGO LAND HOTEL に宿泊すると、9時30分から宿泊者専用の Play house で遊ぶことが出来、そこで開園を待てます。開園間近になるとホテルの宿泊者でいっぱい。お目当てのアトラクションへと走っていくのです。

※シャトルバス ・・・
  ビルン空港から様々なHotelやLalandia、Cafe、レストラン等、10ヶ所位を巡回しています。
  料金は無料。時刻表は空港にありました。

【コペンハーゲン】(郊外)

見どころはガイドブックにのっている、チボリ公園や運河ツアー、ニューハウン、お城や美術館で、お買い物はストロイエというコースが一般的です。(もちろん、チボリ公園や運河ツアーもとても良かったですよ。)

息子が「行きたーい」と言うことで、みつけたのが、DANMARKS AKVARIUM
古くて小ぢんまりとした水族館です。あっという間に、館内を一周出来てしまいます。カレイやカニ・ヒトデ等をさわる事の出来るタッチングプールがあり、息子は地元の子どもと一緒になって楽しんでいました。
(数年後には、海の近くに新しい水族館を建設する計画があるようで、設計図がはってありました。)

がすぐ近くということがわかり、行ってみることに!!
林をぬけると芝生が広がり、そのむこうに海が見えました。桟橋のような所には、カフェがあったりと、お天気も良くてとってもステキな風景が広がっていました。

芝生には日光浴を楽しむ家族連れやカップル。老夫婦で寝ころんで読書をしている人々も見かけたりと、デンマークの人々のライフスタイルの一部を見られたような気がします。

もちろんライフセーバーのいる海水浴場なので、外気温は20度位でしたが、海に入って遊んでいる人たちもいました。息子は、海に入りたそうでしたが着がえも持っていなかったので、せまい海藻だらけの砂浜で遊んでいました。

カフェが2ヶ所あって、対岸のスウェーデンやスウェーデンに行くオーレスン大橋、風力発電等を見ながらのランチもいいですよ。
キャンピングエリアもあり、数多くのキャンピングカーが止められ、それぞれに休日を楽しんでいるようでした。かつて使われていたと思われるさびた大砲がスウェーデンの方向に向けられたまま残っています。現在、住みやすい国として北欧の国々が出ますが、私たちが見た美しい自然や人々が安らげる日々が続くように願っています。

次に向ったのは、ディアハウス・バッケン
DENMARKS AKVARIUM と海岸近くにあるバス停から乗って20分位で Klampenborg 駅につきました。駅前から少し歩くと馬車乗り場があり、バッケンの入口まで行けます。私と息子は、林の中をのんびり鹿を見つけたりしながら歩くことにして、馬車は帰りに乗りました。
馬車の乗りごこちは、ゆれ方とひづめの音がとても心地良くお姫様気分?を味わえました。

※ DENMARKS AKVARIUM と海岸へは・・・
  コペンハーゲン中央駅から[S]C線に乗って10分位。Charlottenlund 駅で降り、林の中を5分位歩き、
  Charlottenlund のお城をすぎると建物が見えます。(バス停からの方が近いです。)

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【チボリホテル】(TIVOLI HOTEL)

コペンハーゲンで滞在した、このホテルは中央駅からは少し遠いです。(歩いて15分位かかります。)
通りをはさんだ前のビルの間から運河が見えたり、ホテル内に子どもの遊び場があったり、チェックインの時にオリジナルのぬり絵と色えんぴつやプラスチック製のかわいい水とうをくれたりもして、ビジネスマンだけでなく家族連れにもやさしいホテルでした。

子どもが遊べる所は、ロビーに空気でふくらませたトランポリン型遊具、地下には、プール(ビート板やウレタン棒もありました)。そして、ガラス張りでプールが見えるプレイルーム(いくつかのゲームやちょっとしたクライミングウォールもありました)。息子は、これらを何度も利用していました。子どもは、あきずにすごせると思います。朝食のバイキングにも、子ども専用のコーナーがあり、取りやすい高さに、ジュースやシリアル等ならべてありました。

中央駅からは少し距離がありましたが、ホテルから無料のチボリ公園入口までのシャトルバスや、
  [11A]というニューハウンやストロイエ等を巡回しているバスのバス停が目の前ですので、
  上手に利用すれば不便を感じません。(チボリ公園の1日券も、ホテルからもらえます。)

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主な移動MAP ~デンマーク編~

★デンマーク・コペンハーゲンカード
  電車(エストー・地下鉄)・バスはゾーン制をとっているのでキップの買い方がとてもわかりにくいです。
  このカードを持っていれば、見せるだけでいいのでとてもラクです。チボリ公園・運河ツアー等無料で
  利用できるものがかなりあります。

【ドイツ・イーダーオーバーシュタイン】・・・宝石の町で原石掘り

フランクフルト空港駅から[RE]直通電車で1時間半位の所にあります。

イーダーオーバーシュタインは、宝石の町で、駅前から岩盤教会まで続く歩行者天国の両側には、岩盤教会に近づくにつれ宝石や原石を売るお店が増えてきます。(どのお店も同じようなものが置いてあったりもしますが、値段が多少違っていたり、個性的なものもあったりと、見るだけでも楽しめます。)

マルクト広場にある宝石博物館は、世界中の宝石や原石が集められています。岩盤教会とあわせて行ってみて下さい。

原石掘り(旧宝石鉱山)をする場所は、駅からタクシーで20分位の山の中?でした。
車はここまでしか入れないということで、パーキングでタクシーを降り息子と2人で、一応舗装されている幅1メートル位の森の中を上ったり下ったりしながら15分位歩きました。人の気配も建物も見当たらず不安でしたが・・・やっと建物らしきものが見え、一安心。朝9時のオープンを待つことに。

売店でチケットを買い、予約しておいた自然の試掘場へ。係のおじさんに連れられ、金網に囲まれた場所のカギを開け中に入りました。そこは、テニスコート4面分位の所で黄土色っぽい土のいたる所に穴があいていました。スコップ等を使って土を少しずつけずりながら探します。

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小さなかけらの水晶はすぐに見つかりましたが、大きいものは、なかなか見つかりません。それでも、サンダーエッグやシトリン、アメジスト等大きくはありませんが見つけることが出来、持って帰れました。

息子と2人、2時間近くスコップ片手に原石探しを楽しみました。(つかれたー!!)
(帰りのタクシーは、お願いして呼んでもらいました。)

※ 原石掘り (旧宝石鉱山) URL : http://www.edelsteinminen-idar-oberstein.de/
  予約制です。原石掘りには2コースあり
  (1)自然にあるものをスコップ等使用して探す。
  (2)土の中にある程度、事前にバラまいてうめておき、それを探す。

  私たちは、(1)の自然のものを体験しました。(軍手とサングラスを用意)

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【ドイツ・シュパイヤー】
  ・・・技術博物館(Technik Museum)/シュパイヤー大聖堂(世界遺産)/
    SEALIFE SPEYER(水族館)

シュパイヤーは、マンハイムから[S]で25分位の所にあります。

Technik Museum Speyer
ここでは、U9や旧ソ連のスペースシャトル・アントロノフ等の中に入ることが出来ます。

ルフトハンザのボーイング747の機体からは、世界遺産にもなっている、シュパイヤー大聖堂が見えたりして、とてもながめが良いです。(登っていくのは大変でしたが上からは滑り台があって、一気に降りられます。上がる時におしりの下にひく、シートを忘れずに!!)

同経営のジンスハイムにある交通技術博物館にくらべると展示してある乗り物等の数は少ないようですが、息子は本物の油くさい機体の中に入れたり、さわれたり出来たので大満足でした。

それにしても、大きな重い機体を一部バラして運んだり、高い所に展示(少し傾けたり、つるしたり)するといった作業の様子をモニター等で知ると見方も変わってきました。

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私たちは、Technik Museum 敷地内にあるホテルに泊まりました。
シュパイヤーには、シュパイヤー大聖堂や水族館(SEALIFE SPEYER)、ライン川クルーズ等も楽しめます。(駅から大聖堂や町の中を巡回しているシャトルバスがあります。)

【ドイツ・ケルン】・・・チョコレート博物館

遠くからでもひときわ目立つ特徴のある建物が世界遺産にもなっているケルン大聖堂です。間近に見るとその迫力と重厚さに圧倒されます。機会があったらぜひ行ってみて下さい。

そのケルン大聖堂の近くから、SL型のミニ車両で行けるチョコレート博物館
子ども連れでなくても、チョコレート好きの人にはおすすめです。

ライン川沿いにある船のようなかたちをしたガラス張りのたてもの。中に入ると、甘いかおりが・・・。
入場料を支払うと小さなチョコレートがもらえ、そのチョコレートをつくっている様子も館内で見られます。ウェハースのようなものに溶かしているチョコレートをつけてくれる試食もあります。おいしかったです。

主な移動MAP ~ドイツ編~
◎自動販売機でもチケットは買えますが、窓口の方がクレジットカードも使え、発着時刻や乗り換えについても記載されている表をくれます。とても助かりました。

デンマーク・ドイツ共に
 ◎電車の発着時刻は正確 ◎シートは広くゆったり ◎電車によっては、乗るのに段差が大きく大変

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時間はかかりますが、飛行機はなるべく使わずに

バスや電車で移動しました。そんな中で、地元の人たちとかかわりを持てたり、普段の生活を見ることができたことに満足しています。
息子と2人充実した13日間をすごし、思い出深い旅となりました。

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スケジュールを調整するに当り、子ども連れの私たちに的確なアドバイスをして下さった PURPOSE JAPAN の鈴木さんと伊藤さんに御礼申し上げます。ありがとうございました。

ツアープランナーからのコメント

とても素敵な旅行記とお写真ありがとうございました。レゴランドだけでなく様々なところへ足を運ばれ、宝石の町での発掘体験など、とても充実した親子旅行でしたね。

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