期間：2011年7月23日～2011年7月30日
M.K 様
GON-000490
行きたいと思っていたブルターニュとノルマンディー地方。古い要塞と白い断崖の景勝地がイイ感じ。でも、いろいろ検索してみても、ブルターニュ地方はツアーが少ないし、あっても催行中止。
そして発見したのが、手配系のパーパスジャパン。聞いたことのない旅行会社でしたが、担当者がとても感じのいい方で、最初から最後までとっても親身に対応してくれました。
申し込み後は、パリに到着してからの移動方法や、ホテルまでの行き方、レイルパスの使用方法や利用するバス停など、「自分たちで調べたら」って怒られそうな細かい質問にも、毎回すごく懇切丁寧に返事をくれました。なんたってフランス。ホテル以外は英語も通じないと思われ、オールフリーの行程は不安で仕方なかったので、丁寧で優しいアドヴァイスが心強くて嬉しい限りでした。
今回、1つ目の目的地であるフジェール城。ここへ行くために、規定のナント泊からレント泊に変更したのでした。空はどんより曇って泣き出しそうだけど、それがまた薄黒い古い城と城下町とベストマッチでいい雰囲気。
ここで、早速名物ガレットに挑戦！私はリンゴとカルバドス（リンゴのブランデー）のガレットを注文。テーブルに出された後に小鍋を持ってきて、青い炎の上がったカルバドスを上から流しかける！！思わず歓声をあげました。大人の味でとってもおいしかった！
内部は緑あふれる庭園のようになっていて、随所に子供向けの謎解きの鍵箱が用意されていたり、映像で歴史を紹介するエキジビジョンがあったり、ちょっとテーマパークのよう。城壁の上部はぐるっと歩いて回れるようになっています。遠くに見える町の風景が城と同じ灰色なので、町全体が中世の城下町そのまま、中世の絵本を開いたようでした。
フジェール城
港町ヴァンヌ、巨石群の町カルナック、リゾート地キブロン、石造りの村ロクロナン、“地の果て”ラ岬を、英語ドライバーの専用車で巡りました。おもちゃ箱から飛び出したようなかわいらしい石と木の古い街並みや、古い城下町の風情たっぷりの石の町、曇り空の似合う断崖絶壁のラ岬など、どこも素晴らしかった。
専用ドライバーがスーツで現れたのは意外でしたが・・・。
ヴァンヌ
ロクロナン
悩んだ末に、パリからの日帰りではなくエトルタ1泊にして、大正解。市内は古くてかわいい家がギューッと詰まっている感じで、レストランもお土産屋もおとぎの国から現れたよう。知らず知らずに浮かれてきます。
ホテルは高台の中腹。エントランスの脇に広がるガーデンテラスからの断崖の眺めは絶景！！最高です！
モネにも描かれたそそり立つ断崖の景勝地、エトルタ。
ホテルから海を望む断崖散策に出かけます。ゾウの鼻のようなアーチを描いて海に降り立つ岩は、それだけで絵になる芸術的な風貌。岩肌は白く何重もの層になっていて、海を望む白亜の城のよう。空にはたくさんのカモメが飛び、足元にもやってきます。登っていく道にはいろんな小さな花が咲いていてのどかな風景。右下には海、左手にはゴルフ場。
海岸を歩いた後、海が見えるテラス席でビールで休憩。優雅で贅沢な時間に大満足でした。
エトルタの断崖
エトルタのホテル（ガーデンテラス）
エトルタからの帰りにルーアンも観光し、パリに戻って午後も翌日もゆっくり観光する時間がありました。これも担当者の配慮の賜。なんといっても日没が遅く、21時を過ぎても明るいのです。
パリは3回目でしたが、セーヌ川クルーズは初めて。20:20発でもまだ夕暮れでそんなに寒くなかったし、たった1時間でパリを制覇した感じに大満足でした。
ルーアン（サン・マクルー教会）
セーヌ川クルーズ
西欧で初の、ほぼフリー観光。ホテルへの移動に気を取られ、列車やバスの時間に気を揉み、「ガイド不在」の概念が少し欠落していて、現地情報が乏しかったのが残念でした。いや、フランスガイド本は持って行ったけど、かの地の情報は片側1ページあるかないかの状態で・・・。
慣れない列車やバスを乗り継いでの旅は、それはそれで楽しく、何より、現地でのんびりする時間が多かったのが良かったです。時間に拘束されず土産屋やカフェを満喫したり、断崖をまったり散歩したり。全く読めないフランス語メニューにはお手上げでしたが・・・。それはそれでいい思い出。
こんな素敵な時間を手配してくれた担当の方に、本当に感謝です。ありがとうございました！！
ブルターニュとノルマンディー、地図を見ると近そうで、1回の旅行で一緒に行けたら！と思いますよね。今回、リクエストをうまく満たす事の出来る旅程がご案内出来て良かったです。お花の鮮やかさと空・海の青さが映えますね。
