THE KENNEL CLUB主催
世界最大のドッグショー「クラフツ」参加の英国7日間

期間:2011年3月9日~2011年3月15日
福原 様

GON-000521

3月10日~13日までバーミンガムの

NECで開催されたクラフツ展を見学しました。

世界的レベルで行われるドッグショーは、日本でもアジアインターナショナルがありますが、世界最古の歴史を誇るクラフツ展は、ドッグショー本来の意義をそこここに感じ取ることのできる素晴らしいイベントでした。

それに加え、ショーだけではなく、犬がいる生活の中で人間と犬との関わり方において先進国であるヨーロッパの姿勢は日本人として、学ぶ面が多々あり、今回の見学はただ良い犬を見る為だけでなく、たくさんの事を感じ、学ぶ事ができた有意義なものでした。

ショー会場正面玄関
ショー会場正面玄関


会場は大きく分けて5つのホールと1つのアリーナ(特別会場)があり、各ホールにリンクが6つずつ位あるのですが、日本でのショーリンクとは違い、どのリンクにもギャラリーとの間にロープの仕切りがなく、ラフな感じが印象的でした。

ギャラリーが犬を連れて最前列で見ていて話し掛けたり、出陳している犬が、ギャラリーに愛想を振りまいたり、楽しそうな場面もよく見られました。審査に関しては1頭あたりとても丁寧に見られていました。

ショーリンクの様子
ショーリンクの様子


パドックでは犬も人間もリラックスしていて、ケージに閉じ込められている犬は少なく、他の犬が通ったり、知らない人がのぞいても吠えたりせず、くつろいでいました。ショードッグにもきちんとしつけがされているからでしょう。

日本のパドックはぴりぴりした雰囲気があり、あちこちで、けたたましい声を聞くのですが、そう思うのは私だけでしょうか?



会場には身体の不自由な方々もたくさん訪れていて、その人たちのお手伝いをする介助犬があちこちにいました。ちなみに写真のウェスティは昨年のクラフツ展で最優秀介助犬に選ばれた子だそうです。

クラフツ展では、毎日様々なガイドドックや使役犬に対する評価などもされていて、このウエスティは今年の最優秀犬に賞を与える為に来場していたそうです。



TV局の撮影がされていました。このときは盲導犬の体験を紹介していました。

その他にも、色々な場所で違った内容の取材がされていて、その様子は4日間TVで放送されていたようです。
イギリスの人々の犬への関心の高さが伺えます。



会場には、イギリスのケネルクラブに登録されている全犬種それぞれのブースが設けられていて、各ブースではその犬種の紹介や飼い方などをボランティアの人々が(勿論、その犬種に精通したブリーダーさん達ですが)説明したり相談にのったりしてくれます。

これからこの犬種を飼ってみたいと思う人には、大変ためになるものだと思いました。



アリーナ会場ではアジリティの大会をしていました。その他にも時間ごとに、フライボールやドッグダンスなど様々な競技を全日やっていました。

また別のホールでも、しつけの仕方の実演、犬種の説明、ガイドドッグや軍用犬のデモなど、本当に盛りだくさんのプログラムで、全ては見尽くせない位、ショー以外にも見所が満載でした。


ツアープランナーからのコメント

旅行記とお写真ありがとうございました。
ドッグショーのイメージしやすく、犬と観客とでかなり賑やかな様子が伺えました。有意義な旅行となり良かったです。ご利用ありがとうございました。

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