イタリアの地方都市は
独自の歴史と文化を現在にいたるまで変えることなく伝えているところが多い。いままでイタリアは何度も訪れているが、今回は中世とルネッサンスの時代の面影を色濃く残す町や村を訪ねてみた。
中でも、かつてのパルマ王国、マントヴァ公国、ウルビーノ、シエナ共和国、オルビエートなど大変印象的だった。
それらの町はかつては、共和国であったり、公国であったりしたが、時の権力者がつくりあげた町の大聖堂や宮殿など、その時代背景を現地のガイドからの説明をうけると大変興味がそそられた。
やはり専門家の解説はとても重要な旅の要素であると再認識させられた。そして、それらの理解が深まると旅はさらに味わい深いものになる。