2012年7月7日から9日間、クロアチアに行ってきました。
テレビの旅行番組や雑誌などで見て、ずっと憧れていたドブロヴニクの街の風景。そこで今年の旅行は、クロアチアに決めました。
クロアチアは世界遺産がいくつかあり、周遊するという案もありましたが、「のんびりしたい」「アドリア海で泳ぎたい」という思いから、今回は首都のザグレブ3泊、ドブロヴニク4泊のプランをパーパスジャパンさんにお願いしました。
パリ経由でザグレブに入り1泊し、次の朝すぐにドブロヴニクに向かいました。
ザグレブの中央バスターミナルから空港バスで30分、ザグレブ空港に行き、そこからクロアチア航空のプロペラ機で約1時間。名物のパプレニャック(ジンジャークッキー)の機内食(?)を食べているうちにあっという間にドブロヴニクです。
ホテルは旧市街から徒歩7~8分のところにあり、プライベートビーチもあるエクセルシオール・ホテル。
旧市街も楽しみたいし、ビーチでのんびりしたい私達にはぴったりのロケーションです。
今回結婚20周年記念の旅なので、ちょっと贅沢にシービューのお部屋をリクエストしたのですが、部屋からはドブロヴニクの旧市街もアドリア海も見えて感動!部屋も広く、バスタブもシャワーブースもあり、アメニティーはロクシタンです。
担当の岩越さんからクロアチアの白ワインをいただき、さらに感動です!
気温は32度。さっそくプライベートビーチへ!
ドブロヴニクに滞在している5日間のうち、隣国のモンテネグロに行った日以外は、午後は毎日泳いでいました。あまり暑くならない午前中に観光や買物をして、午後はビーチ&プール&サウナという毎日。本当にのんびり過ごすことが出来ました。ビーチからも旧市街が見えます。
クロアチアの食事はイタリア料理に近いものが多く、ピザやパスタ、リゾットをよく食べていました。
あとは、新鮮な魚介類!名物のタコのサラダやイカを焼いたものなど。スパイスの効いたハンバーグのようなチェバブチチという料理も美味しかったです。
ホテルの朝食も、パンやおかずの種類も多く最高でした。
しかも旧市街を眺めながらの朝食!やはり、眺めのいい外の席が人気です。朝からスパークリングワインを飲み、たくさんの種類のチーズと生ハムを食べ「リゾートしてるな~!」という毎日。
私はスパークリングワインにカットフルーツを入れてサングリア風にしたり、オレンジジュースを入れてミモザにしたり、アレンジして毎日楽しみました。朝からとても幸せな旅行です。
ドブロヴニクの旧市街は小さな街なので、観光名所は半日で見ることができてしまいます。また、7月はヨーロッパ中から観光客が来るので11時を過ぎるとかなり混んできます。そこで、9時くらいから観光をしたり、買物をして、ランチをしてからホテルに戻り、午後はビーチでのんびりというリズムができあがりました。
観光は、城壁1周を1時間かけて周ったり、スルジ山のロープウェーで旧市街を見下ろしたり、世界で3番目に古い薬局と言われるところで、筋肉痛のクリームを買ったり(笑)。野良猫たちの写真を撮ったり、青空市場で試食したり、暑くなったらアイスを食べたりとさまざまな旅を楽しみました。
ドブロヴニク滞在3日目に隣国モンテネグロへの日帰り旅行の手配をお願いしていました。英語を話すドライバーさんが朝の9時に迎えに来てくれて、パスポートを持って出発です。コトルとプトバの2つの街を訪れました。
コトルの街に着く少し前に、教会がある小さな島がありました。神のお告げにより、住民が石を埋めて人工的に作った島に、教会を作ったという逸話が残っている教会です。対岸から小さなボートで渡り、30分ほど教会を見学しました。こじんまりとしているけれど、なんだか印象に残る素敵な教会でした。
コトルとプトバも城壁に囲まれた、教会と小路が美しい小さな町で、クロアチアとはまた違った雰囲気を感じ楽しかったです。
偶然にも、滞在中の7月10日からドブロヴニクはサマーフェスティバルが始まりました。初日は海岸で花火大会や旧市街の広場では舞台が作られ、ミニオーケストラやオペラなどが催されました。おかげで、混雑している旧市街がさらに混雑。
でも花火大会は、目の前の海で開催され、ホテルの部屋が特等席!ワインを飲みながら迫力の花火を涼しい部屋で堪能しました。まさか、クロアチアで花火大会に巡り会えるなんて!とても感動しました。
ドブロヴニク最後の夕食は、城壁の近くのアクアリウムというレストラン。そこの若旦那は昨年の冬に奥さんと日本に来たという日本通!銀座での写真を見せてくれました。
ここのレストランはコストパフォーマンスがよく、2階にあるので、ガーデンテラスっぽく、オープン席が多いこの街では、珍しく隠れ家的なレストランでオススメです。サービスもよく、味も普通に美味しかったです。
ドブロヴニクでの5日間は本当にあっという間に過ぎてしまいました。
ザグレブに戻るためにドブロヴニク空港に向かうタクシーの運転手さんが、日本語を少し話せる人で、いろいろ話しかけてくれ、ドブロヴニク空港の隣に鍾乳洞があるということを教えてくれました。
飛行機が夕方の便で、時間がある私達に、荷物を預けたら行ってみるといいと教えてくれたので、行ってみました。意外に広く、奥深く、そして涼しくて、待ち時間に丁度良かったです。
ザグレブには夜に入り、次の日1日で、市内観光とお土産の購入で過ごし、翌日の昼の飛行機でパリ経由、日本に向けてザグレブを出ました。時間的にもゆとりがあり、のんびり、ゆったり過ごすことができた旅でした。パーパスジャパンさんに心から感謝です!